３月１７日（金よう）に東日本大震災災害ボランティア「長崎壱岐活き応援隊《高校生隊》（リーダー：「チーム防人」代表　中山忠治氏）」が出発を前に会いに来てくれました。

　今回の派遣は、３月２４日（金よう）に壱岐を出発し、２６・２７日の両日、宮城県南三陸町において漁業支援（ワカメ加工）等の復興支援活動を行い、２９日（水よう）に帰島する行程です。
　長崎壱岐活き応援隊として第13次、高校生隊としては第７次を数え、これまで先輩方の派遣先での頑張りを地元の方々は大変評価されており、毎回高校生隊の支援を「孫や娘が会いに来てくれる」と大変楽しみにされており、喜ばれている支援活動となっているそうです。


　支援活動に参加する生徒さん方へは「若い時の経験は、今後の学校生活は基より、社会へ出た時の人間形成に大きく影響し、また大きな財産となる事」、「色々な世界を見ることが人を豊かにする事」をお伝えし、隊員皆さんにご期待を申し上げました。


　東日本大震災から６年が経過し、未だに行方がわからない方がいらっしゃいます。また大切な家族やお住まいを失い、今なおご苦労されている方が多くいらっしゃいます。年月が経ち、あの未曾有の災害の記憶が薄れゆく事が懸念されていますが、遠く長崎・壱岐の島の高校生達が、被災された方々に寄り添い支援し、また被災の現場を目の当たりに直接お話を伺う等の活動は意義深いものであります。
　以前からこの活動を主導していただいている「チーム防人」の中山代表をはじめスタッフの皆様、この活動を支援していただいている関係機関の皆様に感謝申し上げますと共に、高校生隊の隊員皆様が被災地での活動が有意義なものとなり、笑顔で壱岐へ帰って来てくれることを願っております。



◆東日本大震災災害ボランティア
　「第１３次長崎壱岐活き応援隊」《第７次高校生隊》
派遣先：宮城県本吉郡南三陸町　「南三陸復興応縁団」
期　間：平成２９年３月２４日（金よう）から２９日（水よう）まで
　　　　※現地活動期間　3/26(日よう)・27(月よう)２日間
　　　　【出発式】24日(金よう)13:40芦辺港ＪＦ岸壁
　　　　【帰島式】29日(水よう)12:30郷ノ浦港岸壁