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カテゴリ:健康生活
このところ、私の下肢は閉塞性動脈硬化症になっているのではないかという恐ろしい疑惑に苛まれている。9月9日~12日に北アルプスの北鎌尾根縦走を試みて敗退してきたことは既にブログで報告済である。ここで再度その時とは異なる観点で状況を思い出してみる。初日の合戦小屋経由大天井ヒュッテまでがふくらはぎから下に力が入らなくてすごくしんどかった。でもそれは糖質制限していたので筋肉に力がないのだと思っていた。その夜、山小屋で寝ている時、両足ともふくらはぎから下がスースーして涼しいという感覚があった。翌日の貧乏沢下りと天井沢登りはかってないだるさで足が前に出ず、重い脚で行動せねばならずすごく疲労困憊した。その夜も下肢には涼感が続いていた。最後の日は槍ヶ岳から下山でこの下りは何とか通常に行動できた。
帰宅してからもその涼感は続いたが、休養して糖分をしっかり摂れば回復するだろうと考えていた。所が回復しないのだ。焦ってお餅を何個も食べたりして糖質補給を頑張ったが体重が増えただけで下肢の涼感は止まず、更に重だるさまでもが加わってきて、いつもピリピリ震えているような感覚が続いている。下山後2週間過ぎても下肢の違和感は収まらない。さすがに何か原因があるのではないかとネットで調べたら、私の症状がたくさん当てはまっている病気に閉塞性動脈硬化症というものを発見した。要するに足の動脈硬化である。 私は既に狭心症で冠動脈にステントを留置している前歴がある。今ここで下肢が動脈硬化になっても何の不思議もない。動脈硬化して下肢に血液が回らない状態で上り坂を登るのは厳しい。きっと私の足は少しづつ動脈硬化を起こしつつあったのだ。ここ2年ほど前からとにかく登りがしんどい上、速度がすごく落ちてしまい、スピードが出ないので苦労していた。栄養をしっかり摂り、トレーニングもしっかりやっていたので明確な原因はわからず、結局これが老化ということだと自分をなだめていた。登山の時も日常生活でも同じ状態だった。もちろん老化はあるがそれだけではなく下肢が動脈硬化を起こしていたと考えれば納得がいく。何てことだ。悲しい。辛い。この足の状況だと長距離で長時間を要するバリエーションルートはもう無理だ。予約していたすべての山行をキャンセルし、すぐにでも病院にいくしかない。病院も何科を受診すればよいのか、近くにそんな専門的治療ができる病院があるのか。不安だらけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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