ラブコメディアン・モーリーのブログ

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『第７話　決意の夜！』＆『第８話　大隊長ローズ』感想

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第７話では魔族との戦いにおもむく前日の物語。

ただ、不安な気持ちを抱いていたのは、
主人公の​ウサト​ではなくカズキだった。

彼の場合は元々の性格もあるだろうが、
ローズから鍛えられているウサトと異なり、
カズキのほうは常識的な訓練しか受けていない点も
影響しているのかもしれない。

キツイ鍛錬というのは身体面、技術面の向上以外にも、
それを乗り越えたことで精神面が強くなれるという話もある。

ただ、前回のスズネ先輩もそうだったが、
カズキにも元の世界で弱音を吐けるような
相手はいなかったのだろう。

勇者として召喚された２人が、
オマケでついてきた主人公に精神的に救われるという、
ユニークな構図になっているのが本作の特徴だ。

まあ、２人が実際に回復魔術で身体的に救われるのは、
もう少し先になりそうではある。

そしてウサトに救命団の制服が与えられることになった。

彼の制服姿はオープニングですでに見ていたが、
本編では初めて袖を通すシーンはグッと来たし、
なかなかカッコイイデザインだと思った。

第８話は５年前、つまり大隊長時代のローズの回想が描かれる。

その時はまだ救命団が存在していなかったので、
ローズ自身は騎士の部隊を指揮していた。

以前、彼女は自分に慢心があって
部下を死なせてしまったような言い方をしていたので、
性格に変化があったのかと予想していたが、
それほど違いは感じられなかった。

部隊の雰囲気は今の救命団とほとんど変わらなかったし、
隊員にも相当厳しい訓練を課していた様子。

しかも、アウルという比較的若い女性を、
副隊長に抜擢するなど大胆な人事も行なっていた。

ちなみにアウルに関しては、
性格は異なるがウサトに共通するところがあるため、
この２人を重ねて見ているところはあるかもしれない。

とりあえずこの回は何事もなく終わったが、
誰１人現代で生き残っていないところ見ると、
まあ、そういうことなのだろう……。

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過去の記事はコチラ

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▼『第1話　巻き込まれて異世界！』＆『第2話　地獄の始まり！』感想
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▼『第３話　過酷！ リングルの闇！』＆『第４話　救命団員ウサト！』感想
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▼『第５話　ウサト、再び森へ！』＆『第６話　迫り来る危機……！』感想
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