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ついにと申しますか、とうとうと言いますか、あるいは、ようやくと申し上げれば良いのでしょうか。
ワタクシ、20年間不動産業界で生きてきて、ついに、とうとう、ようやく「この家、幽霊が出るんです。」っていう売主さんにめぐり合うことが出来ました。(^_^;) 売主さんが見たって言うんですね。 ある時は首から上が無いジャージ姿の幽霊、またある時は大きな手、はたまたある時は表情の無いおじいさん。 ず~っとこの仕事してて、不思議に思ってたことがあったんですよ。 夏の幽霊スペシャル。 幽霊屋敷出てくるでしょう。心霊スポットって言うんですか。あれです。 不動産してる人は知ってますが、実際の話し、幽霊屋敷なんて「ここがそうよ。」みたいな所、無いんですよ。 世間的には、「あの家、幽霊が出るらしい。」的な所は、ありますよ。 でも実際は不動産業者の立場で言わせてもらうと、勝手なうわさがほとんどなんですよね。 例えば私がまだ若かりし頃、「心霊スポットめぐり」をしようと誘われたことがありました。 女性も交えて、何人かでドライブですね。 皆さんもやったことあると思います。 あわよくば、「今夜は怖いから一緒に居て。」なんて言葉が出ないか期待したりするわけで(^_^;)、ですから怖ければこわいほど、良い訳なんですが、そんな下心を持った友人が用意周到練り上げた、何件か行った心霊スポットのうちの一件が、私が売却依頼受けてるドライブインでした。 ココ確かに、営業やめて廃墟ぽっくは、なっていました。 友人がみんなに説明するには「深夜ここで働いていたアルバイト女性が、前から目をつけていた暴走族に襲われて、それを苦にその女性は後日自殺して、それからココにその子の幽霊が出るようになって、時々客が目撃するようになって、客が入らなくなって、どうのこうの、どうのこうの。」 女性達が怖がってましたから、フンフン聞いたふりしてましたが、この説明、勝手なうわさ、真っ赤なウソです。 郊外レストランで深夜営業してましたから、暴走族がたむろしてはいましたが、そんな事実はありません。 オーナーが店を辞めた理由は、暴走族がたむろしてうるさいと、文句を言われていたんで、前々から投資資金が回収できればやめるつもりだったそうです。 郊外なもので昼間の営業は客が入らず、深夜営業に切り替えたところ当たって、儲かりだしたらしいのですが、いつの間にか暴走族の集結場みたいになってしまったので、投資資金が回収できたら止めて、その資金で別の場所で開業しようと。 確かに空家になって一年以上売れなかったから、最後のほうはガラスが割られたりして、廃墟の様相を帯びてはきていましたが。 しかしそれにしても、何の根拠も無いのに、このうわさ話しですからね。 ちまたで心霊スポットみたいに言われている所の、ほとんどがこの手の話しじゃないかと思います。 他に私が関わった話しでは、競売妨害目的で、自分の家に幽霊が出るってうわさを、自分の子供に流させたバカも居ましたが。(この話し、前書きましたかねえ?面白いんですが・・。最近何を書いて、何を書いてないか、分からなくなってきました(^_^;) 20年やってきて始めてめぐり合った幽霊屋敷、さて今後の売却どうなるんでしょう。 動きがあればまた報告します。 意外と、makiちゃん幽霊目撃、なんて事になるかもしれません。 喜んでちゃ、不謹慎かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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