シシリヤのマルゲリータ ブーファラ
喜びを窯で焼く孤高のピザ職人前回に引き続き、孤高の天才シリーズです。場所は横浜スタジアム近くの裏路地。そもそもピザは、自分の大好物歴の第4次チャンピオン。ちなみに歴代は以下の通り。1代.チキンドリア:小学生時、塾へ向かう途中の喫茶店で何気なく食べた時の衝撃は今でも忘れられません。2代.豚肉生姜焼き:米との相性の良さ、空腹感への貢献度で当時の僕の体構成の7割を構築。3代.タルタルソース:渋谷の洋食屋の卓上にさりげなく置いてあるタルタルソースをフライに乗せてみたところ、一瞬目が見えなくなった程でしたね。4代.ピザ:初めて食べたのはスカイラークでした。その後色々な場面で遭遇し、気が付いたら離れられないパートナーとなっていましたね。5代.とんかつ:今でも街を移動中、とんかつ屋の看板を見かけると脳内地図にピンを刺しています。現代.うなぎ蒲焼そもそもこのお店、横浜に越してきた時早々にやばやば検索網には掛っていました。しかし、なかなか予約が取れず、やっとこ1時間だけの席が取れ入店できました。今回のやばやば情報は、そんなえらい人気の店、薪窯焼ナポリピッツァの専門店「シシリヤ」さんです。店内はカウンターと小さなテーブル2つ位で、そんなに大きなお店ではありません。それもそのはず、窯はひとつで焼き手も天才ピザ師がひとり左腕にサポータをしながら、最高のピザをひたすら焼き続けています。お客さんはほとんどがデートですね。そりゃ、うまいもん食えば、恋も羽ばたくってもんでしょう。そしてピザの味ですが、一口食べて妻曰く「イタリアよりうまい」出ました。絶賛です。ディズニーシーなどの完全平和風景を見ると「ここに爆弾落ちればいい」と、自分が巻き添え食うのも顧みずの自爆発言をするほどのテロリストが賛辞です。隣のデート中の血液型は一見O型に見えるが実はA型で、人の時間を無駄使いする女は許せない、仕事は几帳面、プライベートは自由なお医者さんも、すかしたスタイルで「ボーノ!」と言ってました。そうなんです、ボーノなんです。まず一口目感じるのは「あまい。このピザあまい」です。トマトと水牛チーズが驚愕の融合を遂げ、あまみを産みだしたのです。お菓子とは違うあのあまさは、他になんという言葉で表しましょうか?やはり、やばやばなのでしょう。この先何があっても、やばやばというしかないのでしょう。次に食べ感じるのは生地のもっちり度。他のナポリピザ師がこの生地を作れないところをみると、ここのもっちりの稀少さが窺えます。住所 神奈川県横浜市中区相生町1-7 和同ビル1F電話番号 045-671-0465営業時間・日 17:30~02:00 定休日 日曜日そして恒例の店外撮影時に、関内クラブママと一緒にテイクアウト待ちのやくざから「どう、この店イタリアみたいでしょ」と言われ、「ええ、最高においしかったです。なんで、僕はおいしすぎるお店は写真を撮って日記をつけてるんです」と答えると、やくざはキョトンとしてました。やくざの辞書に、日記という2文字は無いんですね。ではまた。