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●ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。 ●昨日はなんと、最近楽天で知り合いになりました、むすひさんと、東京駅でお会いしてました。 ●むすひさんは、実は「むすひ研究所」という公認会計士事務所をやってられます。(もう既に、ビジネスを完全にコントロールされており、2年後には事業を全て譲る、という計画まで全てが順調な方です。) ●元証券マンです。 ●お互い、電撃的なスピード会見になった(まだ楽天でお会いしてから1ヶ月も経ってないのでは、、、?)のですが、やっぱり、縁というものを感じたのが一つと、もう一つはむすひさんの行動力の早さです。 ●事務所は岡山にあるのですが、たまたまこの時期、東京によく来られていた、というのも良かったんですね。 ●さて、お会いして1時間ほどしかお話ができなかったのですが、もう会うなり一氣に密な話モードに。 ●やはり、私も、ブログに様々なフリーページを更新したり、自分のお氣に入りのカテゴリリンクに、色々な情報をリンクしてますので、話が早いです。(^^) ●特に、私のように複雑な人間には、(実は決して複雑ではないのですが、あまりにも極の違うものを、同時に突き詰めているような人間には)、ブログ、というものは、一種の偏愛マップのようなもので、とてもやりやすいのです。 ●例えば、一時期、精神世界を探求してました、と言う場合、これを口で言うのと、ブログを見てもらうのとでは、その人間の深さやセンスを感じ取ってもらうまでの時間に大きな差があります。 ●ブログを見てもらえば、私が精神世界を探求しながらも一方でビジネスや能力開発という軸の方にも全力で力を入れている、ということが一目瞭然で、何の説明もいらないわけです。 ●その意味では全然違います。 ●このことが、むすひさんと話していて特に感じました。 ●なぜならば、むすひさんも、とても深い思考をお持ちの方である、ということがすぐに分かったからです。 ●さて、むすひさんと話して感じたインスピレーションを少々。 ●むすひさんがこれからやろうとしていることは、ある意味、とても意義深いもので、私が一言で表すのもなんなのですが、一つは、「2世代コーチング」という考え方を提唱され、この言葉を広めていきたいと思われています。 ●2世代コーチングとはなんぞや?なのですが、この「世代」とは当然、親子の「世代」という意味もありますが、会社の「世代」という意味でもあるのです。 ●つまり、会社を創業して、または起業して成功し、自分も会社も年をとってきた。 ●そして最愛の妻にも恵まれ、子供もでき、順調に成長。 ●さて、自分と、会社、どうするか? ●どうすれば一番自分の引き際を美しく決めることができ、どうすれば会社や社会にとってベストな選択肢をとれるのか?(つまり、会社を存続させた方が社会のためになるのか?家族のため、自分のためになるのか?それともいっそうのこと、自分の代でやめてしまった方が良いのか?など。) ●世の中は、現在、起業ブームとも言われていますが、(かく言う、私も起業を志しておりますが)これがいわゆる「出産」だとすれば、もう一方の極である、「往生」。 ●「高齢化社会における高齢者の在り方とは?」ではありませんが、会社が成長し、成熟してきた時の、“会社が高齢化”した時の会社の老い方の美学、もしくは会社の往生の美学。 ●もしくは、中谷彰宏さんが言う着陸の美学。(起業が離陸だとすれば、会社の終わり方が着陸。) ●でも、そもそも、会社を作る、ということは、実はなんらかの「目的」があるわけですから、よく営業でも、「今月の着地はどこ?(今月どれくらいで数字が行って終わりそう?)」と言われるように、「着地点」を決めて離陸する、ということが本当は大事。 ●捨てたり、いらなくなったりすることを前提にモノを買わないと、ゆくゆくゴミ問題や環境問題が発生するように、どう終わらせていくか、もしくはどう会社をリサイクル、もしくは循環、らせん、スパイラル的向上、などの軌道に入れていくのか? ●でも、もっと話すと実はむすひさんの思考はそれだけではありません。 ●実は最終的には、むすひさんは「家庭だ」と思われています。 ●よく、顧問先の社長にも、「社長。(会社はなくなることもあるけど)最終的にのこるのは家庭だよ」ということを言っているそうです。 ●そしてまた、社長や高齢者のための、「老いの美学」のようなものもおっしゃっていました。 (ご本人は、そういう概念はなく話されていましたが、私が感じたのはそういう感覚でした。) ●それは何か?