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カテゴリ:好き好き!本・雑誌
もう4月も半分以上過ぎたのに、
本は遅々として進まず ここ数年で、一番読んでないのでは 東京観光 中島京子 あらすじ アパートの水漏れがきっかけで、下の階に住む男と 親しくなったあかり。 男はある日、奇妙な相談を持ちかける。 「俺と、部屋を交換しない?」(「天井の刺青」)。 街のあちこちに灰色の公衆電話が存在していた、あの時代。 初めて東京を訪れた私が泊まったホテルの部屋には、 なぜか外国人女性が住んでいて…(「東京観光」)。 植物園の鰐/シンガポールでタクシーを拾うのは難しい/ ゴセイト/天井の刺青/ポジョとユウちゃんとなぎさドライブウェイ/ コワリョーフの鼻/東京観光 の7編。 なんというか・・・ どれもこれも、とても不思議な感じがしました。 読んだことがないようなタイプの話だったというか・・・ だからとても新鮮だった。 下の階に住む男と部屋を交換する話は、 ラストが、ええっっ って感じで、なんとも言えない結末だったし 泊まったホテルの部屋には外国人が住んでいた、 という話も、いいんだかなんなんだか、 自分がそんな目にあったらちょっとビビるし、、、 シンガポールでタクシーを拾うのは難しい、も 序盤は主人公の女性にものすごく共感したんだけど、 ものの見方をちょっと変えると、物事の本来の姿が見えてきたりね。 どの話も、現実的なようでいて なんかファンタジー感、それも必ずしもウキウキなファンタジー感? じゃないんだけど、ありそうでなかったような話ばかりで、、、 すごく興味深く読みました。 東京観光 集英社文庫 / 中島京子 【文庫】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.04.17 19:20:21
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