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カテゴリ:Academiaってなんぞや?
最近先輩のお兄様方とご飯を食べたり、お酒を飲んだりする機会が多いんですが
(横町兄さんず以外でも) 誰と話してもよく聞かれるのが古巣のこと。 ワタクシの古巣であるM○UのPhDプログラムは、 この分野では全米1,2と言われているらしい(ほんまかいな?) だけどその反面、ブートキャンプ並みのしごき、いえトレーニングが課されます。 トレーニングだけならまだしも、いろんな意味でのブートキャンプですね。 それを昨日、Dにいさんとご飯を食べていたら聞かれました。 「IzzyはM○UでPhDしたんだろ?あそこはいろんな意味でタフらしいなぁ。 まるでブートキャンプ並なんだって?」 ・・・並じゃないって、その通りなんだって。 だってあのプログラムの責任者が、自ら「intellectual boot camp」だって言ってるんですよ(涙)。 えぇ、そこはまるで軍隊。 上下関係は絶対だし、スパルタ式教育、 研究しないもの(及び嫌いな奴)は去れ、 教えられない?金はやらないよ。 院生はピラミッドの底辺、必要なソフトウェアも優先権なし。 ここでは書かないけど、いろんなこと結構あります。 去っていった同期に先輩に後輩も何人も見てます。 去っていかなくとも、離婚になったり、婚約破棄だの健康を害しただの、 そんな話はそこら中に転がってましたねぇ。 体力と政治力が知力より必要でしたもん(爆)。 それが当たり前だと思ってたんですけどね、あそこにいたときは。 どうやらそうじゃないらしい、世間一般のPhDプログラムってのは。 今日もハッピーアワーで兄さんたちとお酒を飲んでて、 そういう話になったときに、Tにいさんいはく 「なんでIzzyはいまだにアドバイザーをDrってつけて呼ぶんだよ?」 と聞かれて、説明したんですけどね。 「だって本人がメールの最後に自分でDr.ってサインオフしてるんだもん」って。 それを聞いたにいさんも、他のみんなもびっくり。 「え?いつまでそんなことやってんの?」 ・・・ワタクシに聞かないでください、アドバイザーに聞いて(爆)。 そこから話はワタクシが面接に来たときのことになりました。 Bにいさんも、「Izzyは最初ものすごくフォーマルだったよね。 絶対Dr.だれそれってみんなのこと呼んでたでしょ? こっちがファーストネームで呼んでっていっても聞かないんだもん」 そんなこといったって、当時(今もだけど)あなたたちはDr.だったじゃないですか。 ワタクシはあくまでもあの時はABDだったんだもん。 それに、そう呼べってアドバイザーに言われてたんだよっ。 インタビューのときはお酒は飲むなとも言われたし。 そんなことを言ったらTにいさんが一言「そりゃBulls**tだ。」 みんな、なんでオマエの古巣はそんなに上下関係がはっきりしているんだと聞いてくるんですが これだけはそういうカルチャーだったとしか言い様がないです。 アメリカ人がみんなカジュアルかというとそうでもないんですよね。 それでも日本に比べたらその上下関係ってのはまだ緩い方だと思ってました。 ここに来るまでは。 そりゃここの学生は卒業したくないはずだわ。 これだけ教員がSupportiveなんだから。 それがいいのか悪いのかは別として、人間的なのはこっちだと思います。 ワタクシの軍隊経験(?)をここの学生に期待するのが間違ってるというわけで。 ブートキャンプはそれなりに利点もありますけどね。 まずスパルタってことで、あれを乗り越えたら たいていのことは我慢できるという精神力がつきます。 あと、もちろんあそこで詰め込まれた知識、研究への姿勢とかは 今でも感謝しています。 だてにスパルタ教育やってるんじゃないんだ~と今頃感心してるんですが(笑)。 どうやらいろんな人からの話を聞くと、 私の古巣はかなりあくの強い教員が揃っている Quantitativeバリバリのプログラムってことらしい。 ついでに何人かの教員が傲慢だとも(爆)。 あはは、それ言っちゃお終いよぉ~。 だって、ずっと言われてきましたから。 「PhDプログラムなんだから難しくて当たり前」だの 「院生がお金持ってるわけないんだから質素に生きろ」だの 「馬鹿な質問なんていうものは存在しない。存在するのは馬鹿な奴だけだ(ひえ~!)」だの 出る杭は打たれるどころの騒ぎじゃなかった(苦笑)。 そんな環境から、180度正反対のここに来てびっくりすることばかり。 それこそ蝶よ花よ状態(爆)。 なんでみんなそんなにナイスなんですか?といまだにびっくり。 母いはく、「アンタ就職では当たりくじ引いたわね。」 確かに。 色んなことから保護されてますから・・・院生時代よりも。 例えてみたら、キャンプで野宿してた生活からいきなり羽根布団で寝るようになった感じ。 ピンポイントで忙しいことは忙しいけど、 昔みたいにがむしゃらに馬車馬のごとく仕事することは今のところはありません。 こんなんでいいんかいな? とブートキャンプ育ちの私はたまに思うわけです。 だけどもうあんな生活@ミシガンはしたくないですけど。 ま、和気藹々助け合いがモットーの学部ですからね(笑)。 それでもしっかり仕事はたまに回ってきます。 人がシャンパンで(今日も1ドルです)いい気分になってる所に Tにいさんはしっかりこんなことを依頼してきました。 「Izzy、11月2日までに一本論文査読してくれよ」 ・・・しらふのときに言ってくれ(爆)。 も~仕方ないなぁ、一本だけですよ、と承諾しましたが 院生時代に1週間で4本の査読をした記録がありますから、1本ぐらい大丈夫でしょ、多分。 それにTにいさんがまわしてくる論文は面白いテーマですから。 なんてったって、sex in advertisingの大家なんですもん(爆)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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