まったり感想日記

どんだけ待たせとんねん

増える頻度が高い本は本棚に入れてます、うち。
最終回を迎えた作品はプラスチック箱とか、まぁ、色んなところに。
でもエヴァは終わってないにもかかわらず箱の方に。
うちの書庫から探すの大変なんだゾ（｀m´＃）！！

で、１０巻引っ張って着ました。
そっか、綾波シリーズがわっさわっさ出て破壊されて終了だったか。
２００６年３月２５日発行．．．。おーい


シンジの前に突然現れた謎の美少年渚カヲル。何かとつきまとうカヲルに戸惑うシンジだったが、カヲルの正体はフィフスチルドレンではなく最後の使徒だった。人類の命運を賭けたカヲルとシンジの戦いが始まる…。


「ホントはちょっとぐらい気になってるんだろう？」とか思いながら描いていた。
気がついてみるとオレ自身、ちょっとカヲルを好きになりかけてたことに気がついた。
ウホッ｡やべ～～～！！

ちょっ！貞本先生、何をサラッと腐の方を喜ばせることを仰ってらっしゃるの！？
そう思うのは当然の１１巻だったかもしれませんが、１０巻はすごかったですョ（笑）


クラスメイトも爆撃で家を失い、誰も側にいなくなりました。
シンジくんに声をかけてくるカヲルくん、アニメを印象が違います。
こんなに喋るなんて～とは思ったけど、そういやアニメでは１話しか登場してないんだっけか。
たった２０分なのに物凄い衝撃を与えた少年でした。
そんなカヲル君がシンジ君に迫るなんてどんだけ好きになったのですか。
紙面では描写が緻密になってて、分かりやすいです。


「友達を失う苦しみはもうたくさんだ」めちゃくちゃマイナス思考なシンジ君に時々イラッときます。
これが等身大の１４才なんでしょうか。空知先生の言う中２ですね（笑）
失ってこそ得られる事がたくさんあると分かるのは大人になってからなのかな。
映画版ではヤバかったシーンは普通にアスカを叩き起こそうというだけでした。
心を許せる男は使徒だったことで、更に憂鬱に加速をつけるってことですか。
イラっとくるのを通り越してちょっとかわいそうにもなってきますよ、全く。


えっ！オヤジ、アダム喰っちゃったァァァ！！
ゼーレが次ページでカヲル君に向けて説明してくれてました。
読者向けですね、サンクス！

アダムからサルベージされた魂がカヲル君の中に存在する。
肉体はゲンドウの中に。


そして「最後のシ者」
シ者＝渚ってのがニクいね、コノッ！！！
漢字って面白いなー。
アメリカで実写が公開されるけど、これは省かれるんだろうな。

渚カヲル
誕生日はセカンドインパクトと同日。
その日、そこで生まれた最後の使徒だから。
即ち、全ての使徒はアダムから生まれたということ。
使徒として覚醒する前に、アダムを卵まで還元しようとした結果がセカンドインパクト。
人の遺伝子を使って生まれた使徒を委員会が手に入れた。


そして存在した渚カヲルは弐号機と共にセントラルドグマへ。
「行こうか、アダムの分身、リリンの下僕」

いかん、第九が頭を回る～～～(￣▽￣)ノ＿彡☆
アニメの影響ってやっぱり大きいなー。

アニメとの決定的な違いは、シンジ君のカヲル君への思いの表現の仕方かな？
あっちでは登場したと思ったら、いつの間にかもうセントラルドグマに降りていくとこだったと思うんだけど、１１巻で描写されるカヲル君への気持ちが大人しめな気がする。
呼び方も「渚」とか、フルネームだし。

しめ殺してからやっと好きだということを伝えることになったのは、すんごい切ないね。
「僕のことを少しでも好きなら叶えてくれ」
生きるという手段もちょっと考えてほしかったな。
自分の役割を分かっているカヲル君だからこその決意だったのは仕方ないか．．．。

殺されるカヲル君を見つめるレイ。
何の為にセントラルドグマまで、ＡＴフィールドを張ってまで降りてきたのかさっぱりであーる。

「最後の敵」
補完計画の概要を調べるミサト。
映画版で終わりそうな勢いで、締めくくりです。
ＴＶ版は賛否両論というか、否が多かったと聞きました。

次は２００８年のいつか、いや’０９年なのかな。
やっぱ面白いから待ってるんだわなー。
エヴァは忘れた頃にやってきます(≧∇≦)人(≧∇≦)



９月にエヴァ映画が公開。
チラシもたっぷり入っていました。
かなり盛り上がっていますが、四部作って．．．おーい
あと数巻で終わりというとこでしょうか、１２年も連載されてらっしゃる貞本先生のモチベーションが心配です。そりゃジャンプなどは１０年なんて普通ですけど、だってエヴァですし（笑）

まだファンって残ってるんだろうね。
ハンマープライスでエヴァのフィルムが貰える権利ってのが売り出されたことがありますが、もんのすごい値段が付いたのだけ覚えています。
そんな勢い、今あるんかなー（；´д｀ ）