美作的日々

記事修正中です。
テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています･･･
懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、
暖かい目で見てください・・・・

華流.netによると、
冬冬くんが出演した2004年放送中国のドラマ、
記憶的証明（記憶の証明）が
動画配信サイトで配信されるそうです。

　 　　　　　　　　　　

不覚にも、昨日一日中外に出ていて、
記事にするのが遅くなってしまいました～

以前調べてみた関連記事によるとこのドラマ、
2003年に制作されたが、
題材が外交問題に関わっているため、
これまで何度も修正されたそうで。
検閲に１年半を費やしているとか・・・

同ドラマは第2次世界大戦の時代を描いていて、
日本でさまざまな虐待に遭った中国人労働者のうち、
唯一の生存者が戦後、証拠探しのため日本に渡る、
というストーリーらしいです。

劇中で「岡田」という姓の登場人物を演じた
俳優の矢野浩二さんは、
「私が演じたのは『日本の侵略者』だとわかっているが、
後悔していない。このドラマは日本最大のテレビ局、
NHKが放映し、より多くの日本の若者に見せるべきだ。
なぜなら日本の若者は過去の歴史を
あまり知らないからだ」と語った。
劇中には日本語の台詞も多く出てくるが、
視聴者のためにすべて吹き替えされた。
自らもアフレコに参加した吹き替え担当制作会社の喬臻社長は、
「このドラマのために最高のスタッフを用意し、
作業も非常にスムーズに進んだ。
このドラマの深い内容がわれわれを動かしたと言えるだろう」と語った。

との記事があります。
動画での冬冬くんは、そりゃ～見たいですが、
その前に、このドラマの
”重さ”を理解しておきたいですね。
出演者、製作者、放送した中国側ＴＶ、
日本のＴＶ、いろんな思い、考えがあると思います。
我々が普段「華流」「台流」と興味を持ち、
お互いの文化に接している日常とは
全く重みの違う、根深い歴史的な亀裂を感じずにはいられません。

　　　　　

戦争経験者世代だけではなく、日中の若い世代でも、
相手の国の人に対し蔑称を使ったり
お互いを理解する前に罵りあったり
憎しみを込めて語る人はたくさんいます。
靖国問題関連の記事を読んでも、
考えさせられることはたくさんあるし、
日中やアジア諸国の関係を考えると気落ちが暗くなったりもします。

ただ事実を事実として捉える、ひとつの方向ではあると思います。
そういったいろんなことを踏まえた上で、
見てみたいかな、と思いますね。