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カテゴリ:美術
高尾山薬王院にはたくさんの天狗さまがいる。天狗様は飯縄大権現様の眷属(随身)として、除災開運、災厄消除、招福万来など、衆生救済の利益を施す力を持ち、古来より神通力をもつとされ、多くの天狗伝説や天狗信仰があり、神格化されている。高尾山は、飯縄信仰と共に天狗信仰の霊山だと知った。
確かにこれほどたくさんの天狗がいる寺院はそう無い。表情豊かで観ていて飽きない魅力がある。力強く頼りになりそうだが、反面ユーモラスで庶民的。同じ力強さでも持国天や増長天などの格調高さが無い分、親しみやすい。
薬王院飯縄権現堂前の大天狗・小天狗 真っ赤な顔と高い鼻、団扇を持ったの大天狗。その神通力で開運をもたらす。 青い顔にカラスのような嘴、剣を構えた姿が小天狗。別名烏天狗。その剣で魔を断つと言う。
菰の下にまします天狗さま (冬牡丹のように菰で保護されている?)
天狗のルーツは赤い顔をしたサルタヒコ神(鼻が高いまたは長い)と青い顔のカルラ天(くちばしがある)と言われている。確かにどのペアも鼻が高いのとくちばしがとがっているペアである。
山伏の姿に近い天狗さま
歌舞伎役者が見得を切るような豪快なポーズで迫る、いや、逆か。歌舞伎の見得はこのポーズから生まれている?! こうして見比べると実に面白い。どれも類似のポーズをとって左右1対である。カルラ天系の小天狗は持ち物が剣や金具(?)でサルタヒコ系の大天狗は必ず八手のような大団扇を持っている。色もサルタヒコの赤とカルラ天の青に分けられていて原型に忠実である。いやあ、楽しい!!。大発見だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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