里山徒然（奥三河の自然と歴史）

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  オリオン座とお宮さん

  鎮守の森の境内から撮影してみました。なかなか、思うような画像に写ってくれません。少しずつ感覚は掴めてきているようには感じているのですが。もう少し感度を落とした方が良さそうですね。天体望遠鏡を使用しての星はまだ撮影できておりません。月は数日前にYouTubeのチャンネルにアップしました。天体望遠鏡の最初の設定がまだ甘く、いまだに苦労しています。何事も新しいチャレンジは苦労がつきものです。年寄りの私にはなおさらです。ドローンの操縦も最初は苦労しましたが、楽しみながら続けていくことで慣れてきました。人生、死ぬまでチャレンジです。

  2024.01.26

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  天体望遠鏡

  天文少年だった私は、天文ジジイになったようです。年とともに幼児に戻っていくのでしょうか。そして、またあちらの世界に旅たっていくのでしょうか。小学生の高学年のとき、両親にせがんで天体望遠鏡を買ってもらいました。高校生まで毎日のように愛用していました。その後、ずっとお蔵入りし、ハレー彗星の接近を望遠鏡で見ました。以来、あの天体望遠鏡は一体どこに行ってしまったのでしょうか。古希を迎え、お墓行きが近づいてきたこの後におよんで、自分のお金で購入しました。昔はアナログの時代で、星を探すには大変な経験と労力が必要でした。しかし、今はスマホで操作するというデジタルな世界。レンズを通して６５年ぶりに見た星たちは昔のままです。月のクレーターを見た時のあの感動が蘇りました。なんとなく不思議な感覚です。戦争で多くの人が犠牲になる社会。自然現象により破壊される社会生活。何十年たっても変わらぬ宇宙の星々。もちろん、宇宙とて変化しています。私の人生も紆余曲折を経てきました。宇宙の深遠さを眺めると、ちっぽけな自分を思い返します。人の目では見えない小さな星を見つけたとき、我が身もこんな星でありたい。

  2024.01.13

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  久能山の東照宮

  車の遠出は久々、しかも日曜日。静岡の久能山東照宮まで出掛けてきました。ちょうど紅葉も見頃、かつ、NHKドラマも終盤。大変な賑わいでした。額には東照大権現と書いてありました。ナビはスマホにお願いしていますが、昨日はうまく機能してくれません。もちろん、私のやり方が悪かったのでしょう。ETCでゲートを通過するのもヒヤヒヤ。普段使わない脳みそをフル回転。筋肉の衰えも感じるお年頃。脳みそもたまには使わないと腐ってしまいかねません。まだまだ、足腰も動いてほしいし、脳みそも活発に働いてもらわないと。我が愛車のハスラーもまもなく１０万キロ。互いに元気に頑張らねば。

  2023.12.11

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  赤トンボ

  数日前にも見たのであるが、その時はカメラを取りに家に戻ったら、いなくなっていた。本日はカメラにおさめることができた。アキアカネであると思われるが、12月に見るのは初めてのことでびっくり。卵を水たまりの中に産めば、アキアカネの成虫は死んでいく。そして、来年の春には幼虫となり、秋には飛び交う。個人的には、この時期に見る最も遅い記録である。今しばらく、観察を続ければ、もう少し遅い記録達成になるかもしれない。頑張って生きてほしい。動画に記録しようと思って、シャッターを切った瞬間に飛び立ってしまった。流石に、トンボを追いかけることはできなかった。

  2023.12.02

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• おのぼりさん

  お上りさん、お登りさん、と迷いつつ「ひらがな」のタイトルにしました。昨日、何ヶ月ぶりかに、名古屋まで出かけました。奥三河の山奥から出かけるのは大変です。新城にインターチェンジができてから、どこに行くにも高速道路を利用していました。古希を過ぎてからは車での遠乗りをしないようにしています。それでも、頼まれ仕事では断ることもできず、出かけました。名鉄を利用して名古屋まで行くので、国府（こお）まで車で行き、そこから電車に乗りかえます。豊橋まで行けば良いのでしょうが、豊橋駅前には適当な駐車場がありません。国府駅にはホームに隣接した駐車場があり、よく利用します。以前は切符もカードでしたが、年に数回しか電車に乗らないので現金です。しかし、販売機の少ないこと、カードでしか通過できない改札口が多く、ストレスが溜まります。そんなこんなで、出かけるのが億劫になります。今後は、新城まで車で行き、そこから飯田線に乗って出かけることになるでしょう。できれば、出かける用事のないことが理想です。田舎だけで生活できるのが私の余生であって欲しいものです。

