カテゴリ:保育園( ̄皿 ̄+)ゞ
数日前に、祖父母参観のことについて日記に書かせていただきました
この時に義両親へのカミングアウトを込めて、いろいろ考えました。 しかし、義母からは参加を断られ~急遽、実母にお願いしました。 新幹線にのってトータル3時間以上かかります。 70歳になろう実母にこんなお願いをしなくてはいけないとは…と思いつつも、息子の為にお願いしました。 実母はぼんちゃんの障害を知っているので、そういう面では気兼ねがありません。 園の方でも、発達障害の事を祖父母に隠している方も多く、祖父母参観で唖然(@_@) パチクリとされる方もいるとか? なので、担任の先生から「H県からお婆ちゃんがくるそうですが、ぼんくんの事はご存じなんですか?」と聞かれました。 障害うんぬんの説明はしていますけど、やはり、園生活を目の当たりにすると驚くかもしれません。と説明していました。 ハイ、蓋を開けると… ぼんちゃんらしい、祖父母参観だったそうです この日は仕事をお休みし、実母を園に送迎したりとバタバタの日でした。 ぼんちゃんのクラスは25人です。 一人、登園拒否中の子がいるので24人でした。 24人中、祖父母が来られていないのはたた2人だったそうです。 祖父母2人とも来られた方なども数名いたらしく、園児の数より大人の数の方が多かったとか こられていない女の子が、始終、シクシクと泣いていて、椅子にも座らず何もしていなかった リレーの順番を決めるのに、4人ほど1番に走りたい!と言いだし、大騒ぎして、ある男の子が最後まで切り替えができず、クラス加配の先生にずっと抱っこされていた 先生の話を聞かず、後ろで寝転がってなにやら足をあげて遊んでいる子 寝転がって、たてひざついている女の子 お爺ちゃん、お婆ちゃんにひっついて離れない女の子 先生に注意されて大泣きして、なかなか立ち直れなかった女の子などなど… 本当に様々な子がいたそうです その中で、ぼんちゃんはぼんちゃんらしい行動をしていたそうだ じゃんけん列車で負けて、泣いちゃったらしい でも、相手の子が「もう一回してあげる」と言ったそうだが、なんと2回目も負けてだめ押しされてしまった 「もうしない」と怒って、絵本コーナーに走っていってしまったそうです クラス加配の先生はどうなることか?と思いながら、数分たった後に声をかけると、輪の中に入ってくれたとか?(^w^) ぶぶぶ・・・ 途中、突然教室から出ていった。で、ローカーにある水筒のお茶を飲んだらしい。 実は、いつもある一定の時間帯に水分補給の時間があるのだが、この日は、予定がくるって先生がその時間を忘れていたらしい。 なので、ぼんちゃんは時計をみて勝手に言ったらしい。 その事に気がついて、先生が「お茶飲みたい人は飲んでいいよ~」と言ったそうです。 後、運動会のリレーの順番決めの時のこと… 年長さんは、24人、25人、26人の2クラスがあります。 ぼんちゃんは25人のクラスです。なので、26人いるクラスに合わせなくてはいけない。 どうしたらいいのか?と担任の先生が子供達に問いかけると! ぼんちゃん、ハイハイ!と手をあげて 「HKくみさんが26人なので、Nぐみさんは2人すくない。だから2人が2かいはしればいい。Hくみ(ぼんちゃんのクラス)はNKくみさんより1人すくないので、だれか1人が2かいはしったらいい」と言ったらしい。 その明確な答えに、祖父母から”おう~”という言葉が出たそうだ。 で、ある男の子が「ハイ、ぼくが2かいはしります」と! この子、運動神経抜群の子です。 その姿に、これまた”おう~”の祖父母達だったそうです。 リレーの順番を決めるのに、ぼんちゃん「ぼく18番がいい」といい、すぐに決定 その後、順番決めには参加せずに絵本コーナーで本を読んでいたらしい(^w^) ぶぶぶ・・・ それでも教室を出ていくことはなかったそうです。 途中、なんとか先生に促されて、本を持って先生の横に座るぼんちゃん。 先生に「お話聞いていないと、ぼんちゃん、誰からバトンもらって誰にバトンを渡すのかわからないよ」と言われる。 しかしぼんちゃん、順番の名前が書いてある紙が前に張り出されていたので17番の子と19番の子の名前を言う。 お友達に「ぼんちゃんおはなしきいていなくても、ひらがながよめるんだもん、ずるいよ~」と言われ… ”あの子、もうひらがなが読めるの?”なんて声が聞こえてきたそうです。 本当にね~って感じです(^w^) ぶぶぶ・・・ 祖父母とのふれあい遊びもあり、ぼんちゃんはお婆ちゃんの肩をトントン叩いたり、お歌も口パクの可能性は高いですが、その場にたっていたとのこと。 実母的にそれで十分じゃないか?と言っていました その後のお茶会も本当に上手にできたそうです。 で、このお茶会の練習もほとんどしなかったぼんちゃん 当日朝は、自分の祖父母以外の方にお茶を出す!という話しだったのですが、なにやら急遽、自分の祖父母に出すことになったらしい。 