炎の独りゴマ

パートナーが、別で家族旅行に行ったので、
これ幸いと、新潟旅行してきた。

新潟へは、ラーメン食ったり、ゲームしに行ってるみたいなもので、
毎回、7時間以上は、運転して行っている。
ケチケチ旅行しても、一撃で１０万くらいは使うので、
目的を思うと、アフォと思う方もいるだろう。

パートナーと会うにしても、それなりに長距離運転～旅行的な何かになるので、
僕はいつか、長距離移動中に４ぬんじゃないかって不安もある。
対策はいくつかとっていて、まぁ、安全運転で運行はしている。

新潟に行くのも、もはや4回くらいにはなる気がするが、
僕が５０歳近いこともあり、この先、どれだけ訪問できるのかは定かではない。

また、結果として黒崎メジャロで深々と楽しんでいるが、
いつまで楽しめるものか、不安がなくはない。

一年に一度くらいしか行かない話もあったが、
年末にかけて忙しくなる→雪道での事故経験もあるため、冬は避ける→
春先にかけて忙しくなる→夏場から様子を見て新潟訪問。
春から秋にかけて行っていると結果的にそうなる。
かつ、そう しょっちゅう行く理由もなかったりはする。

そして、いつも突然予定をぶっこんで行ってしまう僕。
僕のいい加減さが招くものであろうが、とりあえずwatさんは対応して
頂いている。

＜９／９金＞
　１７：４５に大阪を出る。
　極力、休まないという方針の元、小便2回、お土産買い１回程度にとどめて走った。
　特に重い渋滞はなかったが、北陸自動車道 金沢森本～小矢部間が
　なぜか通行止め。一般道迂回を余儀なくされ、時間を食う。
　新潟駅～古町付近に９／１０　１：１０頃、到着。約7時間半。
　ちょっと疲れたので深めに寝ようと、ビール、ストロング酎ハイでやみつきホルモンを
　かっこんで寝る。

＜９／１０土＞
　６：３０にwatさんから電話。watさんは、土曜本来仕事なため、
　有給で休むにしても、目立たないほうがよいので、早く出たいとのこと。
　吉良吉影的に、一日７～8時間は寝ようとする僕とすると、
　なかなかキツイが、他人の仕事の日に、強引に遊びに来ているのは、
　僕であり、対応して当然である。

　朝から行くところもないが、
　腹も減っていたし、お昼のラーメンまで時間もあるので、
　磐梯バスセンターのカレーに行くことに。

　何度も行ったことはあるのだが、これは儀式である。
　元々、そばと、うどんがメインであることもあり、
　僕は、わかめそばを食べた。
　カレーも、大分、分けてもらった。

　そばは、、、、普通？、、、、以下かな。
　カレーは変わらず、スパイシーで、ゴロっとした豚バラやたまねぎが旨い。

　そして、所用を済ませながら移動。
　ラーメン店【玄洋】さんに。
　早めに駐車したその瞬間から、お店の方が対応してくれる。すげぇ。
　僕は、牡蠣油そば、watさんは、貝塩ラーメンを頼む。
　貝塩も、あっさりではあるが、スープの完成度高ぇ。
　牡蠣油そば、凄すぎ。
　牡蠣そのものも、あるが、牡蠣ペーストが添えられており、
　それを混ぜて食す。　そうとうな重さがあるが、牡蠣ベースの油そばは、
　他に例を見ないし、鳥・カモ？豚？のチャーシューも旨すぎる。
　しかし、一番すごいのは、しなちくや、チャーシューすべてが、
　主張しすぎることはなく、一つの作品として旨い。
　味変にレモンと、つけ汁があるのだが、
　レモン→つけ汁と、さっぱりさせていく味変となっている。

　無論、つけ汁も５回は使ったが、濃い食に行く僕としては、
　つけ汁に漬けるごとに、牡蠣風味のスープとしてゴクゴクと飲み干してしまう。
　僕は、そうそうにレモンを絞り、一体的に、掻き込みたくなる、単なるデヴでした。
　申し訳ない。

　晩の焼肉予約には時間があるので、
　【スパ銭湯】で汗を流し、
　（スパ銭では、コロナなのに喋りすぎだと怒られる）
　【黒崎メジャロ】に移動。

　鉄拳アケランクマをジャックとギガで少々。
　スパ２ｘを少々。
　サム閃をコンボ練習として、少々。
　真・赤い刀を少々。
　これは、watさんとはやっておらず、いわゆる一人遊びである。