と言えば、「やはり、年長者や創業社長が、次の世代が力を発揮するために何をしなければいけないかと言えば、それはね、我々は肥やしにならなければならない。肥やしになろうよ。」と。 ●「いつまでも創業者(親父さん)がいるから、次世代(継ぐ子供)が力を発揮できない。逆に枯れてしまう。そうではなくて、我々が、如何に美しく枯れるか、なんですよ。」 ●この言葉を聴いた時は、ビビ~~ときましたね。 ●こんなこと、真剣に考えている高齢者の方(むすひさん、失礼!)って、今の日本で何人いるのよ?と。 ●その他、日本文化のことや、日本人独特の成功感覚などについても、西洋成功哲学や能力開発との比較を交えて話が咲いたのですが、時間の都合でこちらの方はショートショートに。 ●最後に、むすひさんが言っていた言葉をもう一つ。 ●「私はね、まず、日本に生まれた、ということが最大の幸せだと思ってるんですね。そして、次が、今の妻に出会えたこと。だからね、実は幸福って簡単になれるんですね。」 ●いきなりこれを読んでいる人には伝わらないかもしれないのですが、この言葉も、ライブで聴いている私にとってはしびれましたね。(当然、受け手の私の側の感受性能、というのもあると思いますが。) ●この言葉に、むすひさんの、人生の、幸福哲学が凝縮されてるな、と。 (だって、私のこのブログの題が、「幸福論」なんですから。そして、その幸福論をテーマに、色々とコンテンツを編集しているわけですが、そういう私だからこそ、この言葉に響いたのです。「ああ、幸福って、要素はシンプルなんだ」と。) ●この言葉は、さすがに、人生を生ききり、また、自分のビジネスもしっかりと行ってきて、それをまとめあげた人にしか言えないですよ。 ●ある意味で、人生で成すことをやり、そして幸福を築いていった「成幸者」しか。 ●今回の出会い、というのは、お互いがお互いを信頼した結果、生まれた結果の良い例だと言えるでしょう。 ●むすひさんはあまり氣がついておられないようですが、(笑)いきなり、私の掲示板にメルアドを書き込まれたりして、見方によっては結構大胆なことを平気でなさってました。 (勿論、私を信用してくれてのことでしょうが。) ●ネットによる出会いの形、というのは一部の極では確かに危険な面も報道されていますが、やはりブログだと、ある意味でその人そのものを、日記という形を通じて、その「長さ、深さ」をじっくりと見れますから、分かる人には一瞬で分かってしまうものかもしれませんね。 (だから、結構ブログを頻繁にスクラップ&ビルドをされる方がたまにいらっしゃいますが、これはあまりやらない方がいいです。コンテンツを一新したり、中身をガラっと変えたりするのはいいと思いますが、アドレスまで削除してまた何度も何度も作り直す、というのは、こちらも一番不安になりますね。ずっと続けること、それ自体が「信用」になるんですね。) ●この、モービックと会ってみたい、という奇特な方がいらっしゃいましたら、いつでもどうぞご連絡ください。(^^) ●私が人と会う時は、その人に「自分は何を与えられるか?」を考えていますので、少なくとも何らかのインスピレーションやきっかけ、ヒラメキは与えられるのは保証いたします。(笑) ●最後に、今、偶然開いた本のページに、ゲーテの言葉がありましたので、それを載せて、今日は終わりたいと思います。 「王にせよ、農夫にせよ、 その家庭の中に平和を見いだすことのできる者が最も幸福な人である。」 PS. むすひさん、今度「対談CD」でも作ってみたいですね! それで、ポッドキャストなどの、無料音声配信メディアで、 みなさんにペイフォワードする、というのはどうですか? 参考までに、配布メッセージの一部を作ってみました。 『この対談を聴いて分かることのほんの一部を紹介すると、、、、 “会社とは、起業するとはどういうことなのか?” “人間の幸福とはつまるところ何なのか?” “次世代へ継承・または社会への貢献、というものを考えた場合、良い会社の終わり方、 続け方、継がせ方とは?” “会社を創業した人間が、絶対にやってはいけないことは何か?” “会計士という職業から見えてくる教育論” “老いの美学。高齢化社会における高齢者の役割、肥やしになるとは?” “2代目社長が会社を継いで、まずやるべきこと、また継ぐ前からやるべきことは何か?” 』 などなど。 冗談半分本気半分ですが、私は聴いてみたいですね。むすひさんの対談CD。(^^) それでは! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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