100円のスカート
オークションの出品物にウール地のものが増えてきました。やっぱり季節を先取りするのが売れるコツって事なのかな?しすぎても売れない気がしますけど。。。そんなわけでウール100%のホコモモラのスカートを100円で落札しちゃいましたよ~。熊本から遠路はるばる送られてきたスカートは、流石に使用感ありあり。送料込みで180円なんだから、贅沢言っちゃだめですね。裾まつりのとれた所が前の持ち主の手でリペアされているし、生地も全体に毛羽立ってます。裏地は縫い目が一部伸びていてしわしわ、おまけに裏地と表地をとめてあるはずのヒモがとれてます。でもそれらはほぼ出品説明に明記されていた事なので納得ずく。問題になるようなシミや破れ、虫食い等はなくて一安心。 後はリペアの腕がなる!!まずは手洗い。ウールだろうかシルクだろうが大丈夫。 コツはお湯の温度と丁寧な押し洗いと15分間の付け置き。すすぎもぬるま湯で、仕上げの柔軟剤も5分くらい付け置き。脱水機にかけるのは最後に短く一度だけ。あと、干す時も重要。ここで型崩れをチェック。乾いたところで表面の毛羽を毛玉カッターで除去。生地に穴を開けないように丁寧に。横から光に透かすようにしてチェックしつつやると効果的です。つぎに裏地のリペア。今回は縫い目の伸びはアイロンで押さえるだけにしました。やぶれていた訳じゃないし。ただ、裾付近の縫い目は弱くなっていたので、今後やぶれたりしないように糸で補強。同色の糸でやると凝視してもほとんど判りません。表地の裾まつりは、結局全部ほどいてやりなおしちゃいました。だって。。。かなり下手だったんですもの。。。(^▽^;) 糸がういてるぅぅぅ・・・青いチェックのセミロングスカートなんだけど、裾近辺が3回切り替わってるメチャメチャ凝ったデザインで最後の段がバイアス地でフレアーになる感じ。まつりがきちんとなっただけで、裾のフレアーがちゃんとでるようになって嬉しい。もちろん表地と裏地をとめるヒモのところもちょちょいっとなおしましたよぅ。仕上げにアイロンを全体にしっかりかけたら、すごく綺麗になりました。言うまでもないかもだけど、表地の縫い目のとこを表からアイロンしちゃだめですよ~。裏から、縫い代がアイロンのふちの上に乗るようにかけると表にひびきません。縫い代を割るときはその下の表地に影響でないようにそっと。最後の仕上げで表からあたるときは、アイロンを浮かせ気味にするとナイス。最後につるして、もう一度チェック。毛羽のとり逃してるとことかにもう一度毛玉カッターあてつつ、全体のバランスをみます。言わなきゃこれが100円でゆずってもらった古着だなんて誰にも判らない仕上がり。ああっ、でも言いたい。<馬鹿このスカートを中心に考えたコーデででかける、秋のお出かけが楽しみです。リペアは私にとって楽しい趣味のひとつなので100円のスカートはあくまでも100円のスカートなのですが。でも実はアルバイトの針仕事でお金もらってた事とかもあります。学生の頃だけど。そゆ意味じゃプロなので、ホントは私が手をかけた時点で100円じゃなくなってるのかなぁ^^;実際に、いくら趣味だからって人の分までやろうとは思わないですしね。。。。