|
カテゴリ:カテゴリ未登録
この和製ヘッジファンドは、野村の1兆円ファンドのファンド・マネージャーだった清水孝則氏がやっていたんですね。
面白いのはHS証券が約70%出資していて、その出資分をのちにアセットマネージャーズ(最近株価ふるわないっすね)が買っています。 ちなみに、清水氏は、2000年に出版された「ファンドマネージャー「私」の戦略」(竹村出版)に登場して、発言されています。「野村ワールドスターオープン」を運用していたころの話です。 ● 基本は、企業訪問。企業の成長力を、相対・絶対の両面から把握する ● 徹底した調査とリスク管理が運用で重要 ● リスク管理は、ベンチマークからどれだけ乖離しているかを重視。(1)各国、各アセットのリスク・リターンの見通し、(2)それぞれの相対比較、(3)これらから算出した組み入れ比率を過去のボラティリティから最適化する ● 「情報をとりにいく」+「人の話を2割引できく」が経験的に身につけたリスク管理手法 ● 大切なのは、1に健康、2に家庭、3に、人一倍働くこと 箇条書きの3番目からは、アセットアロケーションこそ重要というメッセージが伝わってくるかと思います。 ちなみに、同社の公募投信の「エース21」(グローバル・マクロ型)のスタンスを見ていると、株式=強気(欧州>米国=日本)、債券=弱気、商品=強気という感じです。 ===引用 野村アセット「1兆円ファンド」指揮、清水氏、投信へ「復帰」。2006/11/06, 日経金融新聞, 3ページ, 有, 406文字 21世紀アセット、認可取得 独立系の21世紀アセットマネジメント(東京・千代田)はこのほど投資信託委託業者の認可を取得した。同社は野村アセットマネジメントで最高投資責任者(CIO)を務めた清水孝則氏(61、写真)が率いる運用会社。早ければ年内にも公募投信を投入する。 21世紀アセットは昨年五月に投資顧問としてスタートし、投信への参入機会をうかがっていた。第一弾として株、債券、商品で空売りを組み合わせた個人向けヘッジファンドを計画中。販売会社を開拓する。 清水社長は野村アセットで株式投信「日本株戦略ファンド」の運用を統括。「一兆円ファンド」として話題を呼んだが、相場低迷下で成績は振るわなかった。〇五年に独立し、21世紀アセットを立ち上げた。 同社は当初エイチ・エス証券から七三%出資を受けていたが、今年七月にエイチ・エスはリストラの一環で持ち株を不動産ファンドのアセット・マネジャーズや清水氏らに譲渡した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月21日 17時19分36秒
コメント(0) | コメントを書く |
|