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2022年11月26日
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拙者は元から時代劇を観るのが好きで御座るが以前は週に何本もレギュラー放映があって高視聴率の作品は回数を定めずに撮り続けていたので、「大江戸捜査網」や「銭形平次」とか「必殺シリーズ」等の長寿番組が存在していたが、いつの間にかテレビの放映パターンが春夏秋冬の四季に分けられて1クール13回の枠に嵌められる様になってから時代劇の製作が減少して来て、その上に時代劇で主演を張れる役者が育たないという悪循環になってレギュラーの時代劇は最後迄残っていた「水戸黄門」の終了で全滅となったので御座る。

しかし最近は「YouTube」なる無料で視聴出来る動画サイトのお陰で昭和の時代に観ていた作品「大江戸捜査網(里見浩太朗編)」「破れ奉行(萬屋錦之介主演)」「江戸の鷹(三船敏郎主演)」等を良く観ているのだが、何作か観ているうちに別々の作品に跨って頻繁に登場する人物の存在が気になって御座る。

その御人と申すは徳川8代将軍の徳川宗の孫にあたり徳川御三卿の田安家へ養子に入った後に奥州の白河藩主を経て老中となって「寛政の改革」を行い晩年には「楽翁」と称した「松平定信」公で、「大江戸捜査網」では老中松平定信として隠密同心を組織して配下の内藤勘解由や藤堂対馬らを隠密支配に据えたかと思えば、「斬り捨て御免!」では楽翁として三十六番所(鬼番所)頭取の花房出雲(中村吉右衛門)の支配だったり、「玄十郎必殺剣」では表向き斬首刑になった町奉行所同心神山源十郎(北大路欣也)を眠らせて別人として蘇らせる楽翁だったりで御座る。

ちなみに定信公を演じた役者は「大江戸捜査網」でも主演の役者の交代と共に老中役も多数の俳優が演じて、十文字小弥太(杉良太郎)時代は堀雄二・伝法寺隼人(里見浩太朗)時代は黒川弥太郎・左文字右京(松方弘樹)時代は劇場版の「隠密同心・大江戸捜査網.」では三船敏郎が演じてテレビでは隠密支配が幻の御前(側用人土屋伊賀守・黒沢良)の時代は永井英明で、葉月雄之助(橋爪淳パート1)では田村高廣と天竜寺隼人(橋爪淳パート2)では若林豪がそれぞれ演じて、「斬り捨て御免!」では初代の松本白鷗が「玄十郎必殺剣」では中村敦夫が晩年の楽翁を演じて候。

さて実際の定信公はというと江戸時代の汚点というべき賄賂等の横行した腐り切った老中田沼意次と息子の田沼意知父子による悪政の一掃や、天明の大飢饉からの農業の立て直しの為に立ち上がって行ったのが「寛政の改革」で御座った。悪性の大掃除という意気込みで贅沢は悪という方針から倹約を打ち出したのだが、それ迄の贅沢三昧に慣れ過ぎた将軍や大奥から倹約倹約ばかりでは厳し過ぎると不評を買って老中を罷免される羽目になったので御座る。

察するに定信公が正義のヒーローの上司として人物設定されるのは腐り切った田沼時代からの悪しき習慣を排除して幕府の浄化に取り組んだ生真面目さが作者の意図と合致して正義の組織のトップに崇められたのではと思うしだいで御座る。

「作者も違うし作品同士の関連性も無いのに不思議に正義のヒーローの影の支配として何故か松平定信=白河楽翁が頻繁に登場するけど、実際の松平定信は田沼体制の大掃除や天明の大飢饉の立て直しの寛政の改革が倹約が厳し過ぎと不評で苦難の人生やったんやな。」





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最終更新日  2022年12月02日 17時47分20秒
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