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カテゴリ:感想文です(本・映画等)
今日は、以前Oh!サカナさんからご推薦いただきました本を読み終えましたので、その感想を書きたいと思います。
本は、阿部泰隆氏著 「行政書士の未来像」です。 著者である阿部さんは、某大学で法学の教授をされている方です。 内容的に、行政書士を中心とした士業の現状とそれを取り巻く環境や問題点を提起されている本です。 この中で、私は以前、弁護士法第72条の非弁行為の定義に関してかなり悩んでいる時に、Oh!サカナさんからこんな本があるということで勧めていただいた本です。 この本を読んで、非弁行為に関する定義を非常にすっきりまとめることが出来ました。 Oh!サカナさんには、本当に感謝しております。 こんな方にオススメ 1.行政に対する許認可申請を主要業務にされている行政書士の方々 2.ある程度行政書士試験勉強をされていて、なおかつ行政法関連を実際の判例や事象に接してイメージしたい方。 表現方法としては、行政書士の方が書いた他の未来予想図本よりは、さすがに難しい本になっているので、行政書士試験初学者の方には、多少理解は難しいと思います。 しかし、問題提起や状況説明する際に、必ず事例や判例等を載せられているので、行政法をイメージしたい方には非常にオススメできると思います。 特に、行政手続法の重要性を著書で説明されていますので、許認可申請に関連した分野を主要業務とする行政書士の方々にもオススメの本だと思います。 皆さんも機会がありましたら、ぜひ読んでみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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