  2023.11.15

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• 初霜

  霜月の名の通り、我が家の庭に初霜がおりました。例年よりも早い初霜です。通常は下旬に降りるのですが、今は中旬ですので、１週間ほど早いです。急激な寒さの到来はいつもの年とは違います。あっという間に今年も年賀状を認めないといけない時期になっております。母親の調子が悪い時は、年末ギリギリまで待ってから投函します。この急激な寒さに体調を崩さなければ良いのですが。さて、今年は渋柿も柚子も豊作となりました。柿は毎日、カラスとヒヨドリが食事にしています。柚子は色付いたものから順次、収穫して食します。これから、春に向けて庭の整備を始めます。イノシシとシカ対策も昨年以上に強固にする予定です。

  2023.11.14

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  明けの明星

  明け方の４時ごろに撮った金星です。電線が写っていますが、我が家の庭で、試し撮りです。獅子座の中にありますがとても明るいので一目見れば金星とわかります。中学生頃に覚えた星は５０年たった今でも覚えています。夜な夜な徘徊する怪しい老人になりかねませんね。中学生頃に戻るということは、あと１０年くらいで土に還ることになるのでしょうか。YouTubeの動画と写真で奥三河の自然と歴史を残しておこうと実行しいます。この奥三河の空はとても澄んでいて、星空もとても綺麗です。これも後世に残しておきたいと考えて、今一度、天体撮影を再開させました。冬に向かうと、夜の冷え込みは厳しくなりますが、老骨に鞭打ってこの地でなければ撮れない写真撮影にチャレンジしていきますので今後もよろしくお願いします

  2023.10.21

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• コロナ感染体験談

  ９月７日に、大きな集会に参加し、次の日から空咳が出るようになった。９月１０日の午前中はいつも通り、コンビニに買い物に出かけた。そのとき、ガレージから出るとき、花壇の石に後輪がぶつかった。今までそんなことはなかった。買い物の帰り道、センターラインを超えてしまうことがあり、ヤバイと思って体温を測ると３７度を超えていた。その数時間後には３８度を超えていた。それから、寝込んた。月曜日には病院に行こうと思っていた。しかし、熱は３７度であり、とても車の運転ができる状態ではない。よく火曜日には平熱に戻ったが咳が止まらない。コロナに感染した可能性が高いと考え、部屋から出ないように自ら隔離をしていた。体温が平熱に戻ってからが大変であった。二日間ほど、飲み物だけであったので、何かを食べようと思っても食物が喉を通っていかない。ご飯もパンも紙を食べている感覚である。麺類だけは無理やり飲み込むことができたが、食欲はない。５日ほどで、咳き込むことはなくなったが、喉飴は手放せなかった。さらに５日くらいでやっと咳は治ってきたが、夜、横になると咳き込んでしまう。徐々に味覚は回復し、食欲はもと通りになった。５日目には家族に感染した。私から感染したので、病院には私が運転して連れて行った。コロナ陽性反応であったので、私は検査をしてないがコロナ感染したのは間違いない。治ってからワクチンの案内が届いた。完全に元通りになるには高齢者の私は３週間が必要であった。気候も良くなってきたせいもあろうが、以前より体調が良くなったように感じている。免疫力もアップしたのかもしれない。あと、二日間の絶食により体重が２キロほど減ったため体の動きを良くしているのかもしれない。いずれにしても、感染しないように心がけながら生活していきたい。空気の綺麗な田舎であっても慢心してはいけないことを学習したのである。

