テーマ:ひとり言・・?(17621)
カテゴリ:悠々徒然
洒脱。
彼を想う時に真っ先に出て来る、 漢字二文字。 辛うじて?!オンタイム(リアルタイム)に、 「クレイジーキャッツ」時代の記憶がある私は、 我乍ら幸運だと思う。 ・・・二つ三つの頃ではあるが~ 「絵(映像)」として、 覚えているのだよ。 スラップスティックで、 音楽的で。 モダンで粋で。 大袈裟だけれど、 私の中の「笑い」や「コメディ」のセンスってのの、 原風景になっていると思われ。。。 ドリフとは一線を画していたと言うか・・・ モチロン彼らも好きだったけれど、 マセガキの私は、 多分に親父や母の影響もあっただろう(特に親父が当事はクラリネット吹きでねぇ~)が、 音楽(楽器)を弾きこなせる彼らを・・・ さらに「笑い」を伴って~ってのが、 カッチョいい~!とみていたよ。 桜井センリさんのピアノが好きだった。 「オトナだ~」ッてな、感じでさぁ。 お子様のくせに、 お子様なコトを敬遠しがちで、 音楽や映像や服飾の趣味は・・・確かに、 周りのガキンチョたちとは違ったよなあ。。。 これまた「お育ち」ってコトになるんすかねぇ。 閑話休題。 ある意味とってもニッポン的で~ まさに「昭和」を象徴するおヒト・・・ 又しても昭和が逝っちまった。 植木等さんの立ち姿。 すっとぼけているんだけれど、 切れ味良く・・・ 目が、ね。 ウン・・・鋭いって言うかさ。 決して笑っていないんだなあ。 怜悧とも言えるくらい。 それは「喜劇人」に共通しているかも知れぬ。 この度。 植木さんの経歴(浄土真宗のお寺に生まれたなど)を、 改めて知ることとなり、 なるほど・・・ あの軽妙洒脱さと言うのは、 その辺りからも齎されたのか・・・との思いを強くしている。 こりゃまた失礼! ハイ、それま~で~よ! カラリとしたあの声が胸のウチに蘇ってくる。 ご冥福をココロよりお祈り申し上げます。 お疲れ様でした。 そして・・・ステキな時代をありがとう。 昭和は遠くになかりけり。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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