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カテゴリ:美術
4月30日火曜日。旅も最終日になっていた。高知城を巡ったあと、飛行機のフライトまでの時間と方向も考慮した結果、県立美術館が最適ということがわかった。土佐電鉄のごめん行に乗って美術館前で下車し、葛川を渡って美術館へ。まず美術館の建物と敷地が広大なのに驚き、次に建物の周りに水の回廊が作ってあって水が流れているのに目を見張った。折から高知の暑い陽射しを浴びて水はキラキラと輝き、まるで南仏みたいだった。(南仏に行ったことはないんだけど絵画で観た印象)
巨大な美術館では常設展がシャガールがメインで企画展はフィンランドのガラス製品を見せるイッタラ展を開催していた。飛行機の時間があるので常設展だけにした。好きなシャガールの割と小さな作品が一室に30点ほどまとめられていて素晴らしかった。シャガールの大作はマイホームミュージアム川村美術館にもあるがこれだけの数が揃っているのは珍しい。バレエ「ダフニスとクロエ」を作品にしたものでお馴染みシャガールの色使いや独特の現実空間とは異なる構図の絵が豊富にあってとても楽しめた。 1階ロビーにはフランク・ステラの大作が展示されていてちょっと親しみを感じた。ステラは川村美術館にいくつもあって馴染んでいる。 美術館を後にして今度はリムジンバスで高知龍馬空港に向かった。連日のタイトなスケジュールと今日の暑さに疲労感を感じ、ロビーで大休憩。土佐の柚子ジュースや馬路村のゆずゼリーを食べまくった。 よさこい鳴子踊りの鳴子 無事、四国思い出ツアーが完了しそうで大いに安堵した。再びこの地を踏む日は来ないような気がするが、行きたい所は全て訪ねたのでもう思い残すことはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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