先週の日曜日に無事アメリカへ戻って来た。

荷物は一足遅れて翌日の日曜日に自宅に配送され、そのまま片付けた。

今回は初めてブルルもわたしも其々箱を組み立てて書籍・食料の便を補った。

いくらなんでも一人二つもスーツケースを預ける事は無いし、

日本に着く時に余り荷物が多いと父の車に乗り切らないし、

買った量と運べる重さとのバランスを考えながらなので、この箱の案は中々良かった。

因みに、段ボール箱同じサイズ二つを工夫して重ねたので、中身も素晴らしく無事だった。


時差ぼけで朝四時に目が覚めてからまんじりともせず結局買って来た物を眺めたりまた仕舞ったり、

コクのある洋風おせんべい！贈り物に最適♪バター煎餅　化粧箱を食べながら雑誌を見たり。

火曜日から変な蕁麻疹が脚に出て、どうにも困っている。

最初は足首と膝の間に白い直径一センチ未満の点々が出来て、

それはそれで亜熱帯の変なカエルみたいで気色悪かったのだが、不快感は無かった。

それが、段々太腿にも広がり、白い所が腫れて真ん中に赤い点が其々出来て、

その小さなかさぶたのようなのが並ぶのは本当に気持ち悪くて蟻塚に落ちた人みたいだった。


ザーテックやベネドレルを服用し、次第に付随した痒みを抑えるのだが、

そうするとぼーっとしてしまって、たちまち一週間が経ってしまった。

脚を高くしていた方が蕁麻疹がましなのでずっとベッドでごろごろ溜まった雑誌を眺めたり

時差ぼけともなんとも言えないくらい、一日うつらうつらしているのに

お腹だけはしっかり空くものだ。


昨日から両手首にも蕁麻疹が現れ、今日は上腕並びに耳たぶにまで広がった。

明日は本当はインプラントの工程の続きの予約が有るのだが変えて貰い、

ファミリードクターに蕁麻疹を見て貰いに行く。


今まで何度も蕁麻疹の体験は有るが、

こんなに細かいあせもみたいに芯（？）のようなものが浮き出るのは初めてだし、

出る箇所も足首から下の足の甲なんかは全く平気で胴体も皆無で、

ふっと手にまた出来ると言うのも少し変だ。


大抵蕁麻疹と言うのは出切ってしまうのを痒みや熱を抑えつつ辛抱して待つしか無く、

特効薬も予防法も無ければ医学的な説明も得られないのが普通だ。

ミシガンで寒冷蕁麻疹になった時だって、どうしても酷い場合に服用するお薬を頂いたが

蕁麻疹にならないような基本的体質改善よりも、処置法のみ与えられた形であった。

だから余程の事が無い限りお医者様のお世話になるのも時間の無駄なのだが、

明日は敢えて注射でも何でも、この痒みと異様に遅い過程を早めるようにお願いしていみるつもりだ。


痒いって言うのは本当に不愉快なものである。