カテゴリ:【ホテルミラコスタ 宿泊】
(…前日の日記から続く) きょうはパークに行く予定がないのだから早起きなんてしなくていいのに。 やっぱり私は早い時間から目を覚ましてしまいました。 時刻は6:00をほんの少し過ぎるころ。 ベッドの中から見えるディズニーシーの空は夜明け前らしい薄明り。 とりあえず と起き出して窓辺に寄って覗き見ると、パーク内の街角にはまるで開園時間中のように灯りが点っていて、一瞬、 今は夕方?なぜ誰もいないの? と錯覚しそうになりましたよ。 東側のアメリカンウォーターフロント方面に目を遣ると、日の出間近の景色の中には燦然と輝くクリスマスツリーの姿が。 あれれ?? ゆうべは24時過ぎにはツリーの灯りは消えていて、あのあたりは暗かったのになあ。 いつの間に点灯したんだろう… …そうか! クリスマスツリーは 夕方暗くなると輝き始める のではなくて、実はきっと 朝の決まった時刻に点灯して一日中ずーっと輝いているんだ! 昼間は周囲が明る過ぎて点灯していることに気づかないだけだったんだなあ… と、私は認識を新たにしましたよ~ …では、 パーク内施設の建物を照らし出している照明は夜何時に消えて朝は何時に点くんだろう? 建物の屋内照明はどんなタイミングで消したり点けたりするんだろう? 全部集中管理なんだろうか? …なーんて。 パーク内を眺めながら思いを巡らせてつまらないことをあれこれ考えていると時間はあっという間に過ぎていき、あたりはみるみるうちに明るくなっていきました。 これはもう眠ってはいられない と観念した私は、きちんと起床して窓からの景色を眺めながら身支度を始めることにしました。 6:30を過ぎると いよいよ日の出の時が近づいてパーク内は薄いオレンジ色に染まり始めました。 ホレイショスクウェアのクリスマスツリーに灯りが点っていることも 周囲の明るさに紛れてだんだんわからなくなっていきます。 すっかり明るくなったメディテレーニアンハーバー水上には、この時間 ハーバーグリーティングに登場する大きな二艘の船が揃って姿を現してきていました。 二艘の船は、それぞれ別々のルートで水域を大きくまわったり リドアイルの前でしばらく停泊してくるくると回転したり と 様々な動きをしたと思うと10分ほどで水道橋の下へ消えていき、すぐにまた水域に揃って出てきて同じように動き回る ということを 何度も何度も繰り返していました。 現在行われている水上グリーティングとは全く異なるパターンの動きだったので、クリスマスシーズンが終わった後に予定されているエンターテイメントの準備なのかもしれませんね~ 7:00になると急に、開けていた窓の隙間からクリスマス音楽が室内に流れ込んできました。 この時期のパークで流れている お馴染みのあの厳かなBGMです。 ひょっとしたらBGMは既に6時台のうちからごく小さな音量で流れていて このタイミングでぐんと音量が上がったのかもしれなくて、私が起床した時には その小さな音に気付くことができなかっただけなのかもしれませんけれど。 (最近のホテルミラコスタでは 普通の客室は殆ど窓を開けることができなくなったので、パーク内の音もきき取れないことが多くなってきました。それとも私の歳のせい??) 7時を20分ほど過ぎるころには 寝起きの悪い12月の太陽もさすがにしっかりと目を覚まし、窓から眺めるディズニーシー メディテレーニアンハーバーは美しい朝の景色となりました。 きょうもお天気は良さそうですが 空気中の水蒸気が多いのでしょうか、窓の正面 プロメテウス火山の左肩にのぞく富士山は肉眼では何とか存在を確認できたものの、写真には写らず。 それでも ポンテヴェッキオやハドソンリバーブリッジの向こうに続く海を見渡すことはでき、大きな船が航行している様子も見ることができましたよ。 7:30頃になると 今度はパーク内のアメリカンウォーターフロントの方向からマイクを通したような女性の声と警報音が聞こえてきました。 おそらく、開園前の時間帯に週に何度も行われているという「非常時の訓練(避難訓練)」ではないでしょうか。 ミラコスタに宿泊していると、この時間帯に時々同じような音声が聞こえてくることがあります。 よくよく目を凝らしてパーク内を見渡していると、この時間には出勤してくるキャストさんの姿も見受けられるようになり、ディズニーシーのパークの一日が始まろうとしているのがよくわかりました。 