  2023.10.04

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  枯れゆく竹林

  竹の花は60年ごとに咲くそうです。120年周期とも言われていますが、今から120年前にさいた記録が残っているのでしょうか。近所の竹林の葉の色が薄くなっていたのを気づいた時はすでに花は枯れてしまっていました。写真の竹が60年前に咲いたかどうか、確かめる術はありません。この竹林の目の前に住んでいる、９０歳代の方に話を聞くと、若い時、見たことがある、これで２回見たことになる、とおっしゃっていました。正確な年は覚えていないそうですが、120年ではなさそうです。人間も還暦を一区切り、と考えます。古希を過ぎた私はもう一度見ることはできません。もし、60年周期が正しいとすれば、他の地域でも同じ現象が起きるかもしれません。気にしながら竹林を観察してみたいと思いました。全体のようすはyoutubeにアップしましたので、興味関心のある方はご覧ください。​竹林

  2023.09.04

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  キリギリスの羽化

  涼しくなった朝の散歩で見つけたキリギリスです。まだ脱皮したばかりでしょうか？すでにコオロギは鳴き始めていますが、キリギリスも仲間になって合唱を始めるのでしょうか。鈴虫もそろそろでしょうか。さてさて、猛暑のため、ドローンの撮影も控えておりましたが、来週から意欲的に撮影を復帰させたいと思っております。四谷千枚田線という超ローカルバス路線が９月末に廃止となります。新城と田口を結ぶ主要路線も乗降客が減少しており四谷千枚田線は主要路線から分岐する２キロほどの短い路線です。地元の中学生が利用するだけで、一般の乗客は限りなくゼロに近い路線バスです。このバスを目にするのもあと数日です。記録写真として残しておきたいと思っております。滝上、松下、境場、四谷千枚田口のバス停付近の様子はyoutubeチャンネルをご覧ください。以下にリンクを貼りましたのでご覧いただけると嬉しいです。​四谷千枚田口のバス停​​滝上バス停​​松下バス停​​境場バス停

  2023.09.02

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  ツユクサ（露草）

  朝起きて散歩に出ると、草が夜露に濡れている。ツユクサの名前は露草に由来するのでしょうか、牧野先生。牧野富太郎の植物図鑑は我が家に一冊本箱にある。重いため、滅多に開かない。つい先日まではムラサキツユクサと一緒に咲いていたが、今はムラサキツユクサの咲いているのは見かけなくなった。我が家の庭にはツユクサがたくさん咲いている。しかし、お盆の前に庭の草刈りをした庭には咲かない。雑草だから刈り取られてしまう。ススキも同じように刈り取られる。昔は稲刈りが終わると、野山の草刈りをして、田んぼに入れた。雑草といえども田の栄養にした。稲作をやめたため、刈り取られた草はゴミ収集車に運ばれ、焼却される。我が家の庭にはハギの花が咲き始めている。そしてススキも穂を実り始めている。

  2023.08.28

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  Instagramの再開

  奥三河地方ではただいま、あちらこちらにテッポウユリが咲いています。写真は海老神社の境内に咲いているテッポウユリでっす。さてさて、8月も下旬に入り、一階に引っ越してから、徐々に落ち着いてきました。スマホのバッテリー充電ができなくなった時は焦りましたが、夜になって気温が落ち着くと元通りに復帰してやれやれです。ドローンのバッテリーも熱くなりすぎて不調でした。車の中に置きっぱなしにしていたのがよろしくなかったようです。即座に撮影ができるように車に置いておいたのですが、夏はやめた方が良いみたいです。YouTubeへの投稿も控えておりました。数日前から休止していたInstagramを再開しました。ウクライナへのロシアの侵攻が始まった時から休止していました。まだ、戦争は続いております。ウクライナから日本で生活している方も安らぎは得られていないでしょうが、未来に向かってほしいと願います。そして、私も生きている限り、前進していきたいと決めました。

  2023.08.22

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  百日紅と書いてサルスベリ

  百日紅は100日の紅の花と書きます。我が家の庭の百日紅は白花です。サルスベリは猿滑りの意味で、樹皮がツルツルで猿も滑る、ということです。紫っぽい花もあります。なぜか、我が家には３色の百日紅が咲いています。白花の開花が最も遅いです。１００日、花が咲いているわけではなく、球形の花の蕾が順番に咲いていくので、長い期間、花を楽しめます。とは言っても、我が家では１ヶ月半くらいで、50日くらいしか咲いていません。以前から、紅白の百日紅は咲いていたのですが、昨年から紫色も咲いています。植えた覚えはないのですが、どこかから種が飛んできたのでしょう。赤と白の交配で紫色になることはありえないとは思うのですが。とにかく、百日紅は繁殖力は旺盛です。これ以上増えて、庭を占拠されても困るので、小さな芽を見つけると抜き取っていますが、なかなか大変な作業です。この白色の百日紅は毎年、お盆が過ぎると咲き始めます。今年も例年通り。例年通り、ほっとしますね。

