おそるべしエド・はるみさん
先日ふとつけたテレビで、エドはるみさんがいろいろな場所でにしおかすみこさんと、食事をする番組があった。ネタ披露しか見たことがなかったので、そのトークの切り替えしに驚いた。そして昨日、彼女の特集の番組をしていて、またまた驚いたことがあった。なんでも彼女は、若い頃から女優を目指して20年頑張ったが、芽が出ずに最後のチャンスで吉本のスクールを受験。そこで出した履歴書はひと回り若く28歳と記入。面接官が「えっ!?」と思い干支を聞いてもすらすら(それはひと回りだとね・・)。エドはるみさん曰く、40歳で普通にだしたら、ただのおばさんで落とされる。インパクトが必要だと思ったそう・・・恐るべし。とにかく28歳で貫き通した彼女は合格し、1年間の研修生に。そしてそれからがすごい。誰よりも早くきて、スクールのトイレ掃除をしていたそう。トイレ掃除はツキを呼びますが、わかっていて実行したのかはてさて。また「ありがとうございます。感謝します。」の連発で五日市さんの本も読んでいるのでは・・と思わずには言われない。また再現ビデオで、同期が演技をしているときに周りは大笑いをする中、必死で笑わずノートをとる姿が・・。実は以前ブログに書いた「紳竜の研究」で島田紳介さんが、俺達は仲間や先輩の芸をみても、笑わない。笑うと聞いたことが飛んでしまう。だからぴくりともせず聞いている・・と話していたことを思い出した。吉本はどんな売れっ子になっても、1年目の新人にはマネージャーはつかず、ひとりで電車で現場をまわるそうだ。彼女も衣装を入れたケースを引き移動。3月はテレビに登場しなかった日が、なんと1日しかなかったというのも、おそるべし。ちなみに彼女のネタ「ぐう~っ」は英語のGOODで、よい言葉が子供達にも流行っていると、歓迎の空気が大きいようだ。彼女は最後に、20年本当に仕事が欲しかったので、今はできるだけ長く精一杯仕事をしたいと話していた。流れの速い芸の世界、頑張ってほしいなあ~と思うと同時に、みんなに支持されるのは、やはり理由があると思ったのである。