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カテゴリ:映画
各映画ごとに日記をアップしようと思いましたが、たくさん見すぎて全映画の感想をまとめる思考能力がないので、3本一気にのせてしまいます。
さて、今日観た3本のうちの一本目は 「スリー・ステップ・ダンス」(ballo a tre passi) 。 イタリア映画を観にきたはずなのに、話されている言葉が全くわかりませんでした。サルデーニャの言葉ってイタリア語とは全く違うのですね。方言という程度のものではなく別の言語のようでした。 この映画では、サルデーニャの自然や人々の暮らしが季節ごとのちいさなエピソードによって淡々と語られていきます。かなり淡々としていて、リズムもゆったりなのでとっても眠くなってしまいました。サルデーニャに関心のある人が見ればまた違った感想を持つと思います。 そして次は「愛はふたたび」(L'amore ritrovato)です。 ステファノ・アッコルシとマヤ・サンサ共演の映画です。私のイメージの中で彼ら二人の共演はなんかしっくりこないように思っていました(もちろん私の勝手なイメージですが・・・)。二人とも大好きな役者ではありますが、共演となるとどうかな・・・と。そのイメージは映画を観終えた今でも変わってないのですが、でも座談会でも彼らは隣同士で二人でお喋りもしていて仲良さそうでしたね~。 ・・・って関係ないですね、はい^^; ステファノ・アッコルシもそうですが、特にマヤ・サンサはとっても感じの良い方で、そのうえ可愛らしくって、実際に会えて(見れて)本当に嬉しかったです。 映画評論家であり座談会の司会進行役であった岡本太郎氏が「この作品には原作があり、その中では、マヤ・サンサが演じる女性はより受け身タイプの女性に描かれている。一方映画の中では随分強い女性として描かれている」と話していました。それを聞いて、だからマヤ・サンサが抜擢されたのかと勝手に納得しました。 だってマヤ・サンサは内面的に強い女性を演じるのがとっても似合ってると思うんです。監督が「強い女性像」を求めていたのだったらマヤ・サンサは役柄にぴったり。そういう映画の背景にあるものを知った上でもう一度見たらまた違った見方ができておもしろいかもしれません。 そして3本目は「真夜中を過ぎて」(Dopo mezzanotte)。 ストーリーとは関係ありませんが、監督のダヴィデ・フェラーリオ氏と出演者のジョルジョ・パゾッティがなかなかユニークで、座談会、舞台挨拶共に楽しませてくれました。監督は既成のものにとらわれない自由な発想をする方なのかなという印象を受けました。本日3本目ということで疲れてしまいなかなか集中できなかったのが残念です。 今回の映画祭とは関係はありませんが、ジョルジョ・パゾッティは、私が前回のイタリア滞在で観たいと思っていた「Volevo solo dormirle addosso」(日本未公開) という映画の主人公でもあったようです。 これがそのDVDの表紙です ↓ あらすじはこちらへ ↓ http://www.icine.it/fmm/schedafilm.php?id=15488 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年05月04日 00時16分22秒
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