  2023.08.19

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  晩夏を告げるリコリス

  台風一過を期待したのですが、湿気が多く蒸し暑い１日でした。時折、雨も降りました。庭にはリコリスが咲いています。お彼岸までには１ヶ月ほどありますが、先駆けてリコリスが咲いています。球根ですので、毎年同じ場所の同じ時期に咲き始めます。当初、イノシシよけに植えたのですが、今では私のお気に入りの花となりました。ユリの球根はサルとイノシシの大好物なのですが、リコリスは嫌いなようです。季節の移ろいを告げてくれるリコリスです。昨日は我が集落の「風祭り」でした。二百十日のやってくる前に風神様に作物の被害を最小限にしていただくためにお祈りをいたしました。水は欲しいけど、被害は嫌。厚かましいお願いではあります。細やかなお祭りですが、暑さに負けずにみんなの元気な姿を拝見できるのは過疎化の集落にとっては貴重な時間です。

  2023.08.17

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  サギソウ

  本日、Aコープに買い物に出かけました。今年に入って２回目です。日常はコンビニで買い物は済ませるのですが、明日の村のお祭りにお供えする供物を買い出しに行きました。今年の買い物当番に当たっていました。農協に用事があり、ちょっとお顔を出したら、入り口にサギソウが置いてありました。これは見事と撮影してきました。その昔、我が家にも植えようと苗を購入した年は咲きました。2年目からは枯れてしまいました。難しそうなので、諦めています。これを見て、再チャレンジをしようかな。さて、台風７号の影響もこの奥三河では午前中で、ほぼ終わったのでしょうか。空が明るくなってきました。明日のお祭りは無事にできそうです。やれやれ。

  2023.08.15

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  癌と共に生きる

  ２階から１階に引っ越しを機に私物の整理もしている。12年前の春に私は大腸癌のステージ４になり、余命１年を告知された。なぜ、私が？還暦になるまで、病気とは無縁であった。なぜか、いまだに生きている。抗癌剤のアバスチンの臨床実験の時にいただいたパンフレットが出てきた。もしものことを考えて、人工肛門は残しておいたが、数日前に処分した。パンフレットもこれを機に処分しよう。体験談は電子書籍に残した。古希を迎えたとき、振り返りを書籍に残そうと書き始めたが、挫折している。７７歳の喜寿まで生きることができたら続きを書こう。癌細胞は正常な細胞が変化する。外から侵入するわけではない。治療薬で元の正常な細胞に治してくれるわけではない。あくまでも、自分の細胞は自分の力で元通りにする。できなければ、摘出手術を行う。私は８cmほど切った。今でも、どこかにがん細胞は潜んでいるかもしれない。死ぬまで、がん細胞と仲良く生きていこうと思っている。癌細胞も私の体の一部です。私が死ねば、癌細胞も一緒に死ぬんだから。爪や髪の毛も伸びたら切ります。癌細胞が大きくなったら、また切る。それだけ。

  2023.08.06

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  障子の張り替え

  ２階から１階に引っ越したのを機に日本間の障子を張り替えようと、朝から精力を費やし、午前中に力尽きました。８個を予定していましたが一個でリタイア。その一個もできればやり直したい気分。古い障子を破くところまでは順調だったんですけど。体力の衰えを実感したのでした。焦らず、のんびりと今年の夏が終わるまでになんとか終えましょう。多分、終わる頃には腕も上達することでしょう。２階は遠くまで見通しが良かったのですが、１階は地面に近く、落ち着きを感じることができます。そして、数年後には土に還り、永遠の眠りにつくのでしょう。おまけの人生は焦らず、流れに任せ、ほどほどに慎ましく、穏やかに生きて参りましょう。死を迎える前には、襖も張り替えたいものです。綺麗になるかどうかは別問題ですけどね。

