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カテゴリ:登山
11月18日土曜日、NHKBSで「未踏峰への挑戦~野村良太のヒマラヤ日記」という番組を観た。野村さんの北海度分水嶺大縦走を観て、彼の素朴な人柄と粘り強さに共感するものがあって好感を抱いていた。そこに今回の挑戦者4人のうちの1人杉本龍郎さんとは友人なのでもうこれは必見だったのだ。
内容はとても素晴らしいものだった。ドキュメンタリーではあるがまるでドラマだった。登頂を巡って4人の登山者がはっきりと自分の考えをぶつけあう。誰も登ったことがなくトレースのない未踏峰にチャレンジするわけだからきれいごとではすまない。全員登頂を成功させるためには4人の足並みが揃うことが重要だが、中々そろわない状況もかいま見えた。隊長と隊員それぞれの思いが交錯する。 更に最初は稜線ルートを探りながらも困難と判断し、氷河ルートに変更。そして杉本さんは氷河に転落してしまう。幸い無傷で自己脱出した。彼はガイドであるが、ガイドだからと言って誰でもできることでもない気がしている。 最終的に氷河ルートも困難が多くて登頂を断念して帰国した。無念だったろうが止むを得ないとう所だろう。 野村が植村直己冒険賞を受賞しているネームバリューで「野村良太のヒマラヤ日記」のタイトルがついてるし、実際に彼の日記も出ていたが、私はどちらかと言うと杉本さんの活動と存在感が大きかったと感じた。 日本の若い世代が未踏峰にチャレンジしていく力強い姿が輝き、力強かった。良い番組を観た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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