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カテゴリ:お仕事@インド企業
今の会社に入ってから、一体、何人の人を面接しただろう?その数、すでに20人は下らないと思う・・・。
今週も、残りあと2日で2人面接しなくちゃならないし、そのうちの一つは特に重要です。というのは、2日前の日記で書いた、インターンの大学生が突然辞めちゃった後の、後任を急遽探さなくてはならないからです。 不幸なことに、今はタイミングが悪い。年が明ければともかく、年末も押し迫った今どき、職を探している人なんてあまりいません。それでも、手元にある少ない履歴書のなかから、たった一人、ふさわしい候補者を見つけました。それが、海の向こうのフィリピンから募集してきた、ITエンジニアR君です。履歴書をみると、彼はIT業界での経験が4~5年ある上に、我がプロジェクトに必要なスキルのほとんどを備えているようで、これは願ったり叶ったり♪ 私は興奮を隠せないまま、フィリピンへ国際電話をかけ、R君と面接のアポを取りました。彼はいまマニラ郊外で契約社員をやっているのですが、金曜日の夜、仕事が終わった後なら大丈夫とのこと。彼とは、もちろん英語で話しましたが、さすがはフィリピン人。英語力は完璧! 彼が、なぜ中国・大連での就職を希望しているのかというと、彼のガールフレンドが、いま大連で働いているからだそうです。だから、職さえ確定すれば、一日も早く大連入りしたいんだそうです。その気持ち、すごくよく分かる!私も、奥さんと一緒に暮らすために、オーストラリアに移住したんだから・・・。 R君は、この金曜日の面接では、是非とも入社を勝ち取るために、そして彼女と一緒に暮らすために、全力で臨んでくることでしょう。逆に、面接官である私の立場からしても、彼が是非とも、面接に受かって欲しいと願っています・・・。 その主な理由は、プロジェクト側の都合です。この仕事は、来年2月からとても忙しくなります。仕事内容は、巨大で複雑なアプリケーションのサポートだから、スキルの高い人でさえ、研修で基礎知識をつけるまでに1ヶ月はかかる。だから、1月初めには、是非とも研修を始めて、2月には、使い物になるようにしたい・・・だから、もしR君がポシャッたら、まじで、私は窮地に追い込まれるのです。 世の面接官は、面接者を振るい落とすために意地悪な質問をしたりするそうだけど、今の私には、とてもそんな余裕はありません。面接官(私)と面接者(R君)は、もはや同じチームであり、運命共同体でもあるのです。 R君は、まず私との面接を行って、受かったら(たぶん、99%の確率で合格させると思う)、その後は米国のマネジャーと二次面接を行い、それで受かれば晴れて入社決定となります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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