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僕は生徒の受験校決定に
何一つ口を挟まない。 その生徒が考え、 保護者の方とよく話し合い、 その上で出した結論である。 「分かった。じゃあ、頑張ろう!」 とだけ言う。 今回の公立高校の入試結果も 100%の合格率を出したいのならば いくらでも「操作」できただろう。 「あの塾に入れば、100%の確率で公立高校に合格できる!」 そんなブランド価値を作ろうと思えば いくらでもできるのだ。 今年の中3生は22名が最後まで頑張った。 その中で私立単願は3名。 残る19人が公立を受検し、 結果として、16人が合格をした。 合格率は「84%」だ。 16人中、「浦和」「川越」「川越女子」の県内トップ校に5人。 「松山」「松山女子」「和光国際」の旧学区2番手校に6人。 残る5人も、「川越南」「市立川越」「坂戸西」と、 いずれも高倍率の人気校であった。 県内トップ校に挑んで落ちた生徒達も 事前に「所沢」や「所沢北」などの旧学区2番手校に志望校変更させていれば 確実に合格しただろう。 塾としての実績も そのほうが「見栄え」もいい。 しかし 僕はそれに価値を感じない。 なぜなら 生徒達がそれを望んでいなかったからだ。 抑えの私立も万全の状態で 「受けないと後悔するから」 そう考えての受検だ。 その結果として不合格だったとしても もう彼らは「その先」をしっかりと見据えられているのだ。 「とりあえずの合格」か それとも 「力を出し切ってチャレンジした経験」か 彼らの人生は これからである。 これからの人生において、 今回の受検の経験がプラスになるには どちらの選択が 正しかったのか。 言うまでもないだろう。 合格だろうが、 不合格だろうが、 松江っ子と僕らの関係は これからも続く。 受検が終わっても 高校に入学しても 彼らは 塾に入り浸るだろう。 そういう関係が松江塾と松江っ子の間にはあるのだ。 塾としては、非常に珍しいケースだと思う。 でも、 それでいいと思っている。 人生にゴールも正解もない。 今 目の前のことに 全力で 頑張るのが かっこいいのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.07 16:39:19
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