6月29日夜中から翌30日の明け方にかけて、50年に一度という集中豪雨を記録しましたが、さらに7月6日から7日にかけて、再び1時間雨量100ミリを超える集中豪雨にみまわれ、1週間のうちに2度の50年に一度という記録的な集中豪雨にみまわれました。多くの箇所で裏山の土砂災害、道路・農地災害等が発生し、一部家屋等にも被害を受けた皆様もおられます。これだけの記録的集中豪雨でありながら、人的被害が皆無であったことは何よりの救いでありました。被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。
現在、長崎県をはじめ関係機関と一体となって全力で災害復旧に取り組んでいます。また、姉妹都市の長野県諏訪市や友好都市の兵庫県朝来市、防災・教育・経済友好交流宣言を締結している福島県楢葉町をはじめ県内外から多くの自治体や関係者皆様からお見舞いと励ましをいただき、心からお礼を申し上げます。
また、7月9日には、長崎大学医学部出身で参議院法務委員長を務められている秋野公造参議院議員が、壱岐市の被災状況の確認等のため来島され、災害の状況と復旧に向けた支援等について意見交換をさせていただきました。今後も被災した箇所の早期復旧に向け全力で取り組んでまいります。
一方、福岡県や大分県においても、未曽有の深刻な災害が発生し、多くの尊い人命が土石流等の犠牲となられ、多くの皆様が甚大な被害を受けておられます。犠牲となられた皆様のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された地域の皆様にお見舞いを申し上げます。
壱岐市としても、人道的立場から、被災された方々の救助等のため、壱岐市消防本部から朝倉市へ緊急消防援助隊を派遣しています。被災地域の一日も早い復旧を願っております。