ご存知ですか?意外と見つかる【小腸の病気】
★日経健康セミナー21 No.66~ゴクン!と飲むだけで検査できるカプセル内視鏡~ 今まであまり知られていなかった小腸の病気が、最新のカプセル内視鏡技術によって明らかになりつつあります.これまでの【内視鏡検査】より身体的・精神的負担の少ないカプセル内視鏡技術を使った最新の検査法や、小腸の病気についての最新情報を勉強してきました. プログラム ●基調講演1「小腸疾患とカプセル内視鏡検査について」坂本長逸氏(日本医科大学 内科学 消化器内科教授) 胃や大腸と違って 小腸は食べ物の栄養を吸収するところなので これが無くては人間は生きていけません.小腸は とても長いので病気を発見したりすることが難しいので 早期発見が出来難く 手遅れが少なくないそうです.カプセル内視鏡検査は 機械の装着と指導、【カプセル】を飲んで画像を送り【カプセル】をトイレで出すだけで 入院もしません.大きさも 水で飲めるくらいの大きさです. 【カプセル内視鏡】は 世界70カ国で早期発見に使われています.日本では10万円くらいの費用でできます.(原因不明の便血や貧血等の治療の為の検査の場合は 医師による指導で保険適用になり自己コ負担は3万円位)腸閉塞等 特別の疾患意外の人に 使えるので安心です.ギブン・イメージング社とスズケンです. 坂本先生の臨床実験によるとアスピリン等 鎮痛消炎剤を2週間服用で 小腸に副作用の害が出ていることが【カプセル内視鏡】によって発見されています. お薬を飲まれている方の大半は その現状に気づいていないそうです.服用期間の長い方には 是非【カプセル内視鏡】で 小腸内部の健康状態確認することを 奨励されていました. 【カプセル内視鏡】による早期発見で助かった病例を画像で解説してくださいました. ●基調講演2「小腸疾患の診断治療最前線」山本博徳氏(自治医科大学 内科学講座 消化器内科科学部門 教授) 山本先生は 苦痛を伴わないことで有名な【ダブルバルーン内視鏡】を発明された凄い先生です.この【ダブルバルーン内視鏡】は画期的なもので 世界中の国で賞賛されて 手術治療・生体検査に取り入れられ沢山の人の命や健康を守っています.感動です.富士写真の医学部門で商品化されているもので 【カプセル内視鏡】+【ダブルバルーン内視鏡】があることで 医学会の進歩に貢献している事実を 手術画像等で詳しく解説されました. ※患者さんで入れ歯を飲んでしまった実例の映像は凄くて小腸の壁に 金具が くい込んでそれを【ダブルバルーン内視鏡】で見事に取りだすことに成功された事例と画像はショッキングでしたがとても解り易くて印象的でした. ●パネルデイスカッション「知って安心.最新内視鏡技術による身体的・精神的負担の軽減」坂本先生、山本先生、石井苗子氏(女優、ヘルスケアカウンセラー)、河本惠氏(アナウンサー、十文字学園女子大学客員教授) 実際の装具について、検査の流れ等々 会場の参加者の気持ちを石井さんや河本さんが質問を お二人の先生に質疑していただけました.今回は 小腸の検査の為のカプセル内視鏡でしたが 将来的には大腸や他の器官のカプセル内視鏡の開発も研究されているそうです. ※【保険適用】は条件が認められたケースのみだそうですが 鎮痛消炎剤の害はとても気になります. お医者様に相談されると安心ですね!http://www.suzuken.co.jp/company/news/07-04-25b.pdf