キャンプ3日目最終日、生徒たちは朝からHIVについての話をききました。学校へ帰る途中にHIVで亡くなった人のお墓があるお寺へ寄りました。
そこは、お墓だけではなく、現在治療中の人たちが生活する家、病棟があります。病室も開放されているので見学できます。ピッカピカに掃除をしていて清潔です。
そして、子供たちの教育に役立てるために、HIVで亡くなった人たちの体の一部をホルマリン漬けにして展示している部屋もあります。足首から下、心臓、大腸、小腸、手などなど。
その他には、HIVで亡くなった人たちのミイラが展示してある部屋もあります。ミイラは何の囲いもない状態で展示してあって触ろうと思えば触れます。その横には、生きていた頃の写真、名前、生年月日、性別(Lady Boyという区分もあり)と一緒に、「私たちは子供たちの教育のためにこの体を提供します」というメッセージがあります。生まれてすぐに亡くなってしまった赤ちゃんもいました。
さて、帰りのバスの中では、さすがに生徒も疲れたのか静かで・・・と書くはずだったんですが、みんなカラオケで盛り上がっていました。大合唱です。ダンスフロアと化したバスもありました。キャンプ場で話を聞いていたときは、今も倒れそうな顔をしていたくせに・・・わかりやすいんだから。