幻の花　ナゴランＳｔｏｒｙ

名将　清宮氏が早稲田ラグビー部を復活させたビジョンとは？

こんにちは、ぐんぽです。
沖縄地方は台風の接近に伴って、風が強くなってきています。

幸いにも沖縄本島には来そうにもない予報ですが、宮古や久米島は要注意のようです。


先日参加した慶應丸の内シティキャンパスが実施している定例講演会『夕学五十講』

元早稲田大学ラグビー部監督の清宮克幸氏による｢リーダーシップ｣に関する講演の続きです。

低迷していた早稲田ラグビー部を再生させ、就任5年間で大学チャンピオン3度という素晴らしい実績を残すまでに至る大きなポイントとは、新チーム結成時に何のために勝つのか、何のために戦うのかというビジョンを最初に示したのが良かったのだとか？

そのビジョンとは、

｢早稲田ラグビーを通して、見ている方々に感動と勇気を与えるため｣

当初、学生達は｢何のこっちゃ？？｣というふうな感じだったそうだ。

しかし、清宮氏は何度も何度も口酸っぱく言い続けたそうです。

そして、社会人の強豪　トヨタ自動車に勝利するに至ったそうだ。
トヨタ戦勝利の後、ファンから様々な反応があったそうだ、

｢これまで自分の意思で行動できなかった子供が、行動するようになった｣
｢障害を持っている方で、これまで1人で行動できなかった方が、1人でヨーロッパ旅行に出かけることができた｣等々、

あきらめずに、一生懸命やれば何でもできることを学んだという反応が多かったそうだ。

この事例からも、ただ勝つために等々目標をもたないと、ここぞという時に力を発揮できないことがわかる。

スポーツでも仕事でも、｢なんのために戦っているのか、働いているのか｣ビジョンがあるのと無いのでは大きな違いがあるのであろう。

清宮氏は、今シーズンから古巣のサントリーラグビー部の監督に就任するそうだが、低迷しているチームをどのようなビジョンを持って復活させるのか楽しみである。


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