本当に、祖父母がこられていない子への配慮のない園です ぼんちゃんは、上手にお婆ちゃんにお茶を出したそうです。 ちゃんと手をついて「おばあちゃん、おちゃをどうぞ」と言ったらしい。 出した後、ある先生が「ぼんちゃん、ちゃんとお茶どうぞって言った?」と聞いたらしい。 なので、婆が「ちゃんといいましたよ」とフォローしたそうです。 この時、クラス加配の先生はある男の子をずっと抱っこしていて、なんとかお茶を運んでいるぼんちゃんの姿は見ていたのだけど、その後を知らなかったらしい。 祖父母のあちこちから「園の先生って大変だね~」と言う声が出ていたそうです。 確かに、クラス加配の先生は参観の半分以上、120cm22kgを超える男の子をずっと抱っこしていたそうです。で、この子はずっと嫌だ~とか騒ぎ続けていたらしい う~ん、この事については最初の配慮がなかったな?と思う母です。 一番病の子が一番になれなかったのだから、崩れて当たり前! それを事前にフォローできなかった園に責任があります。 この事について、この日の夕方、クラス加配の先生に相談を持ちかけられることに… で、婆的には、年長の子供ってあんなもんじゃないか?と…特にぼんがどうこう!とは思わなかったらしい。想像していたより、適当にお友達と絡んでいて、一人寂しくしていたワケではなく、勝手に教室から出ていくこともなかったので、OK!って(^w^) ぶぶぶ・・・ ただ、あんなに祖父母がきていて、あんなに祖父母と絡む遊びをするのだから、自分が行っていなかったらきっとぼんはひねくれていただろうな?泣いていただろうな?と思うと、始終泣いていた女の子が不憫でならなかったと… 「はるの時まで無理せずに元気でいるわ。3年後、元気だったら必ずはるの祖父母参観にも出てあげるから」と言ってくれました。 実母としては大変だったと思います。 本当に来てくれて感謝しています。 でも、後3年後、できれば、こんなイベントは無くなっていてほしい!とさえ思います。 来てもらえない子もいれば、祖父母がいない子だっています。 哀しいと思う子がいるのだから、そういった子のフォローをちゃんとしてほしい!と… この日、休ませている子もいたそうです。 でも、親として、いろんなイベントに出させて経験をさせたい!と思うものです。 実母もピアノの横でただシクシク泣いている子に声をかけたそうですが、ダメだったそうです。 「みてて、本当に可哀想だったわ。」と… 婆としては孫にはあんな思いをさせたくない!と… もし、自分が死んで誰もこれない状態だったら仕方ないけど、生きていてちょっと無理するくらいで動けるんだったら、絶対に行ってあげる!と… 今回の祖父母参観への参加は、実は実姉の言葉が大きかったそうです。 「ぼんは理解している子だから出来る子から、寂しい思いがわかる子だから無理してもいってあげてほしい」と、姉が言ったらしい 姉の長女(姪っ子)の時にも、祖父母参観というのはあったのだそうだ。 しかし、姉は祖父母にその事を伝えなかった。 ダウン症ということもあり、祖父母も他の子と違いが明らかにあるので辛い思いをするだろう!という祖父母への配慮と、姪っ子自身が祖父母がきてもこなくても理解できていなかったからなんだと… でも、ぼんは違う。 わかるからこそ来てほしい!と思い、他の子にきて自分にだけ祖父母が来ていなかったら哀しいんだと…もちろん、その悲しさを乗り越えることは大事だけど、5、6歳の子にはその必要はないだろう。 実母的には、”ぼんちゃんはちょっと他の子と違うタイプの子”という認識は十分したようです。 でも、障害!というカテゴリーに当てはめるかどうか?というのは微妙な線らしい もちろん、孫可愛さ!というのもあるだろう。 ダウン症の姪っ子とは違って、自閉症は目に見えにくい障害です。 実母は「ダラダラ話しが長くなると、どうでもよくなって自分の好きな事(本を読む)をしてしまう。ちょっと我慢のたりない子供」レベルみたいです。 昔には多々いたタイプ。 ぼんが人に手を出したりしないので、それでOKだそうですわ(^w^) ぶぶぶ・・・ 帰りも婆など気にせず、教室の中でなにやらお友達とドミノをして遊んでいたそうです。 淡泊といえば淡泊か?と(^w^) ぶぶぶ・・・ 年寄りの解釈ってこんなもんなのかなと思います。 それでも、私はぼんちゃんの個性を個性と呼ばず、”障害”と伝え続けると思います。 そうすることで、本人の辛さを少しでも周囲に理解してもらえるようになるから… 我が儘で済まされてしまうと、いつか心が壊れてしまうでしょう。 なら、障害として周囲に認知され、本人も自覚して、障害からにげず見つめ合って生きていけたら…と思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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