カテゴリ:【ディズニーシー】or【・・・シー+α】
夏のイベントが終わり、秋のイベントが始まるまでの「束の間の静けさ」が漂うシーに 少しだけですが行ってきました。
ディズニーシーでは今秋は なんと開園以来初めてハロウィーンイベントを行うということなので、あと数日もすればクリスマスシーズンにも等しいくらいの混雑期が押し寄せてくるかも・・ と やや不安に思い、今のうちに既に発売になっているグッズをゆっくり見たり準備が進むパークの様子を眺めておきたいなー とちょっと思ったのです。 午後になってのんびりと車で家を出たので、舞浜に着いたのは15:00頃、イクスピアリに立ち寄ってから歩いてシーまで行って入園ゲートを通ったのは15:50くらいでした。 ミラコスタ通りの入口にはまだ恒例のイベントデコレーションはありませんでしたが、トンネル内の柱や天井やミラコスタ通りに面したショップ内には、ハロウィーンの飾り付けが少しずつ施されているようでした。 通りを抜けたピアッツァトポリーノでも、ショップワゴンの屋根やインフォーメーションボードなどにそれぞれ個性的な「仮面」が取り付けられていて、ハロウィーンの準備が着々と進んでいるようでしたよ。 私達は「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」でハロウィーンのスーベニアプレート付きのチョコレートケーキとコーヒーやペストリー、それにランチケース(中身なし)とスーベニアカップ(中身なし)を購入して、ハーバーを眺めながらパラソルの下でお茶を飲んで休憩し、それからアメリカンウォーターフロントへ向かいました。 ハーバー沿いの緩やかな坂を上り、コロンブス像の前から「スチームボート・ミッキーズ」の方へ進むと、クリスマスの時と同じように賑やかに飾りつけられた通りが見えてきました。 そしてその先のウォーターフロントパークでは、ハロウィーンのイベント期間中に行われるショーのための屋外特設ステージがほぼ完成して、準備万端整っているようでした。 ベンチもきっちりと並べられていて、きっと閉園後にはステージのリハーサルも行われているのでしょうね~。 今回のショーの鑑賞には、オフィシャルHPによると「抽選によって配布される入場整理券が必要」だとのことですが、その制度も含めハロウィーンのステージショーはディズニーシーでは初めての試みとなります。 果たして どんなことになるのか。 心配なような 楽しみなような・・・ 個人的には少し複雑な気持ちです。 公園全体の広さの割には ややこじんまりとした印象のステージを眺めた後は、私達は17:15からの「ビッグバンドビート」目指してブロードウェイミュージックシアターへと行きました。 列の最後尾についたのは次回ショーの入場時刻まで40分を切った16:10くらいだったと思いますが、今日この回のこちらの待ち列は非常に人が少なくて、私達は入場後ゆっくり着席できる先着数十組の中に入れてしまいました。 なので本日は「できるだけ近くで観たい」派の夫に従って、私一人で来るときには絶対に選択しないような前方の席に座ってショーを楽しませていただきましたよー。 ショーが終了してからは、あちらこちらのショップを巡ってみました。 昨年までの秋のシーでは食や芸術などをテーマとした独自のイベントが開催されていましたが、今年はお隣のディズニーランドと「ハロウィーン」のイベントを同時開催するということで、各ショップにはシーのハロウィーングッズの他にもランドと共通の(東京ディズニーリゾート名義の)グッズまでもが大量に並んでいました。 毎年9月はシーの開園記念日(この9月4日で開園8周年です)があるので、この時期は周年関連のグッズも売り場には出ているのですが、扱いは小さい感じでした。 いくつかの品を選んで購入した後、エントランスに立ち寄ってキャンペーン(年間パスポート所持者対象の「例の」です)台紙にスタンプを押していただき(18:20頃、殆ど待ちませんでした)、私達は再びアメリカンウォーターフロントへ戻りました。 S.S.コロンビア号前のドックサイドステージで行われているレギュラーショー「オーバー・ザ・ウェイブ」は、オフィシャルサイトによると 今年はハロウィーンのイベント期間中は休演になるとのことでしたので、19:00からの本日最後のショーを観ておこうと思ったのです。 ステージ前に着いたのはショー開始30分前を過ぎた18:35くらいでしたが、会場内の座席は特に良い場所は埋まっているものの まだまだ余裕のある感じでした。 