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カテゴリ:トルコの旅
さてさて。本日もトルコの旅の続きをば・・・。
チケットの関係で成田で4時間も待った私たち。。。 4時間後のツアー会社の集合時間には、すでにげっそり・・・疲労困憊でございました。 今から旅立とうとする者の顔ではございませんわよ。笑。 集合場所にはすでに多くの同行者達が集まっておりました。 パックツアーですからね~。 色々な方と6泊8日も一緒のわけでございます。 不安はつきませんわ。 4時間の待ち時間の間も・・・ずっとその話題で持ちきりでございましたわ。 若者ばかり(大学生くらいの)の参加者ばかりで・・・ノリについていけなかったらどうしようか???とか。 東京モンに「いなかもんジャン?」と疑問型でバカにされたりしないかしら???とか。 (最初から最後まで気取ることなくバリバリのちっご弁を喋り通した私たちの郷土愛よ!!) そもそも・・・学生生活でも集団行動に馴染めなかったという・・・ 若干個性的である私たちが、団体行動になじめるのか???とか。 ま・・・しかしね。 集まった方々を見渡すと・・・こんな激安!オフシーズンツアーにも関わらず 意外に年齢層は高めでございました。 お若い方でも27~8才くらい。お年を召した方は70才くらい。 なかなか・・・シックな集団でございましたわ。 しかし、ちらりと隣のツアーグループを見ると・・・平均年齢60才くらいの集団でございましたので・・・ 私たちのグループは平均年齢的にもどうやら「ヤングチーム」に分類されるようですわ。 「う~~~む。。。 ま・・・ほどよいミックス具合でよかったわ・・・。」 平均年齢65才チームに私たちだけ・・・というのもね・・・。 まだ会ったばかりの集団は・・・お互いに言葉を交わすことも無く・・・ 不自然な沈黙を抱えたままイスタンブールまで解散となったわけでした。 しかし私たちはまだ知りませんでしたわ。 この何でもないグループに・・・様々なナイスキャラが隠れていることなどね。うふふ。 (後に、親友Kちゃんに・・・ 『旅行はキツイところもあったけど、あのナイスキャラな面々に出会えただでも収穫だわ』とさえ言わしめた程の 粒ぞろいのキャラ集団でございましたのよ。うふふ) チェックインを済ませると・・・いよいよ搭乗ゲートへと向かいます。 「とんでいすたんぶ~~る~♪」なんて鼻歌も自然に湧き上がってくるというもの。 が。。。しかし。。。 でばなをくじかれる・・・というのはこのことか。 搭乗時刻になってもさっぱり搭乗案内がなされないのでございます。 どうやら関東地方に数日前に降った大雪のおかげで・・・いまだにフライトに乱れがある様子。 成田ですでに4時間。それから搭乗まで1時間半。 足し算したら・・・5時間半。(算数が苦手でもこれくらいは・・・出来ます) 私たちの疲労困憊ぶりを想像出来ますでしょうか? ええ・・・げっそりざます。 しばらく待って・・・やっと搭乗出来ましたが・・・今度は飛行機がなかなか飛び立たない!!! 機内で・・・約1時間。。。アナウンスの説明もなくただただ待たされるのでございます。 波乱の幕開けはすでに成田から・・・始まっておったのですわ。 ええ。寝不足のためすっかり忘れておりました。 ジャスミンは・・・嵐を呼ぶ女だったのです。。。 睡魔に勝てずに・・・気を失っていると・・・ ガタ・・・ガタ・・・ガタガタガタガタガタガタガタ・・・・ 誰かに激しく身体を揺さぶられるのを感じで目を覚ましましたわ。 どうやら・・・離陸した模様。。。 気が付いたときには水平飛行に入る直前でございました。 しかし・・・ゆ・・・揺れる。。。。。涙。 バッグの中に手を突っ込んでお守りを握りしめる私の隣で、親友Kちゃんは厳しい顔で爆睡されておりました。 嗚呼・・・どうせ死ぬなら・・・眠ったままのほうが・・・ そんなことを考えていると・・・揺れ続ける機体の背後から・・・ のし!のし!のし!!と誰から歩いて参ります。 「こ・・・こげな揺れの中・・・どなたじゃな??」 振り向くと・・・トルコエアのスチュワーデスさんでございました。 