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カテゴリ:東京下町の暮らし
関東地方は、ようやく梅雨明けし、最高気温、30度超えの日々が続いております。朝8時を過ぎると、にわかに蒸し暑くなり、最寄り駅まで歩くのも一苦労。いよいよ夏本番です。
とはいえ、時々、朝からどんより曇り、気温も低め(22度とか)の日もあります。そんな日は、朝、早起きして、二駅先の「門前仲町」まで歩き、そこから地下鉄大江戸線に乗って、職場まで乗り換えなしで通勤することもあります。大江戸線は、私がいつも使う東西線のような殺人的ラッシュはないので、「健康」、「乗り換えなし」、「ラッシュなし」、まさに一石三鳥です。 この大江戸線に、乗っていて気が付くことといえば、 ホームが、地下やたら深いところにある 東京では、開業時期が新しい地下鉄はどこもそうなのですが、特に、新宿駅と六本木駅の深さは尋常ではない!地下6階とか、あるいは地下7階かもしれません。 六本木の駅で、大江戸線から日比谷線に乗り換える時は、地下7階(?)から地下1階まで、長いエスカレーターを何本の乗り継いでいくので、まるで高層ビルを上っているような気分になります。逆に、日比谷線から大江戸線に乗り換える時は、長いエスカレーターを、地の底に向かって延々と降り続けるので、まさに「地底人」気分。 逆に、門前仲町とか、清澄白河みたいな駅は、同じ大江戸線なのにあまり深くない。下町の、海抜ゼロメートルすれすれの地域の地下駅は、防災上(?)、そんなに深くできないのかもしれませんね。 天井がやたら低い!! 車両にもよりますが、大江戸線を走っている電車はたいてい、天井が低くて、圧迫感があります。私は、背が高くないのでまだ救われてますが、身長190センチとかの人が乗ると、頭が天井にくっつきそうになる!! ここで気になるのは、六本木や、青山一丁目の駅で大量に乗り込んでくる、欧米人乗客の存在です。長身の彼らにとって、大江戸線の低い天井は、さらに窮屈に感じられることでしょう。 車内アナウンスが面白い!! 大江戸線は、沿線地域観光活性化のために、アナウンスに力を入れているようです。実際、この沿線は、新宿、青山、六本木、麻布、汐留、東京ドーム、両国、上野など、東京の主要スポットを網羅し、観光資源が豊富なこともあるのですが、たとえば六本木の駅では、 「六本木ヒルズ、東京ミッドタウンは、当駅をご利用ください」 と、誰もが知ってる観光地の名前が連発で出てきますし、再開発で売り出し中の汐留駅では、 「汐留~しおどめ~シオサイト前です」 というアナウンスとなります。ですが、もうちょっと庶民的なエリアになると、 「東新宿~チキンラーメンの日清食品へは、こちらでお降りください」 という、なかなかソソられるアナウンスが・・・腹が減っている時にこれを聞くと、チキンラーメンがむしょうに食べたくなります。実際、居ても立ってもいられず、チキンラーメンの自販機を探しに途中下車する乗客もいるとかいないとか、 下町エリアになると、 「月島~焼き豚でおなじみの、肉のたかさごは、こちらでお降りください」 こりゃ、ほとんど地方の路線バスのノリじゃないか???地方とまではいかなくても、お江戸の東のはずれ、葛飾区を走る京成金町線で流れる、「柴又駅前に、代々続く甘いもの屋のナレーション」を思い出させる、地域色豊かなナレーション。 でも、焼き豚っていうのも、美味そうだなあ。大江戸線とは、なかなか食欲をそそられる電車です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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