神戸賛歌：俺たちのこの街に　お前が生まれたあの日　どんなことがあっても　忘れはしない　共に傷つき　共に立ち上がり　これからもずっと　歩んでゆこう　美しき港町　俺たちは守りたい　命ある限り　神戸を愛したい

あの忌まわしい未曽有の阪神淡路大震災に出鼻を挫かれる形の船出から球団創設２５年の歳月を経てヴィッセル神戸がイニエスタの先制ゴーに田中にや古橋の活躍もあって清水エスパルスを３－１で破って、球団史上初の「天皇杯」のタイトル奪取を賭けて令和初の元旦に鹿島アントラーズとの決勝戦に進出を決めた。

これ迄はリーグ戦でもヤマザキカップ戦でも優勝した事が無くうかんで無冠で長らく低迷が続いて三浦カズが途中で退団した途中で退団した２００５年と和田・西野と続けて監督が交代した２０１２年にはＪ２に降格という屈辱もあったがいずれも翌年には奮起して１年でＪ１に復帰している。

今年も監督の途中交代があったり助っ人勢の故障欠場もあってポドルスキ・イニエスタ・ビジャの揃い踏みはたったの６試合というチーム状況ながらも終わってみれば１８チーム中の８位という一桁の順位であった。リーグ戦の間にカップ戦や天皇杯を戦うという変則的な日程の中で今季は天皇杯を順調に勝ち抜けて球団史上初の天皇杯の元旦の決勝戦進出を勝ち取ったのである。

「令和になってこけら落としの最初の天皇杯の決勝戦の舞台でヴィッセル神戸が戦えるのは名誉な事やなぁ。」