私達は空いていた中から サイドブロックの通路沿いの席を選んで着席しました。 ショー開始の10分ほど前になって、会場内の座席はほぼ全てが埋まったようでした。 5分前には二人の出演者の方がステージ上に現れてショー導入のアナウンスが行われ、予定時刻どおりにショーは始まり無事に最後まで行われました。 私達は今日もいつもと同じところで笑いそして涙ぐみ、いつもとおなじところで拍手をし、楽しくオーバー・ザ・ウェイブを観ました。 オーバー・ザ・ウェイブが終わると時刻は19:30。 私達はハーバーへ出て、20:05からの「ブラヴィッシーモ!」を観る場所を探すことにしました。 ポンテヴェッキオの袂まで来ると、ミラコスタ寄りの橋の上の最前列にはうっすらと一列、ゲストが立って待っているような雰囲気でした。 リドアイルはまだゲストを入れていましたが、リドアイルへ渡る橋の上の最前列はほぼ埋まっていました。 ハーバーをやや遠くに見る ポンテヴェッキオ上の一段高くなっている手すりのある場所の最前列はまだ多くが空いていましたが、つい先日同じ場所から「ブラヴィッシーモ!」を観たばかりだったので 今夜はそこに場所を確保するのはやめました。 結局19:45くらいになってやっと、私達はポンテヴェッキオから水面近くに一段下りた リドアイルの後方エリアの中に落ち着きました。 ハーバーを見渡す時に、リドアイルによって一部視界が遮られるものの 一応最前列にあたる場所でした。 この時間、対岸からは弱いとは言い切れない程度の風がこちらに向かって吹きつけていたので、私達は 「こちらは風下になっちゃうから煙で何も見えなくなっちゃうかな~・・」 とか、 「この風では、こちら側の噴水や花火の演出は省略されちゃうかもね~・・」 とか言って心配しながらショーが始まるのを待っていたのですが、20:05になって始まった今夜のブラヴィッシーモ!は まさかの完全版でした。 おだやかな歓声と共にショーが始まると、今夜も私はあっと言う間に異次元の世界にすーっと入り込み、心の中の深い森の奥で 時には歌いながら ワルツを踊りながら 激しいリズムを奏でながら、水の精と火の精の想いを感じました。 私達のいたリドアイル後方エリアは(そんなに条件がよくないせいもあるかもしれませんが)今夜はショーが始まってからも後ろにゲストが押し寄せてくるでもなく、このエリアにいらしたゲストほぼ全員が実質最前列状態でショーを鑑賞できるような状況で、周囲のゲストの皆さんも今夜の「ブラヴィッシーモ!」にとても満足していらっしゃったようでした。 手すり沿いのすぐ隣には、まだパークに入園するためのパスポートが不要なくらいの年齢のお子さんお二人を連れたご家族連れがいらっしゃったのですが、ショーが始まるまでは落ち着きの無かったその小さなお子さん二人もショー中は「眠ってしまったのかしら?」と思うくらい静かで、食い入るように目の前で起こる様々な事象に見入っていたようでした。 今さら言うことでもないのですが、「ブラヴィッシーモ!」は 鑑賞するにはある程度の想像力が必要なショーです。 そして 想像力というのは(私が思うには)おそらくその人の経験の量と質にとても影響を受けるものです。 ですから、同じ「ブラヴィッシーモ!」を観ても、それは年齢を重ねた私のような者とまだこの世に生まれて数年足らずの小さなお子さんとではきっと全く違った物のように感じられることと思います。 今夜 私の隣で身動きひとつせず「ブラヴィッシーモ!」を観ていたお子さんの心には、ハーバー上で繰り広げられた様々な光景は どんなふうに残ったのでしょうか。 無事にあがった20:30からの花火「ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ」もほぼ同じ場所で最後まで観て、私達はシーを出ました。 次回舞浜にやって来るのは、TDR初のランド・シー同時開催のハロウィーンイベントが始まった頃になります。 果たして今年のシーの秋はどんな季節になるのでしょう。 どうか 楽しかった と 笑顔で振り返ることのできる二ヶ月間になりますように。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。 利用なさってみてください。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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