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先週末は、神田川で、桜が満開でした。花盛りです。
ところで、「ハゲタカ」がNHKで土曜日に放送されて話題になりました。 私は、見ることができなかったので、小説で読みました。 間違えて先に「ハゲタカII」(真山仁 作。上下2巻)を文庫で購入して読みましたが、面白いですね。 概略だけ伝えると、ハゲタカファンドのホライズン・キャピタルの会長 鷲津政彦が、昔は繊維でならした鈴紡や、総合電機メーカーの曙電気に対して買収に動く物語。 競合のファンド(海外ファンドもある)、事業強化を図るべく曙電気のある事業部をとりに行く大手企業、投資銀行、そして買収対象企業の経営陣、従業員、支援する銀行などが絡み合って、生々しく展開していきます。自殺含めて、人も死にます。 面白いのは、小説とはいえ、現実の世界を髣髴させる設定である点です。説得力があります。作者は元新聞記者だけあって、たとえば隠然とした影響力をもつオーナーなどの負の影響も描いていますが、とてもリアリティがありました。 昨日読み終わって、ふと思いつきで、「ではファンドがオールドエコノミー的な企業を買いとって再生させている企業はうまくいっているのだろうか。株価はどうなっているんだろう」ということで、株価を調べてみました。 すぐに思いついたのは、ジェイ・ブリッジ、OAKキャピタル(旧BML)、アセット・インベスターズです。 総じて、ぱっとしません。特にジェイブリッジはひどいね。 フィンテックGも含めているのは、自分がフィンテックをずっとみてきているので感覚がつかみやすいため。 下方修正したり、会社計画未達懸念などから軟調なんでしょうか。 それにしても、四季報のコメントを見ていると、ジェイ・ブリッジは、資金調達に困っているような書き方ですが、会社存続大丈夫なんでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月04日 22時57分17秒
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