水玉さん
ロンドン・アイや国会議事堂、ロイヤル・フェスティバル・ホールや映像センターなどのある、テムズ川沿いを歩いていたら赤地に白の水玉が目に付いた。日の丸と逆パターンだが、最近、白い水玉模様のファイルや筆箱をスーパーや文房具店で見かけるので、きっと水玉がはやっているんだろうな、と思いつつ近づく。水玉といえば、草間彌生さん。以前、こちらのブログで教えていただいてから、気になっていた。興味を持つと、それに対してアンテナの感度が上がるようで、以来、よく彼女の作品を目にする事が増えていた。そんなことを考えながら、派手な水玉模様の布で包まれた街路樹に差し掛かると、足元には。あぁ、やっぱり!!草間彌生さん、お目にかかりたかったです。日本まで行かないと(作品に)お会いできないと思っていたのに、わざわざロンドンまでいらしていただいて・・・感謝。作品に触れることができるのは道端展示の醍醐味である。あたかも点字を読むかのように、私は彼女の作品を鑑賞した。楽しかった。ついつい顔がほころぶが、とめられない。数日後、地下鉄の駅でこの展示会の宣伝が開始された。あの日、テムズ川を歩いていたのは、偶然なのだが、偶然というよりもむしろ、何かに導かれたというのが適切である。導いて下さった、崇高な力に感謝します。お手数をおかけしますが、コメント・感想は目次ブログにお願いします。