草の根での対話で、イラク派兵計画中止へ
今日1日は強行スケジュールの予定。午前中の行動に向かうため、時間に追われていたことと、少し疲れが出ていたせいでしょうか、階段を踏み外してしまい、足首を捻挫。中学時代、体育館でバスケットボールをしていたとき、ボールをジャンプキャッチして着地に失敗して足首を骨折して以来、ちょっとしたことで足首を捻挫してしまうことが癖になっています。今回の捻挫は少し痛みが激しいようです。 行動の集合場所に車を駐車するときに、「ガリッ」という音が…。「しまった」と思って、後部バンパーを見ると、こすって塗装がはがれていました。何気なくスーツのズボンを見ると、ひざの部分が破れており、足を踏み外してころんだときのもののようです。今日はついていないな、と思いつつ気分を取り直して、行動へ。「表だっては支持できないけど、心情的に共産党を応援している。がんばって」「イラクで犠牲者が出ないか本当に心配だ。少ない年金が削られ、介護保険料も医療費もあがってたいへん」などなど、切実な思いを聞かせていただき、この思いにこたえたいと、気持ちも新たに。お二人の方に「しんぶん赤旗」読者になっていただきました。 午前11時から金沢市香林坊で、有事法制反対県連絡会が行っているイラク派兵抗議の宣伝署名行動に参加。チラシを配布していると、ビラを受け取り信号待ちの男性の方が声をかけてきます。・「いま復興支援できるのは自衛隊しかいない」○「しかし、世界の多くの国々は軍隊を出していません」・「世界はどうでもいい。日本としてどうするかだ」○「復興支援を、とのお気持ちは私たちも同じです。しかし、占領状態のもとでは復興支援もできません。」・「それはそうだが、あなたたちとは考え方が違う」○「今、国連の枠組みのもとで復興支援が大事です。主権をイラクの国民にもどして、米英軍は撤退を―この方向で日本が外交努力ををするべきではないでしょうか」・「それはそうだ」とのやりとり。信号が青に変わったため、お話は途中になってしまいましたが、しっかり対話をすれば、わかってもらえるな、と実感したひととき。草の根の活動が大事です。党として、イラク派兵問題の「しんぶん赤旗」号外を配布しながら、対話・宣伝・署名に全力をつくしたいと思います。 昼食を慌しく食べ、小集会へ。昨日作ったパネルも使いイラク派兵反対を中心にあいさつをさせていただき、中座。 県社会保障推進協議会の年金問題をテーマにした新春講演会へ。「イラク派兵反対の訴え」の特別報告ということで、お話しをさせていただきました。「昨日政府が、派兵の国会事後承認を数の力で押し切ったことに満身の怒りをこめて抗議します」と切り出し、パネルを使いながら、「世界の大勢は国連の枠組みのもとでの復興を、との立場で軍隊を出していません。自民・公明の小泉政権は、この世界の声が聞こえないのでしょうか。聞こえるのは、ブッシュ大統領の声だけのようです。日本共産党の国会論戦を通じて、イラク戦争正当化の根拠も自衛隊派兵の大義も崩れ去りました。ばけの皮がどんどんはがれ、残ったものは『アメリカの要請にしたがって派兵をする』という本質だけです。あらゆる知恵と力をつくして草の根からの取り組みをつよめましょう」とお話しさせていただきました。 講演会終了後、内灘町へ。堂下町議とご一緒させていただいて行動。内灘町の方とは、はじめての顔合わせですので、参議院選挙で頑張る決意を述べながらの行動。6人の方に「しんぶん赤旗」読者になっていただきました。 次の党後援会主催の新年会に、なんとか時間どおりに到着。あいさつをさせていただき、てづくりのおでんやポテトサラダ、おつけものをはじめ、おいしい夕食をごちそうになりました。参加者の方から、日本共産党との出会いを聞かせていただいたり、たくさんの激励をうけて元気をもらいました。明日の準備などもあるので、中座させていただき、党事務所へ。 「社会保障推進協議会ではいい話をしたようだね」と、先輩から声をかけてもらい、少しは印象に残る話しができたのかな、と思いながらデスクワーク。家についたのはすっかり夜もふけた時間になってしまいました。明日も充実した1日になりそうです。