カテゴリ:音楽
8月9日に、昨年9月のワンマンライブ以来、約1年ぶりにfucchiEのライブを見に行った。 自分の停滞期間の長さを思い、 そしてまたfucchiEの予想以上の成長ぶりに驚いた。 今回は六本木のmorph-tokyoというライブ・スペースで ピアノとのコラボ。 「僕を待ってて」「サクラサク」など新しいアルバムからの新曲はもちろん、 前アルバムから「Just be Okay」「Proud Woman」などなじみ深い曲も歌った。 ピアノ1本という、いつもと違ったアレンジで、新鮮に感じられる。 一部Jazz的なピアノアレンジもあって私の好みだった。 ピアニストMakiさんとの呼吸、その生の感覚もとてもよかった。 昨年のライブも、ひたむきに歌い踊る姿に好感が持ててよかったけれど、 今はもっと自信と余裕を身につけ、 人に語りかけ、歌声を前面に出せるようになったのを感じた。 そんなステージングだった。 こんなこと私が言うのはおこがましいけれど、歌もすごくうまくなった。 伸びやかで声量も段違いになり、その分高音もピアニッシモも活きている。 より高い歌唱力を身につけることにより、表現において自由になれたのだろう。 羨ましいくらい、まぶしかった。 fucchiE、大きくなったなあ。 前日ジムで会ったときも、前より大きく見えたけれど、 ステージではもっと大きかった。 強くなった。 繊細さも、強さ、しなやかさに変えることが出来るようになったのかもしれない。 単なるレベルアップというより、彼なりの突き抜け方を果たし、 1個のアーティストになったと実感した。 会場で、新しいアルバム「Four Seasons 7 Colors」を買い求めた。 今回のアルバムもとても気に入った。 家で繰り返し聴いている。 fucchiEの曲はスローな曲でも不思議と踊りたくなる。 優しい曲は優しく、かなしい曲はかなしく、ステップを踏みたくなる。 fucchiEのリズムと旋律と歌声とに感応する。 彼の歌声は、先日北海道ではテレビCMで流れ、 またCDは全国流通も果たし、タワーレコードやHMV、amazonなどで WEBでの購入や店頭での予約購入ができるようになるという。 ライブやイベント出演の回数も昨年の比ではなくなっている。 すごい快進撃! ぐんぐんとものすごいスピードで進んでいくので、 せめてその後ろ姿を見失わずに応援していこうと思っている。 実は、5年も通ったジムを今月いっぱいでやめる。 fucchiEと一緒にダンスレッスンできなくなるのが残念で その理由だけでも本気で迷ったけれど、 自分なりに新しく歩むためにそう決めて、退会届を出した。 fucchiEには「応援してるね」と言いつつ、 そのひたむきな姿勢、情熱、軽やかさ、などにいつも刺激を受け、 エネルギーやあたたかさをもらっていたのは私のほうだったから、 ジムから、ダンススタジオから、私が去っても fucchiEにとってそんなに変わりはないだろうと思っていた。 しかしfucchiEはジムをやめることを告げると、引き止めてくれた。 それはとても嬉しかった。 すでに多くのファンがつき、 サポートスタッフや仲間にも囲まれている彼に対し、 私でも支えになったり、固有の何がしかを与えることができているのだろうか。 ステージを見に行くだけの機会しかなくなると、 何か大きく失われるだろうか。 今はわからない。 しかし、縁があればつながり続けるだろうし、 ジムをやめると決めて行動して、初めて気づくこともたくさんあったし、 これはマイナスのことではないと信じよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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