アジア系の航空会社には可憐なスチュワーデスさんが多い中・・・ トルコの採用基準はどうやら大きく違っている様子でございます。 「おっかさん!!!」 ジャスミン・・・思わずそう叫びたくなってしまったのでございました。 ええ。あの度肝を抜く囲み目アイメーク。 そしてあの安定性のありそうな足腰。 がっしりとした腕。 乱暴だけど・・・優しさもあふれる物腰は・・・まさしく・・・おっかさん!!!! 「ああ。もしこの飛行機が落っこちても・・・この人が助けてくれるに違いない!!」 そんな安心感をくれるおっかさんでした。 揺れをモノともしないおっかさんの立ち居振る舞いを見ているうちに・・・ジャスミン何だかすっかり落ち着きを取り戻しましたわ。 日本の飛行機のフライトアテンダントの採用基準も見直したほうが良くってよ?笑。 *これ↑はトルコエアの紙ナフキン。可愛い柄だったわ~~~ ちなみにトイレットペーパーもキュートでした。 さすがに・・・写真は無しですけどもね。笑。* しかしね。12時間ちょっと。 眠れないですわよ。。。眠いのに・・・眠れない地獄ですわ。 Kちゃんは隣で、眉間に日本海溝並のシワをよせて深い眠りについておいでです。 むむむ。眠れない。。。 食事をすませ・・・映画を3本も見ても眠れない。 「あ~~~~~~~~~~~~~~~」と無意味なため息をついていると・・・ 「あなたどちらから?」左となりに座っていた品の良いご婦人(64~5才?)に話しかけられました。 どうやら別のツアーの参加者の方のようです。 これをかわきりに会話をはじめた私たち。 国の仕事をしている旦那様の関係で、南米暮らしが長かったという彼女と妙に意気投合し 残りの数時間は旅の話で盛り上がった為に大変短く感じましたわ~~。 楽しかったです! さて。 いよいよイスタンブール上空にさしかかった時・・・再び機体が激しく揺れはじめました。 ガタガタガタガタガタガタガタ・・・・ イスタンブール上空は厚い雪雲で覆われていたようなのです。 「こ・・・怖いよぅぅぅぅ」 その上・・・ 「着陸の順番を待っている」とのことで、50分近く旋回を続けましたのよ!!! ガタガタガタガタガタガタガタ・・・・と激しく揺れ続ける機内で・・・ ジャスミンはやっと思い出しました。 自分が・・・嵐を呼ぶ女・・・であったことをね。。。 着陸時の揺れは相当なものでございました。 車輪が地面に着いた際、拍手喝采!とならなかったのはきっとシャイな日本人が乗客の大半を占めていたせいであったでしょうな。 「イタリアなら拍手もんだわよ」 隣の老夫婦がそう呟いたのが聞こえました。 14時間近いフライトでした。 予定よりも随分遅くなったものの・・・私はついにやって来たのです! 10数年思い続けたイスタンブール!!!トルコです! 飛行機を降りる際に外を眺めると・・・そこは・・・真っ白な雪!雪!雪! 更に大粒の雪がふわふわと舞っておりました。 嵐を呼ぶ女ジャスミン。 呼ぶのは・・・雨雲だけではございませんわ。 雪雲だって呼ぶようです。 イスタンブール・・・希に見る大雪。 ヨーロッパにはロシアから大寒気団がやって来ていたのでございました。 このときはまだ・・・ 「うわ~~綺麗!!雪ば~~い!」と九州育ち丸出しで喜んでいた私でしたけど・・・ この雪があの超!過酷なバス地獄の原因になろうとは知るよしも無かったのでした。 ま。とりあえずはトルコに無事到着。 やたら愛想の良い(しかし仕事は遅い・・・)イミグレを通り抜けると・・・ ちょっぴりマトン肉の香りただようイスタンブールでございました。 ああ!ガイコクだ!!! 見るオヤジの顔、全てが・・・濃い!!!!!!!全員、奥目でございます~~~~~~。 あ~~!!!着いた!ここはイスタンブ~~ル♪ マトンの香りの漂う空港で奥目のオヤジ達を観察しながら、そう呟いたものです。 もうすぐ10時。 ホテルについたのは11時近くなってからのことでした。 *ついたばかりのイスタンブールの写真。バスの中からです。 翌日はもっとスゴイことになってましたわ。笑* 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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