　これは、一応、理由があって、二食済んでいるためか、
　お互いのトイレ回数が増えていたこと、
　watさんの睡眠時間が大幅に不足しており、
　眠そうにしていたころから、一人遊びで時間をつぶしたほうが
　よいかなと思っていた。

　そして恒例のエ〇ュ台対戦へ。
　結果を先に言うと、やっぱり、これが一番楽しかった。

　バブルガードを一旦理解した上での【タイムキラーズ】対戦。
　残りの人生で、また、タイムキラーズを
　満喫できることがあるのだろうか。
　今は一日の長があるが、すぐに五分になるだろう。
　ただ、ワンサイドになりにくいのが、このゲームの素晴らしいところだと、
　一体、どれだけの人間に伝わるのだろうか。

　そして、【スト2ダッシュレインボーセット２】対戦。
　いわゆるレインボーだが、対ソニックの要、大竜巻が遅い。
　抜けても、ガイルに確定しない。
　これは痛く、誰でも弾打てる以上、弾ゲーになってしまってる。
　五分ではあったかもだが、すべて弾次第という。悲しみ。
　でも、楽しかった。【降龍】との違いも、興味深いし、
　【降龍】のほうが楽しいというＫＡＩさんの言葉も、１０年以上経って、
　完全に理解した。
　
　そして、【x-men cota】僕が、ワンパにすぐキレるので、ガチを避けたりしてたが、
　やっぱり楽しい。そして、watさんの確定精度が高い。
　空中でゴチャついた際の、大Ｋか６大Ｐの拾う精度が高い。
　僕は、ダイヤグラムは無視して、オメガレッド、センチネル、コロッサスにいけるのは、
　シルバーサムライだと思っているので、サムライの練習をちょっとやっておきたいとは思う。
　ただ、普段、鉄拳しかしてないけど、鉄拳ランクマやwatさんとの遊びの中、
　冷静な対空対応とか、
　僕も少しずつ、【ゲームうま男】になりつつある勘違いをした。
　超絶、超絶楽しかった。watさん、文句ばかり言ってごめんなさい。
　毎回だけど。
　
　アーマー対策って、昔はわりとしてて、オメガレッドの立中Ｋとか、
　フレームがおかしいので、キャンセル、ノーキャンでもいけたはずなので、
　ちょっと確認する必要ある。タックルも、わりと鞭連打だけじゃなく、
　キック系で止めれた記憶が薄っすらある。要確認。

　新潟旅行って、何回振返っても、僕らがゲーマーである限り、
　テクポリとか黒メジャが【旅行中のハイライト】になる。
　それがなくなってしまう危惧でいえば、何かしら準備しておく必要性も感じてはいる。

　夕食【炭とん】
　恒例の焼肉。今回は、生食にも耐えられそうな炙り推奨系に
　傾倒しており、カウンターもあってか、
　駄弁りというよりは、肉を楽しみ、お店に肉の質と量で圧倒されてしまう
　感覚を楽しめた。毎度というのもおこがましいほど、旨い。

　そして、ホテルでのゲーム合宿に。
　watさんが先にダウン気味、かつ、僕の設定下手・準備不足が、
　たたり、グダグダになる。　僕もしとどに吞んでいるので、眠気はさすがにあった。
　
　【鉄拳７】を起動するも、フレームが最大３０fpsしか確保できない。
　何度もトライするも、原因わからず。
　仕方なく、寝ることに。

＜９／１１日＞
　６：３０
　watさんに、せっかく集まってるので、ゲームしようと声をかけられる。
　前日、４時間半睡眠。本日、４時間半睡眠。
　吉良吉影の僕は、二日で半分しか寝ていないので、ちょっと頭が重かったが、
　watさんの主張は、もっともである。

　steamで【鉄拳７】を起動。
　昨日は３０フレしかでなかったが、実は、刺したコンセントに電気が
　きていなかったことが判明。バッテリーでプレイしようとしていたのだ。
　とりあえず、対戦。対戦といっても、watさんは、さすがに初心者すぎるので、
　軽くプロレスである。

　鉄拳は、技を意識させて、対応する癖を避けて、相手を浮かせるのが、
　一番、よいとは思うのだが、言語化が難しく、自然と身につくのを待つことになる。

　それをしないとなると、捌くか、しっかりガードして確定を入れることに
　なるが、それも道は険しいだろう。仕方のないことだが、
　手数の多さが気になるようで、割り込みや、差し返しに意識がいってしまう。
　わりと悪手であり、対処法はあるが、watさんに鉄拳を続けてもらうという意味では、
　対処を突き詰めるというよりは、楽しむことである。
　楽しむ誘導が僕としては、答えであろう。

