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テーマ:東急沿線(46)
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今回は東急沿線のターミナルの一つ、蒲田を歩いてみたいと思います。
筆者は京急沿線に住んでいるので、蒲田と言っても まず降り立つのはこの駅、「京急蒲田」。 駅の東側を通る国道15号線(第一京浜)を川崎方面に望むと、 かなり大掛かりな踏切があるのが分かります。 お正月、箱根駅伝でテレビにこの場所が映るのを見た方も多い事と思います。 現在、この場を通る京浜急行は会社をあげて線路の高架化を進めており、 あと4年もすると写真の上の方にある高架を電車が走ることになります。 駅の周辺は作りかけの高架や機材などで物々しい印象を受けますが、 ここからJR蒲田駅の方向へ向かって歩いていくと穏やかな街らしい 雰囲気が出てきます。 京急蒲田の駅前から伸びていくこの商店街は「あすと京急」。 薬局やコンビニ、靴屋などはもちろんのこと、坦坦麺を専門に 扱うラーメン店や、特徴ある国旗を掲げたネパール料理の 専門店、黒糖のドーナツを売るお店なども。よく見かける チェーンから個性あふれるお店まで、その顔ぶれは多彩です。 因みに、あすと京急から枝分かれした路地に入るとその先に あるのが「蒲田八幡神社」。社そのものの規模は小さめですが、 立派な鳥居を備えています。 あすと京急を抜け、JR蒲田駅へと足を進めます。 駅前の通りは非常に広々とした印象。京急のバスがひっきりなしに 行き交っているのが目立ちます。 こちらが蒲田駅の東口サイド。目を引くのはやはりこの像でしょう。 モヤイ像は渋谷、新島、そしてこの蒲田と全国に三体あるようです。 表と裏で異なる表情が楽しめるのもポイント。 駅ビル「GRANDUO」にほぼ隣接する形で、大田区役所があります。 内部は吹き抜けになっており、非常に開放感が高い印象を受けます。 羽田、穴森の昔の町並みを再現したジオラマや、対照的にこれから リニューアルする大田区体育館の完成予想図などの展示もあり、 区役所としてのみならず、博物館的な楽しみ方も出来る場所です。 GRANDUOの中を通って西口側へ行くと、東急の駅ビルである 「TOKYU PLAZA」が右側に隣接しているのが分かります。 遠めに見てみたときの写真。観覧車が上にあるのが見えます。 主軸となるバスも、こちら側は東急バス。東側と西側の違いは ここにも現れていますね。 そして西口側、東急蒲田駅の下をくぐり抜けるとその一帯はまさに 「ユザワヤの街」。街行く人々を見ても、赤、黒、白の三色に彩られた 大きな袋が目立ちます。そう、手芸雑貨の老舗ユザワヤの総本山こそ この蒲田なのです。 生地、文具、模型など扱うジャンルごとに建物が分かれており、 西口側だけで7棟あるほか、蒲田全体を含めればユザワヤのビルは 合計13棟にも及ぶそうです。 周囲にあるお店やアーケードにも手芸、服飾関連の所が多く、 この一帯からは他に無い洒落た雰囲気が漂っています。 このように、東から西へ歩いてみるだけでもその違いに 驚くであろう蒲田の街。交通の要衝、乗り換え地点という 印象も強いですが、時にはゆっくり歩いてみるのもまた一興ですね。 文責:MT 次回は11月中に更新の予定です。お楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月01日 00時35分34秒
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