  2023.08.05

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  いつまで続くのでしょうか、この猛暑

  ８月になってもまだ続くこの暑さ。来週の８日は立秋です。この暑さもピークを迎え、徐々に秋めいてくるわけですね。暑中見舞いから、残暑見舞いに変わります。我が家の庭にはコムラサキのキュートな花がたくさん咲いています。暑い夏ですが、植物たちは実りの秋に向けて着々と準備を進めています。それでも。奥三河の里山は太陽が沈むと風が吹くようになってきました。明け方は窓を開けて寝ていると肌寒く感じます。昨夜は扇風機のタイマーをかけ忘れ、１時過ぎに目覚めてしまいました。季節の微妙な変化に植物は敏感に反応します。田舎の生活は自然と共に生き、年老いていく。死ぬまでの心の準備は私にはできているのだろうか。まだやりたいこと、やらなければならないこと。煩悩を捨てることがいまだにできない私。

  2023.08.02

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  落ち着く日本間

  ２階から１階に引っ越して、落ち着きました。南側の障子を開けると縁側があります。そこに座ると空がよく見えます。２階からも見えましたが、座っては視野が狭くなります。縁側では足を外に出せば、ゆっくりと眺めることができます。まだ虫たちが入ってきますが、蚊取り線香も風情があっていいものです。ちなみに私は金鳥の蚊取り線香の香りが好みです。一昨日は満月前のお月さんが雲の合間から眺めることができました。贅沢な時間です。これから夜も長くなります。お月見も楽しめそうです。例年はお盆を過ぎるとコオロギの鳴き声も聞こえ始めてくるのですが。いったいこの暑さはいつまで続くのでしょうか。これから地球は環境破壊を飛び越えて地球自体が破壊されてしまうのでしょうか。その理由は人間たちの横暴。

  2023.08.01

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  オオマツヨイグサ

  朝はほんの少し涼しさを感じることができるようになりました。早起きして、庭を散歩しているとオオマツヨイグサが咲いているのを見つけました。秋の気配を感じさせてくれました。昨日の午後、１時間ほど夕立があり、地面も久しぶりの雨水を含んだようです。暑さに耐えきれず、夏眠を決め込んでいた植物たちも目覚めてきているのでしょう。８月初旬の立秋を過ぎれば、残暑となります。閑話休題昨年の７月下旬にドローンの免許を取得して一年が経過しました。YouTube活動もまもなく一年です。この暑さではドローンのバッテリーも高温になり、飛行も不安定になるので撮影も控えております。スマホも動画撮影を長時間行っていると熱くなってきます。機械だけでなく、私の身体も不安定になってきます。夜は涼しくなってきて、寝苦しくて目覚めることがなくなってきました。待宵草は涼しくなってきた朝方を待ち望んでいたのでしょうか。私は秋の木々の実りと金木犀の香りを待ち望んでおります。

  2023.07.29

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  Apple TV

  我が家の庭にはこの暑さに負けず、ベゴニアの花が咲いている。Apple TV +でゴーステッドという映画を観た。その冒頭で鉢植えのベゴニアの花が出てきた。毒があるのでペットには気をつけて、水は２日に一回。映画で教わったのは珍しい。この映画とても気に入って、すでに数回は見直している。アナデアルマスのキュートな姿に惚れてしまった。Mac miniを購入したので、３ヶ月間の無料体験ができる。ゲームもできたが、無料体験するつもりは全くない。８月には無料期間が終了する。継続しようか、迷っている最中。ドラマは毎週続くので、面白くても途中で飽きてくる。あとでみようと思いつつ、日が経つ。「どうする家康」も毎週録画はしているが、たくさんたまると観る気が失せていく。とりあえず、アップルさんが値上げをしなければ継続しようかな。

  2023.07.24

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  不名誉な杖

  先日、YouTubeの撮影のため、４００mほどの鉛山に登ってきた。高低差は３００mくらいである。鉛の産出された鉱山で鉛山と書いてカナヤマと読む。もちろん現在は採掘されていない。地元の人の話では７００年前頃から採掘されていたと言い伝えられているが、証拠はない。長篠の戦いに使用された鉄砲玉として使われたのではないかと推測されている。古戦場から見つかった鉄砲玉の成分が似通っているからという推理。いずれにしても純度は低かったようである。私は普段、山登りなどしたことはない。５０m程の神社に登るのがせいぜい。案の定、登りはなんとかなったが、下りの途中から足がガクガク。同行者の方が木を伐って作ってくれた杖。たどり着いた時は、立っているのがやっと。翌日は筋肉痛。大変、苦い思い出となりましたが、得られた内容は心に残るものとなりました。

