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カテゴリ:好き好き!本・雑誌
昭和の半ばの作品だけあって、
時代背景とか、生活面とか 人のたたずまいとか、、、 ものすごく懐かしさを感じる。 丁寧に生きていた、昭和の時代・・・って思う。 砂の器(上) 松本清張 あらすじ 東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。 被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした 必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は 他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。 今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。 だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。 実は、初、松本清張・・・ 何度か映像化されていて、私はおそらく中居正広主演ドラマ、 で初めて見たかな。 もうずいぶん前の作品だし、かなりの部分忘れてるんだけど、、、 すごく印象にあって、その原作をいつか読もう、、、と思っていたら 実家にあった これも冬休みに実家から持ち帰ったものなのだ。 上下巻なのだが、この上巻は事件が起こって 今西は東北でヌーボーグループと呼ばれる新進文化人たちを見かけ、 なにか関係するんだろうな、、、と思わせつつ 今西が見つけた小さな糸口も、ことごとく無駄足で なかなか事件が解決に向かわない。 解決の糸口か?と思われるものがすっと消えていくような、、、、 そんなもどかしい上巻でした。 ドラマ見たのもずいぶん前で、ほぼ忘れていたので なんか新鮮に読み進められる。 そして、今西の妻や、事件にかかわる女性たちが 現代から見ればとても奥ゆかしく、言葉遣いも丁寧で そんなところに時代を感じます。 今西も、足を使って調べ歩き、時には古い新聞など探して アナログなイメージだけれど、確かにそういう時代だった。 昭和48年発行、となっているからね。 上巻おわるのに、なんか全然解決に進んでない??? と思いつつ、下巻に続く。 砂の器 上/松本清張【1000円以上送料無料】 砂の器 上 松本清張ドラマスペシャル 砂の器 DVD-BOX 【DVD】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.31 19:53:43
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