海辺の生活yassy流

今日のお昼頃、突然訪ねて来た男性。しばらく考えて「あぁ！」。前の職場の先輩でした。たまたま仕事で近くに来たので、顔を見に来てくれたんだそうです。昔はよく釣りに行ったりしてたんですが、しみじみ話したのは１０年振りくらいになるかもしれません。仕事で一緒に組んだ時はそうとうな実績を上げた戦友ってやつですね。しかし１０年経つとお互いの時間は違う方向へ進んでるんだなぁと思い知らされます。「○○さんは心労で入院してる」「○○さんは…」最近になってあんまりいい話が聞けなくなって来ているようです。というか○○さんも２ヶ月前に玄関先で同じように話してるんですよ。ご本人もなんとなく疲れた様子でした。なにより、以前のようにポリシーをもって仕事をする若い職員がいなくなってしまった事が残念だという事でした。そんな時私の事を思い出してくれたんでしょうね。私も彼も熱かったですから（笑）お昼のドラマで吉田栄作がボクシングをやろうとする時のような、入れてはいけないスイッチが入ってしまいそうでした（笑）そして昔には戻れず敗れてしまうんでしたよね。本当の自分は今の自分です。この不景気の中、なんとか食べていけるだけでも感謝しないといけませんね。こんなご時世でも小さな旅をして、美味しいお刺身を食べて、家族団らんできるような宿にしたいなと心から思ったのでした。



千葉　勝浦　民宿まぐさ