  2023.07.22

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• 私がこのブログを始めた理由

  私は還暦の年に大腸癌を患った。見つかった時には膀胱、リンパに転移しており、ステージ４であった。発見から２週間後には人工肛門と胸に抗がん剤を入れるためのポートの装着手術を受けた。余命一年と告知された。それから抗がん剤、大腸癌の摘出、さらに抗がん剤治療を２年間ほど行った。仕事は全て辞め、療養生活に専念した。抗がん剤は体力、知力とも萎えさせる。大腸癌の摘出手術と同時に人工肛門は元に戻してもらった。まだ生きていけるのかどうかもわからなかった。生きていくために年金だけが頼りであった。２年間に学んだことは多く、人生観を大きく転換させてもらった。「生きていくためにはお金が必要である」のではなく「生きていくためには健康でなければならない」健康でなければ、稼ぐ手段もないのである。知力のリハビリのつもりでこのブログをスタートさせた。体力は庭で花を育てることから始めた。ロシアのウクライナ侵攻により、ブログ、インスタはほぼ休止状況にした。健康であっても平和な世界でなければ生きていくことができないと思い知らされた。そして、昨年からYouTube活動を始めた。映像と音楽のみで発信している。自分の意見や主張はせず、ありのままの自然と歴史を配信している。まだ、ウクライナでは戦闘が続いている。どう環境が変わろうともこの美しい自然と古い歴史は後世に伝えたいと願っている。YouTubeでは伝えられない私の思いをこのブログを通して、時に婉曲に、時にダイレクトに発信していきたい。

  2023.07.20

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  暮れなずむ里山と我が青春

  田舎での子育ては大変である。小中学校は義務教育なので僅かではあろうが金銭面での補助もあろう。しかし、義務教育ではない高校からは大変である。この近辺に高校はなく、バスと電車で通学しなければならない。ましてや大学はない。一本、バスや電車を逃せば、遅刻である。大雨により、倒木や崖崩れがあれば、バスは迂回して迎えに来てくれるわけではない。市になんとかしてほしいと要望を出しても返事は決まっている。個人的な事情だけで税金を使うことはできない。「子どもは大事である」と公言しているにも関わらずである。高校、大学のときこそ、人生で一番輝く青春時代である。有意義に過ごすことを今一度考え直すときではないだろうか。中学高校時代は「天文少年」と呼ばれていた私である。天気が良ければ、暗い夜空を小さな望遠鏡で星雲や星団を探し、時間を忘れて何時間でも眺めていた。流れ星を待ちながら、屋外で寝てしまったこともあった。思うに、学校や家庭での事より「宇宙への夢」を抱いた青春時代であった。５０年前から高校と大学は通う場所になってしまった。私の青春時代は大学は闘争の場であり、紛争の場であった。その後、落ち着いた大学であるが、新しい時代を築くことはできなかった。ネット社会となった現在、学ぶ場は大学である必要はない。高校も同様である。子どもたちは既成の枠から飛び出し、自由に活躍してほしい。個々人の才能を磨き、世界で活躍してほしい。自分自身を見つめ、雑踏から逃れ、豊かな自然の中で自分の能力を見つけて欲しい。大人たちが子どもの能力を摘んだり、妨げるような行動は慎むべきであると私は考えている。

  2023.07.12

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  ハスラーとのお付き合い

  何年前に購入したのか記憶は定かではない。まもなく走行距離９万キロである。初代のハスラーであるハスラーに乗り換える前までは、軽などには乗れないと軽んじていた私である。今では私の足となって馴染んでいる。軽のE V車を昨年の暮れ、息子が購入した。１月に支払いをして、半年後の７月に補助金をもらって、もうくれないかと思ったと愚痴をいう。実は私も補助金が継続されるなら購入も考えている。充電装置はすでに我が家のガレージに備えたので、ガソリン給油に１０キロ先までいくというロスを防ぎたいと考えている。息子は夜間に、私は昼間に充電すれば良い。今は出かける用事のついでに給油しているが、ガソリン給油のために用事を作っている側面もある。ガソリン給油に出かけるだけのための二酸化炭素の放出量を減らせるという美談。いずれ、ガソリンスタンドも少なくなり、老いた自分も免許を返納しなければならない。ハスラーは軽トラの役目を持ってもらう。微々たる小遣い稼ぎができるうちに購入したいと考えている。

