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カテゴリ:医療
今日も電車通勤。(午後から雨の予報が出てたし、直帰予定だったから) そして肌寒い。 午後から京都へ行ってきました。 あ もちろん仕事ですよ~(お天気が良ければぶらつきたかったけど・・・)
この頃 また変なお天気ですねぇ~ 暖かいのに身体が慣れているから、余計に寒さが感じます。 風邪などひかないように、ご注意! ところで、最近 文科省が調査したところによると、アレルギー体質の児童・生徒が全国で33万人もいるのだとか ----------------------------------------------------------------- ●食物アレルギーの小中高生33万人、文科省が全国調査 文部科学省は11日、全国の公立小中高校に通う全児童・生徒を対象に実施したアレルギーの実態調査の結果を公表した。 それによると、そばやピーナツでじんましんなどの症状が出る食物アレルギーの児童・生徒は約33万人に達し、1学級を40人とすると、各学級に平均1人いることになる。 また、ぜんそくの子供は1学級に同2.3人、アトピー性皮膚炎は同2.2人となる。 児童・生徒の食物アレルギーの実態が明らかになるのは初めてで、同省は、給食メニューの工夫など具体的な対応を示したマニュアル作成などの対策に乗り出した。 調査は、「アレルギーの子供が増えている」という学校現場の声を受け、2004年12月~05年2月にかけて実施。 ぜんそくやアトピー性皮膚炎に関する抽出調査はこれまでも行ってきたが、全員調査や、食物アレルギーに関する調査はこれが初めてとなる。 (中 略) 給食を実施している小中学校のうち、食物アレルギーのある子供のため、給食で配慮をしていたのは80.9%に達した。 具体的な対応は、小学校では、「献立表に使用食品を表示」(67.1%)「アレルギーの原因となる材料を除いた同メニューで対応」(58.1%)「別メニューで対応」(20.8%)「弁当を持参させる」(24.5%)などだった。 ただ、アレルギー症状が起きた際の対応などについて、教職員が共通の認識を持っている学校は68.3%にとどまっており、文科省は「対応はまだ不十分。 すべての学校で早く体制を整えて欲しい」としている。(2007年4月11日 読売新聞) ----------------------------------------------------------------- 近年 アレルギー体質の人が増えているとはいうものの、こんなに多くの児童・生徒がいるとは驚き この子供たちの何割かが将来、症状固定化で悩まされることになる。 花粉症もそうですが、アトピーも増えています。 普通、大人になっていくにしたがって徐々に治まっていくのですが、症状が固定化され、最近は大人になっても悩んでいる方が増えています。 と言うことで、本日は「アレルギー・アトピー」について です。 その前に、いつものように、昨日のブログは「もずく」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 花粉症の方もアレルギーで共通点があるので、注意して読んでくださいね。 さて、外因性アレルギー、アトピーになって病院に行くと、ほとんどの場合、ステロイド剤を処方されます。 もう、みなさんご存じの方が多いと思いますが、ステロイド剤はアトピーの炎症を抑えるだけの薬です。 その副作用でけっこう苦しんでいますよね。 ステロイド剤は副腎皮質ホルモンの一つである、コレステロールから合成して作っています。 身体が作る量はわずかなので、普通は問題は起こりません。 しかし、使いすぎると副作用で皮膚が膿でただれてしまったり、悲惨な結果になります。 また、長期に使用すると、白内障や緑内障、骨髄の成長を阻害したりなど、怖い副作用があります。 そして、使うのをやめてもなかなか治らなかったり、かさついた赤みがかった皮膚が残ったままと言う方が多いと思います。 薬を止めたからまた再発しているのか?と思っている方もいるかと思いますが、これは、長年使っていたステロイド剤が酸化変性して肌に蓄積されたことで起こっている というのです。 アトピーではなく、 薬が原因なのです。 では、どうしたらいいのか アレルギーは身体の体温が低いとなります。 アトピーも同じです。 まずは、身体を温めることから始めるのがいいのです。 特に、お風呂は積極的に入ることをお勧めします。 40度くらいのぬるめの湯で、冬でも身体から汗がにじみ出るくらいゆっくり入るといいですね。 ただ、アトピーの人は温めるとかゆみが出てとても嫌がります。 でも、つらくてもこれは我慢しないと、なかなか脱しないようです。 なぜか かゆみが出ると言うことは、体の免疫反応が起こっていると言うことなんです。 ステロイドによる酸化物質で白血球の顆粒球が増えて炎症を起こしている状態なのです。 膿が出て、うじうじしたりするのは、顆粒球の死骸です。 ケガをして、治るときに傷口にばい菌が入ったりすると膿がでます。 あの膿は白血球の顆粒球が戦った時の死骸なのです。 例えば、しもやけが治るとき、皮膚がかゆくなります。 そのとき、皮膚を冷やすとかゆみは治まりますが、しもやけは治りません。 かゆみを我慢して、温めるとしもやけは治ってきます。 アトピーも同じようなことが言えるのです。 しかし、長年ステロイドを使っていると、ステロイド切れにより激しいリバウンドが起こります。 そのときは少しずつ減らして言った方がいいようです。 ただし、人によってもいろいろありますから、専門の先生に相談した方がいいでしょうね。 ステロイドを使わずに治療をする専門医が少しずつ増えています。 諦めずに、長いスパンで取り組むことが大切です。 食事も玄米や温野菜、根菜類など体を温めたりデトックス効果のある物を積極的に摂るといいですね。 尚、過去ログに関連として、「爪もみ」、「アトピー??民間療法に注意!」、「善玉菌と悪玉菌」がありますので、ご参考に・・・ アレルギー、アトピーなどの原因はいまだにはっきり解明されていません。 つまり 今は薬で抑えているだけなのです。 結論として、自己免疫力を高めるしか方法はありません。 しかし、この自己免疫力 なかなか一気には高まりません。 かなり長い期間を要します。 その努力の積み重ねが大事なのです。 ●別ブログ4/15の新着は「小児科・産科 統合」 また、前回は「なめた ネジ」 また、前々回は「出会い」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月19日 00時03分27秒
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