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カテゴリ:DVD
昨日、WOWOWで録画していた映画「悪魔の赤ちゃん」を見た。
この映画を見るのは、これで2回目の鑑賞。 映画の話は、平凡な夫妻の間に誕生した新生児は突然変異の怪物だった。医師や看護婦を殺害し病院から逃げ出したその赤ん坊は殺戮を繰り返しながら両親の住む家へと向かう……。 オカルトブームの真っ只中1974年製作のB級ホラー映画だが、スタッフが凄い。 音楽を、ヒッチコック作品を多く手がけたバーナード・ハーマン。 ハーマンらしくメジャーコードとマイナーコードを反復させ呼吸のような感じで緊張感をかもし出す音楽が素晴らしい、今回はわりとオーケストラの音は薄めだが、シンセサイザーを絡めてのスコアが面白い。 メイクアップを、今でこそ大御所のリック・ベイカー。 まだ彼の作品の中では初期の作品に当たるのだが、主役の赤ちゃんの造形を担当したと思われる、映画の中ではチラッとしか赤ちゃんが写らないので評価は難しいけど、かなりチープな出来、シーンによって体の大きさが変わるのもご愛嬌。 監督は、近年デビッド・R・エリス監督の「セルラー」の原案、ジョエル・シュマッチャー監督の「フォーン・ブース」の脚本で健在ぶりを見せ付けたB級ホラーの大御所ラリー・コーエン。 映画の感想は、30年も前の作品なので今の目で見るとかなりチープ、先にも書いたが音楽に大分助けられている感は否めない、しかし二重に見える赤ちゃん目線や、その後に作られる動物パニックの「アリゲーター」などに通じる後半地下の下水道に逃げ込む展開など見るべき点もある、masala的には愛すべき作品。 「悪魔の赤ちゃん」はその後、「2」、「3、禁断の島」と続編が製作されている。 「悪魔の赤ちゃん」シリーズと、ラリー・コーエン関連作品のDVDはこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.06 15:00:42
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