  2023.07.11

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  山百合の花

  毎年、我が家の庭には山百合が芳香を漂わせていたが、今年はしない。理由は昨年、山百合の球根が猪の餌になってしまったから。強い芳香は苦手な方もおられるであろう。私が好きである。最近は稀少となり、販売されることも少なくなってきたし、高価な買い物になる。猪に高級料理を無料で差し上げるのはもったいない。と言って、猪に請求するわけにもいかない。１０年前と比べると猪は減少しているようである。あくまでも私の印象であり、統計をとっているわけではない。１０年前、私がこの地にUターンしてきた時、猪の檻を設置しており、毎週のように捕獲された。現在は捕獲されることもなく、檻は撤去された。自然のまま、そのままにしておけば、ユリたちも増えてくるのにと思うのであるが。最近は環境美化の名のもと、草刈機で雑草を刈り取ることが多い。人の通る道はともかく、せめて、山百合の咲く場所を草と一緒に刈り取るのはやめてほしいと思うのである。多様性こそが自然である、と私は思う。

  2023.07.10

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  2階から１階に引越し

  大阪から故郷である奥三河の里山に移り住み、第二の人生を歩み始めた私である。あっという間に１３年が経った。父を弔い８年である。母も卒寿を超えている。昨年の夏から、あまりの暑さに耐えきれず、一階の物置を寝床にしていた。暑さもあるが夜の間の母の体調も心配であった。今年の夏から生活の場を１階とするため、引越し作業に勤しんでいる。私の一日の生活の大部分はパソコンの前である。昨年からYouTube活動を開始してからパソコンの前に居座る時間ものびたのである。気候が良い時は庭作業である。年齢とともに階段の乗降がしんどくなってきたのも大きな理由である。重い荷物を持って降りるとき、不安に感じることもある。重いものは今のうちに１階に移しておこうと意を決したのである。引っ越しを機に、パソコンのモニター代わりにと、６５インチの４Kテレビを購入した。思いのほか大きくて驚いた。いずれはNHKともお別れしたいのでチューナーレスにしたかったのであるが、チューナー付きの方が安く、センスがハイとは思えないHISENSEを購入した。パソコン、プリンター、机などもレイアウトをじっくり考えながら運ぶ予定である。2階は衣服置き場と昼寝場所しましょう。

  2023.07.09

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  ドローン、一年の振り返り

  昨年の真夏の炎天下、ドローンの免許を取得するため、豊橋まで通った。その甲斐あって８月には民間の免許を取得した。８月にドローンの購入、９月には登録と飛行許可を取り、初飛行からおよそ１０ヶ月が経過。操縦にも慣れてはきたが、思い通りに飛ばすことはまだまだできない。初心者からは脱去できそうだとは思っているが。昨年の暮れから、ドローンの免許は国家試験になった。国家試験に挑戦した気持ちはあるが、飛ばすのに不都合はないので、なかなか受験できない。さて、私が免許取得しようと思った動機は動画の記録撮影をしたかったのである。この奥三河は自然に恵まれ、歴史豊かな地域である。設楽ダムの建設が本格的に始まり、山々の木々は伐られ、住む人々は移転した。あと数年後には様相が一転しそうである。その前に、今のままの様子をたとえ一つでも映像記録として後世に残しておこう。そう思ったのである。私に残された時間は決して多くはない。自然は環境変化を敏感に感じ取り、適応するために増殖を繰り返す。人間にそのような能力は弱まっているのではなかろうか。人間が生きるために自然を都合よく変えればよかろう。そんな不遜で傲慢な輩が世界に多く存在する時代になってしまった。神はもう一度、石器時代から造り直そうと思い始めていなければ良いが。