8:00を過ぎると、窓から見えるハーバー水域にはヴェネツィアン・ゴンドラが一艘現れました。 開園前の航路点検を兼ねた試運転でしょうか、もしくはゴンドリエさんが操船の練習をしていらしたのかもしれません。 ゴンドラは普段ゲストを乗せて運航する運河のコースからちょっと離れた水域の中央寄りまで漕ぎ出していって、穏やかな水面を自由に泳ぎ回っているように見えました。 時を同じくして 窓の正面に見えるリドアイル周辺には「40」のマークの入った三角形の小旗を手にしたキャストさんが多数現れて、本日のゲストを迎えるための打ち合わせに入ったようでした。 この時、時刻は8:10頃。 本日のハッピーエントリー開始は「8:15」と告知されているので(客室のテレビ画面を操作して確認することができます)、最初のゲストがメディテレーニアンハーバーにやってくるまであと5~6分といったところでしょうか。 そして 8:16を過ぎると。 本日のアメリカンウォ―タ―フロント方面「一番乗り」となるゲストが私達の部屋の前の坂道をゆっくりと歩いて上ってきました。(さすが ハッピーエントリーの皆さんは余裕がありますね~) これで「静かでひと気のない開園前のパーク」を眺めて過ごす時間はもう終了です。 このあたりで窓からは少し離れて、私は朝の支度に専念することにしました。 (そのすぐあと、私達の部屋の中では夫が目を覚まし、窓の外で繰り広げられているハッピーエントリーの光景を少し眺めた後、バタバタとバスルームへと向かっていきました。) 8:30に一般開園時刻を迎えてからは ディズニーシーのパーク内には一気にゲストが増えて行き、その様子は夜明け前後の姿と比べると全く別の世界のように感じられました。 時折窓辺に立って朝のパークを眺めて楽しむのも もうそろそろ憚られるようになってきたので(窓の前の路上に立ち止まってホテルミラコスタの建物にカメラを向ける方々も増えてきたので)、私達はシフォンのカーテンをひいて室内で朝食をとることにしました。 朝食を終えてからはしばらく部屋を離れ、館内の様子などを見に行きました。 メインエレベーターで2階ロビーに下りたのは9:50過ぎくらいで、まもなくミラコスタ館内側からホテル&パーク・ゲートウェイを経てパークへ入園することが可能になる というタイミングでしたが、それを待って待機するゲストは周辺にはいらっしゃらないようでした。 (現在ホテル&パーク・ゲートウェイは、パークが開園時刻を迎えてからしばらくの間は「パーク→ホテル」の一方通行になっていて入園はできず、退園のみが可能のようです。) 宿泊している皆さんも、既に早朝からパークにお出かけになっていたり お部屋で出発の準備をしていたり ときっとお忙しいのでしょうね、この時間の館内パブリックスペースはどこもゲストが少なく静かで、記念撮影などするにはもってこいの状況でしたよ。 (2階廊下の壁に飾られているヴェネツィアの地図) (明るい光がいっぱい降り注ぐサウスエレベーターホール) サウスエレベータ経由で部屋に戻ったのは10:30頃でした。 カーテンを開けてみると、青空の下、リドアイル内には既に大勢のゲストが入場して10:45からの水上グリーティングを待っていらっしゃる様子。 この部屋の窓からはどれくらい水上グリーティングが楽しめるのかわかりませんでしたが、私達もとりあえず窓辺近くに椅子を持ってきて待機、開始時刻を待ちました。 そして10:45、「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」がスタート。 やはりピアッツァビューなので船がホテルの正面の水域に近づく場面は一切見ることができませんでしたけれど、リドアイル前にさしかかる時には距離も遠くないのでキャラクター達の姿もよく見ることができました。 グリーティングが終了して、時刻は11:00。 私達はそれから次の水上グリーティングが始まる11:45までの40分ほどを、荷物を片付けたり 室内を整えて窓辺でホテル宿泊時恒例の記念写真を撮影したりして過ごしました。 (その2 に つづく・・・) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 25, 2023 01:47:12 PM
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