　その流れでいくと、ＰＣを利用した遊びに対する準備が足りなかったことは、
　後悔している。
　むしろ、こういう合宿形式の際は、もっと種目を絞っておいて、
　しっかり準備していくことが大事な気がした。
　なんでも【勉強】ではある。

　家庭用ゲーム機でない限り、この辺りは仕方ないところである。
　アケで、もし遊べなくなるなんてことを思えば、普段から意識しておかなければ
　ならないところかもしれない。

　そして、steamで【サム零SP】を起動。

　ダッシュ投げ対応や、中間距離での二択の差し込みを習う。
　これはデカい。むしろ、セオリーといいつつも、そんなものを
　習う機会はないわけで、秘伝中の秘伝を教わったものである。

　しかし、僕の零ＳＰでのテンションが低いという指摘を受ける。
　決して、そんなことはないのだが、僕が鉄拳をやっている時に感じたことを
　watさんが、全く同じように感じているのであろう。
　
　投げに対して、ジャン大を差し込む流れも、
　zero２辺りで投げスカリが登場し、投げ対する話としては、昔からあるものなので、
　驚きはしなかったのだが、僕がやると、跳びから地上技につなぐのが
　難しいゲームなので、反復しないといけないなと感じていたのを
　興味がないと取られてしまったところはある。

　眠いつかれもある。PC設定疲れもある。
　クーラー効かない疲れもある。
　とくに悪意はない。
　零ＳＰでの熱帯で僕が狩られすぎて、食傷してるところも、もちろんある。
　しかし、watさんの朝の主張でいえば、ここがメインだったわけで、
　僕の対応の悪さは、申し訳ないの言葉以上は見つからない。

　ホテル合宿は、冷静に考えれば、地方どこでもできるもので、
　準備含めて、考えておかないといけないものという意識は高まった。
　申し訳なさもあるが楽しかった。

　ホテルを後にして、移動。　
　ラーメン店・にぼにゃんを訪問。
　
　旅行一貫して、【トナラー問題】を話したが、
　ついにトナラー全否定、僕の仲間だといえるヤマダ電機を発見。
　何？トナラー問題が、わからない？
　もういい、お前は皿洗いからだ！
　皆に告ぐ。　ガラガラの駐車場では、ガラガラのところに車を停めろ。
　それが、人道だ。

　そして、にぼにゃん。
　僕は、濃厚煮干しラーメンと、とんこつスペシャル二杯を食べる。
　プラス味玉。
　いや、本気出せば、まだ食えると思うが、
　適量は、とっくに超えてる。

　どちらも、食べたことはあるのだが、
　その完成度、練度が違う。
　味に角がなくなったというか、もう飲み物のように食える。
　一つの到達点に達してる。
　僕が、にぼにゃんに陶酔してしまうところは、
　この探求心が、常に伝わるところにある。
　
　何度行っても、旨いのだが、
　変わらず旨いのではなく、変わっても旨い。
　新作も旨い。ここにしびれる、あこがれる。

　味玉追加の不要さの声もあったが、
　いや、必要である。まだ二個は食えるｗ
　旨い。

　玄洋も素晴らしかったが、にぼにゃんの探求の泥臭さ、
　素晴らしい。食ってるだけなのに楽しい。
　基本、そっけない僕も、滅茶苦茶たのしんではいるのだ。

　そして、新潟市に戻る。
　大阪に戻るついでに、長岡・テクポリに寄ることも
　考えられなくはないが、
　watさんもお疲れで、新潟市への帰りは大半夢の中だったし、
　夢の時間は、ここまでで、僕も帰る余力を残しておくべきだろう。

　そして、watさんと別れを告げる。
　楽しかったし、【ありがた】かった。
　もう、これ以上の言葉はない。

　常に大きく時間を割き、予定や行くラーメン屋を考えてくれ、
　焼肉屋を予約、コース指定もしてくれて、
　ホテルも探してくれていた。
　そして、ゲームプレイの文句を僕からぶつけられても、
　変わらず遊んでくれるし、対戦しようと声もかけてくれる。

　心残りこそ、なくはないが、
　みやげの【へぎそば】を買い、新潟を後にする。
　１３時３０分。

　途中、土産買い１回、大便２回、通行止めなし、１１ｋｍ工事渋滞あり、
　２０分の仮眠ありで、２１時１０分、大阪市到着。
　まぁ、7時間ちょいというところか。

　夢の時間は終わるわけである。

途中、パートナーの旅行を必死にねぎらったのが、
悲しいところではある。
watさん、ありがとう。
滅茶苦茶たのしかったです。