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ままくんカフェ

September 1, 2008
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プーチン首相、CNNのインタビューに答える~その2

CNNのクリップ


CNN:
あなたが紛争地域がロシア帝国史上でいかなる経過を遂げてきたのか話してくださったのは非常に興味深いところです。
と言うのも、今回ロシアがグルジアに介入したことで、旧ソヴィエト政権下にあった国々が『次は自分の番ではないだろうか?』つまり、『復活してきたロシア帝国の一部に取り込まれるのではないか?』と戦々恐々としているからです。

特に、ウクライナのように、ロシア民族が大多数を占める国は脅威を感じています。
ウクライナだけでなく、モルドヴァや中央アジアの諸国、バルト海諸国の中にすらこうした脅威を感じている国があるのです。

あなたはロシアが隣接する国々に対して再び武力行使をすることは決してないと保証できますか?



プーチン:
その質問は極めて不適切です。

ロシアは将来的に他国を攻撃しないと保証する立場にはありません。
我々は誰にも攻撃を加えてはいないのです。
我々こそ、他の諸国にこれ以上ロシアを攻撃しないこと、ロシア国民を犠牲にしないことを保証してもらいたいのです。

ロシアは不当にも「侵略者」という誤ったイメージで見られています。


私は8月7日、8日、9日に起こった一連の紛争経過記録をここに携えています。

8月7日 午後2時42分、ロシアと共同で平和維持軍の一員として従事していたグルジア軍兵士たちは駐留本部をから立ち去ってしまいました。
そこにはロシア、グルジアのほか、オセチア人の職員も働いていました。
グルジア軍兵士らは「上部からの命令だから」といって駐留本部から出て行ってしまったのです。

彼らは残りの兵士や職員たちを取り残して出て行き、グルジア軍による攻撃開始までの間も戻ってはきませんでした。その数時間後です、集中空爆が始まったのは。


夜10時35分、ツヒンヴァーリに対する大爆撃が始まりました。

夜10時50分、グルジア陸軍が戦場に続々とやってきました。同時に近隣地域のグルジア軍病院施設にグルジア陸軍兵士たちが配置されました。

夜11時30分その地域のグルジア平和維持軍の大将クルアシュヴィリ氏が、「グルジアは南オセチアに宣戦布告した」という声明を発表したのです。この声明はテレビ放送を通じてカメラを通して直接一般市民に面と向かって発表されたのです。

即座に我々は必死でグルジアの指導者に連絡を取ろうとしていましたが、グルジア側は我々に対する応対すべてを拒否しました。

夜中の0時45分、8月8日、クルアシュヴィリ大将は、南オセチアに対する宣戦布告を再び繰返しました。
明け方5時20分、一団のグルジア軍戦車がツヒンヴァーリに地上攻撃を始め、付近の施設から大火災が起こり、ロシア平和維持軍関係者に犠牲者が出始めました。

ご承知のように、このとき私は北京にいたのですが、アメリカの大統領ともこの件についてほんの短い話をすることができたのです。

「ロシア側はグルジアの指導者に連絡がつかない。しかし、グルジア陸軍の一人の将軍が南オセチアに宣戦布告をした。」と大統領に直接お話しました。

このことは既にメディアでも公表していますが、ジョージ(ブッシュ)は「誰も戦争は望んでいない。」と答えました。

我々はアメリカ政府がこの紛争の仲介に入り、グルジア指導者の侵略行為を止めてくれることを願っていました。ところが、そんなことは一切起こらなかった。

更に、8月8日の現地時間の昼12時、グルジア陸軍の一部がツヒンヴァーリ南部に所在する平和維持軍駐屯基地を制圧してしまった。

ロシア平和維持軍は市の中心部に追い遣られ、頭数ではグルジア軍の6分の1という劣勢になってしまったのです。

しかも、平和維持軍は大規模な戦闘武器を持ち合わせていなかったし、それ以外の武器もグルジア軍による空爆初期段階で破壊されてしまいました。
ある空爆では10人もが一度に犠牲になったのです。

その後、平和維持軍の北部駐留基地に攻撃が始まりました。
これに関しては、ロシア平和維持軍の職員からの報告書を読み上げましょう。
『午後12時30分時点、北部駐屯基地のロシア平和維持軍の戦闘部隊は5回にわたる攻撃を打ち負かし、現在も戦闘中。』

この時、グルジア空軍は南オセチアの中心、紛争地域外のジャヴァ市に爆撃を落としました。


さて、ここまでお話しましたが、一体誰が侵略者で、誰が侵略されたのでしょう?
ロシアは誰を攻撃するつもりもありませんし、誰とも戦争する気はありません。

大統領として職務を遂行していた8年間、しばしばこのような質問を繰り返し受けました。
『ロシアの世界における立場は何なのか?ロシアは自国をどう評価するか、そしてどんな立場にあるのか?』

我々は平和を愛する国ですし、近隣諸国や西側パートナーたちとも協調したいのです。

だが、もし誰かが『ロシアを侵略しロシア人を殺すことができる』『ロシアで大殺戮を繰り広げることができる』と考えるなら、それに対する報復が持っていることをよく肝に銘じておくべきです。



CNN:
大統領時代、また今なお、アメリカのブッシュ大統領との個人的にも近しい関係をお持ちですが、今回の紛争でアメリカがグルジアの行動を制止できなかったことでその関係が台無しになったお考えですか?



プーチン:
確かに今回の紛争は私たちの関係にダメージを与えました。何よりも政府間の関係が大きく損なわれました。

アメリカがグルジア政府の犯罪行為を制しできなかったということだけの問題ではありません。
アメリカはグルジア軍に武器を提供しグルジア兵を訓練していたことは大きな問題です。

民族が混在した地域で何とか全体的に妥協案を見つけるために、多難な交渉を長年続けることは無駄だろう、だからそれよりも、一方に武器を与えたほうを殺すように圧力をかける…。
アメリカはそれをしてしまったのです。
なんと簡単な解決策でしょうか!

しかし、これで解決がいつもつくと思ったら大間違いだ。

私自身ある推理をしています。これから申し上げることは、推測、推理であり、きちんと実証するには時間を要します。しかし、こうした推理に至るまで十二分の材料があるのです。

冷戦時代、ソヴィエト政府とアメリカ政府の間には緊張した対立関係がありましたが、その時でさえも、我々は絶えず、民間人同士の衝突、ましてや軍事衝突を避けてきました。

今回の紛争時に、複数のアメリカ国籍の人間が戦闘地に居たことがほぼ確定されています。
もしそれが断定されたとしたら、極めて深刻な、危険な事態になります。
これは失策だということになります。

しかし、もしそうだとしたら、アメリカの国内政策と関わりがあると言えます。

私の推理が正しいとしたら、こうです:
『アメリカ政府の誰かがこの紛争を意図的に起こし、事態を悪化させ、それによってある特定の候補が大統領選挙で有利になるように工作した』

もしこれが正しいと分かれば、国内政治のために、政治力を乱用したということになる。最悪の形の政治力行使であり、多くの犠牲者がでてしまった。






最終更新日  September 1, 2008 08:51:10 AM


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