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カテゴリ:主婦ネタ
このところ暖かい日が続いているようです。 北越地方でも去年の豪雪がウソのようで、雪の少ない日々だそうです。 おかげで各地のスキー場も雪不足ぎみになっています。
また 札幌でも通りに雪は少なく、路面すら見えているところもあるとか。 鹿児島県奄美大島では昨日は春のような気温だったそうです。 昨日は私の頭もこの温暖化のせいか、ぼーっとして半分壊れてましたので、今日はマトモに・・・ 誰じゃ 年中壊れてる なんて言うのは ----------------------------------------------------------------- ●龍郷町長雲峠の奄美自然観察の森でヒカンザクラの開花宣言 龍郷町長雲峠の奄美自然観察の森で12日、ヒカンザクラの開花宣言があった。 昨年より5日早い。 周辺には二~三分咲きが十数本あり、今月下旬ごろが見ごろとなる。 ヒカンザクラは花が下向きに咲き、ソメイヨシノなどより長く花を楽しめるのが特徴。 同森のヒカンザクラは昨年末から花が開き始めた。 「正月明けの寒波で一時止まったが、ここ数日の好天で開花してきた」 駐車場脇の樹下で同町の岡江純一郎助役が「いよいよ花見シーズン。 大勢の人たちが心待ちにしている」と開花宣言した。 沖縄県の名所・本部町より一週間ほど早い宣言。 同森周辺には約500本のヒカンザクラがあり、今月下旬ごろが見ごろで、来月中旬まで楽しめるという。 (2007年01月13日 南海日々新聞) ----------------------------------------------------------------- 別ブログでも書いていますが、長野県天龍村の竜峡小梅が例年より早く咲いたそうです。 やはり温暖化の傾向になっているのでしょうか? 岐阜・高山市 鍛冶橋(1/25 ライブ画像) 雪がありません! そして本日の本題 心の「老化」「柔軟性の低下」 けふや切るべき牡丹ふたもと 与謝野蕪村 この係助詞の「や」は、今の文法で云えば、下の「べし」の連体形に応じて、反語になっています。 「切ろうか切るまいか、やはり切るべきである」 一句の意は、未練や、とまどいか、があった末で、ここに二本の牡丹があるが、「今日もう切ってしまおう」となります。 もっと強く、「今日切るべし」と決断した句です。 さて、人間は行動を起こす時、1.目標を持つ 2.実現するための方法を考える 3.実行する 4.うまく行っているか監視する 5.うまく行ってなければ方法を修正 する といった意識を働かせる。 これをうまく機能させるには「思考力」「発想力」の柔軟性が求められる。 この柔軟性は一般に中年期がピーク。 だが、人によっては、この時期に急速に低下することがある。 これが心の老化現象。 大きな影響を与えるのが大脳の前頭葉。 前頭葉はおでこの真ん中くらいにある大脳の部分で、昔からカッとなる事を「頭に血が上る」と言います。 その頭に上る血流をダムの水門のように調節できる器官なのです。 また 手足を動かそう、話をしようという意志は、大脳の前頭葉などで決まり、運動野に伝わります。 つまり 行動を起こす前にそれを決定する器官なのです。 前頭葉は脳の中でもっとも高度な働きをする部分で、「人間らしさ」、すなわち 自ら考え、複雑な出来事を適切に処理し、行動することに関わっています。 そして 記憶の貯蔵には関係しないが、以前に記憶した物事を思い起こす際の記憶・検索に深く関わっている ともいわれています。 今の子供、ことにキレやすい子は大脳の前頭葉がよく発達していない ともいわれています。 交通事故や脳卒中などで大脳の前頭葉に障害を受けると、手足のまひや言語障害は特にないのに、自発性や集中力、記憶力、物事を総合的に考える能力が低下する ということがあります。 逆に、思いついたら即行動したり(脱抑制症状)、怒りっぽい、飽きっぽいなどの人格変化が起こることもあります。 ところで 次の28項目の生活行動は前頭葉を刺激し、プラス効果をもたらします。 1.囲碁 2.将棋 3.麻雀 4.なぞなぞ 5.カードゲーム 6.その他のゲーム 7.ギャンブル 8.新聞の購読 9.趣味的な読書 10.仕事に関する読書 11.作文 12.手紙執筆・書類作成 13.外国語学習 14.教養テレビ番組の視聴 15.教養ラジオ番組の聴取 16.講義への参加 17.通信教育受講 18.大学などへの通学 19.電卓の使用 20.パソコンの使用 21.家計簿の記入 22.役所の手続き 23.資産運用 24.計算 25.仕事の研修 26.人前での話 27.国内旅行 28.海外旅行 前頭葉の機能低下を自覚するためのテストもあります。 1つは乱数テスト。 まず 1ケタの数字を不規則に書き並べます。 100個書いて、隣の数字との差が「±1」と「±2」になるところが60を超えるようなら要注意。 頭脳が硬直化していると、差が1や2の数字を多く書きやすいという。 現代人は大脳の言語脳(左脳)をよく使い、感覚脳(右脳)をあまり使わない。 音楽や絵画など芸術に親しんだりして右脳を刺激してバランスをとることも、心の老化防止につながるともいわれます。 話は変わりますが、江戸時代の俳人で画家でもある与謝野蕪村。 60歳を過ぎてからも、みずみずしく、詩情あふれる作品を残しました。 妹が垣根さみせん草の花咲きぬ 恋する人の家の垣根に、かれんなナズナの白い花が咲いている。 という 64歳の時の句です。 満67歳で亡くなる時の辞世の句は 白梅に明る夜ばかりとなりにけり 白梅に毎夜が明ける美しい世界はすぐそこに来ている。 死を目前にこれだけ美しい句が詠めたのは、蕪村が体は老いても、柔軟な心を持ち続けられたからにほかならないと思います。 前頭葉を刺激し、心の「老化」「柔軟性の低下」を防ぎましょう。 与謝 蕪村:江戸時代中期の日本の俳人、画家。 摂津国東成郡毛馬村(ひがしなりごおり けまむら)[今の大阪市都島区毛馬町]に生まれた。 松尾芭蕉、小林一茶と並び称される江戸俳諧の巨匠の一人であり、江戸俳諧中興の祖といわれる。 また、俳画の創始者でもある。 写実的で絵画的な発句を得意とした。 蕪村に影響された俳人は多いが、特に正岡子規の俳句革新に大きな影響を与えたことは良く知られている。 春の海 終日(ひねもす)のたり のたりかな 蕪村 句碑(大阪・毛馬) 別ブログ1/20の新着は「竜峡小梅」 天龍村の梅です また、前回は「感謝」の気持ち こちらも見てね ●riminさんの本の紹介は、ヘッダーに移動しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月25日 14時47分29秒
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