カントリーサインで訪ねる檜山の見所!【上ノ国町編】
檜山振興局新幹線観光対策室です。今回は檜山の最南端、上ノ国町です 上ノ国町 ○人口/5,638人(平成25年6月末日現在)○面積/547.6 平方km町のプロフィール 上ノ国町は、北海道和人文化が生まれた町で、日本海北方交易の拠点として栄え、松前藩の始祖武田信広が1470年代に築いた山城、勝山館を中心に多くの歴史遺産がある歴史とロマンに満ち溢れたまちとして知られています。豊富な海産物のほか、山あいでは渓流釣りも楽しめます。 カントリーサインの図案から... 上ノ国町の町名の由来は15世紀ごろ北海道南部の日本海側を上ノ国、太平洋側を下ノ国と称し、勝山館を擁し、日本海・北方交易の拠点として栄えたこの地に上ノ国の名前が残ったといわれています。看板正面の兜は中世時代の和人をモチーフとしています。 看板の左側に多数ある緑の半円形は、勝山館に居住していた人々の墓と推測される600余りの墳墓を、その上の白いものは、墳墓を示す白い墓標でその数の多さに驚かされます。近年、仏教様式の墓に混じってアイヌの葬法に従った墓が発掘され、和人とアイヌの関わりを示す重要な発見とされています。 勝山館にはガイダンス施設も併設されており、中には、勝山館跡の200分の1の模型や土葬墓、火葬墓のレプリカがおかれ夷王山墳墓群の一部がそのままに再現されています。【施設情報】 住所 檜山郡上ノ国町字勝山427番地 開館時期 4月第4土曜日~11月第2日曜日 開設時間 10:00~16:00 入館料 大人200円(団体160円)/ 子供100円(団体80円) 休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日 問い合わせ 勝山館跡ガイダンス施設 電話0139-55-2400 看板の地形は、大澗ノ崎の「窓岩」。この穴の上が階段のようになっていて「神の道」と呼ばれています。 この「神の道」から夜更けに不思議な燈が上がるが、これはいわゆる「龍燈」で、海の神「龍神」が太平山の山の女神に逢いに、「龍燈」となってシャンシャンと八幡牧野を通っていくという伝説があります。数年前まで実際に沖合から「龍燈」を見たという人がいました。看板をよく見ると、火が登っている様子が描かれています。上ノ国町のエゾ地の火祭りキャラクター『カミゴン』はこの「龍灯伝説」の龍がモチーフとなっています。エゾ地の火祭りは今年も8月14日(水)午後1時から上ノ国小学校グラウンドで開催されます。カミゴンとのミニゲームや「ピエロのぐっち」によるバルーンアートイベントなど、景品つきの楽しいイベントの他、クライマックスでは8本の巨大たいまつが豪快に燃え上がり、夜空には色鮮やかな花火が盛大に打ち上げられます。窓岩へは道の駅「上ノ国もんじゅ」の裏にある階段を下りて行くと見ることができます。看板には夕日も描かれていますが、道の駅「上ノ国もんじゅ」は美しい景観が有名で、北海道ウォーカーの絶景感動部門で金賞を受賞しました。夕方には、日本海に沈む夕日と、漁り火(いさりび)が輝く美しい景観に、心を打たれます。 【関連リンク】 ・ 上ノ国町観光協会 ・ 道の駅「上ノ国もんじゅ」 檜山の観光情報はこちら!