牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

２週続けて旅に出ました。週末だというのに仕事もせずに…




目的はサザンオールスターズ「真夏の大感謝祭」30周年記念LIVE

某ラジオ局の熱血ディレクターで友人のヒデさんに誘っていただきました。
この方とは仕事での付き合いは（今のところ）ほとんどありませんが、
それが逆に良いのか、ありがたいことに普段から仲良くさせていただいてます。

敢えて申し上げますが、普通のお客さんとして行ったのですよ。
よくチケット手に入ったな運が良いとしか言いようがない。

さて、今回の旅行計画は全てヒデさんにお任せしていたのですが、
プロのツアコンもビックリの完璧なものでした




8月23日（土）早朝（深夜？）3：40集合で、まず向かったのは茅ヶ崎。
こちらは、雄三通りにある「佳祐ドック」で有名な清月さん。
朝からお客さんがひっきりなしに訪れていました。




桑田さんが中学時代によく立ち寄っていて、
それまでのメニューが全て売り切れだったときに、
桑田少年の「何か作ってよ～」の一言で生まれたという佳祐ドック。

中身は魚肉ソーセージにトマトとレタスです。
さっぱりしていて美味しかったですよ。

店のおばちゃんは気さくな方で、当時のことなどを話してくれました。
多分、お客さんが来るたびに何千回、何万回と話してこられたのでしょうが、
（機械も無いのに）録音すれば良かった…なんて思ったりして




続いて、サザンビーチで記念写真
まだ午前中ですが、いやがうえにもテンションが上がってきます




ＪＲ茅ヶ崎駅からほど近いサザン通り商店街には、
いたるところにこのような看板が掲げられています。
最初に目についた『ＹＯＵ』がその夜のＬＩＶＥのオープニング曲であることは、
この時はまだ知る由もなく…




その夜のＬＩＶＥで、この曲のイントロが流れた瞬間に泣いてしまうことも、
この時はまだ知る由もなく…（ちょっと予感はあったけど）




その後もヒデさんの完璧な計画は順調に遂行され、
夕刻、ついにやってきました日産スタジアム

前にここに来たのは1999年の永ちゃんのＬＩＶＥの時だったな。
競技場なのに、ＬＩＶＥ以外で来たことないや




何枚かのＣＤジャケット写真を拡大して展示してあるコーナーがありまして、
多くのファンがそれをバックに記念写真を撮ってました。もちろん僕も




上演時間以外は写真を撮ってもということで、開演前の様子です

そして、ＬＩＶＥが始まりました

感動しました興奮しました

序盤は桑田さん曰く「古い曲」のメドレー。
しかもメドレー１曲目は『女呼んでブギ』という、この構成が嬉しかった

サザンがデビューしたのは、僕が小学５年生だった1978年6月。
すぐに虜になりまして、初期の頃のアルバムは何度も何度も聴いてました。
実はカセットテープだったので、聴きすぎてテープがちぎれました

小学校で『女呼んでブギ』を歌って、「やめなさい！」と言われたことも…
これも小学生時代、父親の会社の社員旅行でカラオケを歌うように促され、
当時はカラオケには無かった『別れ話は最後に』をアカペラで歌ったことも…

ラジオでも今まであんまり話してきませんでしたが、
サザンに関しては、そんな背景が僕の中にはあったのです。
だから、今回のＬＩＶＥに行けることが決まったときは本当に嬉しかった

この日は朝から曇り空で、ＬＩＶＥ中は雨でした

でも、『真夏の果実』や『ＴＳＵＮＡＭＩ』を聴いたときに、
あ～今日の雨は最高の演出だったんじゃないか…と思えました。

そして、終盤は楽しくてハッピーな曲をメインにした構成。
あえてウェットな終わり方にはしないという意図が強く感じられました。
だって「活動休止」なだけで、解散する訳じゃないですもんね。

「今夜のサザンは普段通りのサザンです。このライブは伝説にはしません」
この桑田さんの言葉が全てだろうと受け止めました。




そして、ＬＩＶＥは終了しました。
本当は順位はつけられないし、そんなにＬＩＶＥ経験は豊富じゃないけど、
今まで観てきたＬＩＶＥの中で最高と言えるものでした

この日の観客は７万５千人。４日間だと30万人かぁ

ちなみに、安野家仁楽斎＆牧内直哉二人会は２日間ライブで、
今のところ売れたチケット（予約も含め）約30枚です…。比較すんなよ

ということで、今回も長い日記になってしまいました

ありがとう、サザンオールスターズ
誘ってくれたヒデさんもありがとう

また、詳しくは書きませんが、
旅に出るに当たって、一部の方にご迷惑もおかけしました。
今回の旅に関係した全ての方に感謝申し上げる次第です。

読んでいただいた皆さんも、ありがとうございました。