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カテゴリ:好き好き!本・雑誌
とっくに読み終わってるんだけど
記事ため込んでました・・・ サラバ!(中) 西加奈子 あらすじ 両親の離婚、そして帰国。母の実家のそばに住む母子三人は、 次第にバラバラになっていった。 母は頻繁に恋人をつくり、サッカーに興じる歩は高校で 同級生の須玖に影響を受けていく。 姉は、近所に住む矢田のおばちゃんが宗教団体の教祖のように 祀り上げられていくなか、次第にそこに出入りするようになった。 そして、阪神淡路大震災が起こった。それは歩の生活にも暗い影を落とし、 逃げるように東京へ向かう。 脳が蕩けるような学生生活を経て、歩はライターになった。 だが、その先で、ある取材を依頼される。そこには変わり果てた姉が絡んでいた。 まだ、着地点が見えなかった中巻。 家族が一番幸せだったエジプト生活、 親友ヤコブと充実した日々だった歩は、 相変わらずうまく立ち回ることを重点に生活していて ある日突然両親に起こった出来事と不協和音を 小学生だったこともあって突き詰めることもなく、、、 帰国すると、またも姉貴子は怪しげな言動を繰り返すように・・・ たしかに、私も貴子のようなタイプは苦手だから おそらく歩のように当たらず触らず、 距離を取って関わりたくない、と思って生活するだろう。 母親のように、着飾ってどんどん恋人を変えるタイプも苦手、 身近にいたら見たくない、と思って きっかけがあったら離れていくだろう、 だから大学生になって東京に出て行った歩の気持ちはよくわかる。 女をとっかえひっかえ、やるだけやってさよなら、みたいな 典型的な堕落した生活してたけど、 それもうっすらわからんでもない、というか。 だから、まだなんとなく歩の味方、みたいに読んでいた中巻でした。 左足から生まれたところから始まって、 学生時代のバイトの延長でライターの仕事をはじめ、 その間、なんどかちゃんとした彼女もできた歩。 そんな成長を外から見ている感じ。 姉や母親と距離をとっていたせいか、 少しだけ落ち着いたと思っていたのに、、、、 東京で、妙な活動をしているのが姉らしい、という情報を得て、 また不穏な空気が、、、、 というところまで話が進んでいます。 サラバ! 中/西加奈子【1000円以上送料無料】 サラバ! 上 小学館文庫 / 西加奈子 【文庫】 サラバ! (下) (小学館文庫)[本/雑誌] / 西加奈子/著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.21 12:01:18
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