美作的日々

記事整理のため、
過去記事をアップしなおしたりしてます。
ちょっと紛らわしいけど、
サイトはそのままですので、宜しくお願い致しますっ

久々に　　　　　　
「やっぱり猫が好き」2005年新作
のDVDを見ました～

　　　　　　　　　　　　
このドラマ、CX系の深夜に放送されていた
最初のシリーズ（浦安編）の頃は学生だったので（年ばれる）
リアルタイムで見てましたね。
夜中に友達と電話しながら
お互いの部屋のテレビを一緒に見て、大笑いしたり。

初めは、ワンシチュエーションドラマというものを知らず、
「３人しか出てこないし、
場面変わらないし、なんだろ、このドラマ？？」
って思っていて、
しかも見たことあるのは三女・きみえ役の小林聡美さんくらいで。
もたいまさこさんと室井滋さんは、ドラマで１回づつくらいしか
拝見したことなかった。

しかーし！
もうこの３人の、台本があるんだか無いんだか（ホントはある）
全部アドリブなんだかわからない、
絶妙な掛け合いにどんどんはまってしまうワケ。

初期のころは、深夜枠だったこともあって、
物まねやら実名の芸能人の話題やら
満載で、やりたい放題たったよな～～って感じ。
かなり面白かったなあ・・・

ゴールデン（平日の19時）になってしまった
第３シリーズ「新・やっぱり猫が好き」は
そういうはじけた部分が激減しちゃって、残念でしたが。

だいたい若手の？脚本家さんが台本書いたりしているらしいけど、
やっぱ今をときめく三谷幸喜氏の書き下ろし作品が多かった
第２シリーズ「幕張編」は、
どれも面白すぎ
今でこそ、三谷氏を初めとして
「ワンシチュエーションコメディー」
を書く人は多いと思うけど、
あの頃は、場面も変わらず登場人物も変わらず、
の設定がとても新鮮でした。


で、この新作ですが。
さすがに皆さんお年を召された感はヌグエナイ
そりゃそーだよ、最初の放送は1988年！！！
はぁ～、そんなに前なのか～
そりゃ、お肌の衰えとか動きのキレとか、
年月を感じさせるのは当たり前。

でもでも！
３人の絶妙な間合いとか、ゆるーい感じとか、
アホらしい事を徹底的に突き詰めていく感じが、
変わらず楽しめます。
レイちゃん（室井滋）、相変わらず”顔はって”ます、
もう売れっ子女優なのに
あそこまで出来るのはレイちゃんだけ！！！

欲を言うなら、やっぱ落ちは弱いな～
脚本が、私の好みかどうか、ってことでしょうけど。
三谷脚本で抱腹絶倒を経験しているモノにとっては、
最近の新作はモノ足りないな～～ってのが正直なところかな。

これから「やっぱり猫が好き」を経験する人は、
初期（特に幕張編）の
名作から見ていくことをお勧めします