  2023.07.06

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• 小さな集落の小さなお祭り

  我が集落は限界集落である。１２戸である。そのうち３世帯が一人住まい。もちろん平均年齢は限りなく８０歳に近い。かくゆう私とて古希を過ぎてしまった。私は順番で行くと中間くらいである。母親は９１歳。老々介護である。１０年後、どうなっているかは誰にもわからない。７月の第一日曜と８月の１６日には毎年ささやかなお祭りを行なっている。そのうちの一軒から都会に住む息子さんが初めて参加してくれた。普段は土日に来て、午後には帰宅していたが、お祭りのため日曜日に一泊してくれた。たいしたことをやるわけではないけど、続けてきてよかったと思うのである。近況を話したり、健康かどうかを確認したり、家族の話をして早めに解散する。役に立つわけでもないのでやめましょう。そんな声もあるでしょうが、こんな集落であるがゆえ、必要なお祭りと思いました。

  2023.07.04

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  細葉石楠花の挿し木

  ５月の上旬に挿し木した細葉石楠花から新しい芽が出てきました。なんとか新しい根が出てきてくれたようです。昨年から試験的に挿し木を始めているのですが、今年はうまくいきそうな手応えです。去年は１０本ほど挿し木したのですが、２本だけ生き残っており、その他は枯れてしまいました。この挿し木をした細葉石楠花は白い花を咲かせます。通常はピンク色の花です。このあたりは細葉石楠花の原産地でもあります。白色はとても貴重になっています。我が家の庭の白い石楠花も、ここ数年で枯れ始めており、なんとか増やしたいと思って挿し木にチャレンジしております。このままだと絶滅の可能性もあります。なんとか、後世に残しておきたい。そう願っております。

  2023.06.29

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  時の流れ

  「光陰矢の如し」という。あれよあれよと月日は流れ、今年も６月、半年が過ぎる。知らぬ間に蛇の季節がやってきていた。本日、我が家の庭で今年初めてシマヘビを見かけた。例年より遅い初見である。私が見たのが初めてであり、蛇たちはもっと早くから冬眠から覚めている。カエルやトカゲなどが出没する頃には目覚めている。家の近くにはヤマカカシやアオダイショウはよく見かけるが、シマヘビは久方ぶりである。アオダイショウとシマヘビは人間に危害を加えることはない。むしろ、ネズミやモグラを駆逐してくれる。今まで家の周りには野良猫が住み着いていたので、蛇にとっては近づきがたい我が家であった。特に、蛇の赤ちゃんは野良猫の格好なおもちゃであった。猫がいなくなったことを敏感に察知したのであろう。これから、家の周りでヤマカカシやマムシを見つけたら、駆除しなければと思ったのである。

  2023.06.05

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  iPhone１３mini

  iPhone１３miniを購入しました。胸ポケットに入るiPhoneはSEとこれだけになってしまいました。SEも昨年購入したのですが、６４Gであっという間に容量不足になってしまいました。YouTubeの４k動画が思いの外、容量を使います。今後は胸ポケットに入る大きさのスマホは追いやられる運命でしょう。そう思って、miniを購入いたしました。容量も２５０Gで１０万の大台に達しました。古希を過ぎた年寄りがいまさらという気がしないでもありませんが、年老いたからこそ、今のうちに使いこなしておこう、と考えたのです。今年はiMac miniも購入しております。これでiPadを購入すればAppleの売り上げに貢献することになります。以前、Androidスマホも購入したのですが、Appleとの相性が良くなくて、手間がかかりました。中国製のドローンはAppleとの相性は良くありません。ですから、Windowsのパソコンも重宝してますが、利用価値は少ないと言えます。とは言ってもMicrosoftを場外に押し出すこともできません。もう、アメリカと喧嘩はできない日本になってしまいました。どう考えても、戦争は人類の未来を奪います。

  2023.06.01

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• 野良猫マー子の命

  昨日、我が家の庭にうずくまっていた野良猫。もう、5年ほど前から我が家をテリトリーにしていた。出会いはまだ生まれて間のない頃。タヌキ顔の母親とそっくりでした。毎年、たくさんの子どもを産んでいたようです。年に３回ほど、大きなお腹を抱えていたので、産んだことは間違いがないのです。実際のところ４ひきの子猫を引き連れているのは見たことはあるのですが、それ以外は見たことがありません。今年の春は少し膨らんだお腹で、子育てはしんどかったのではないでしょうか。数日前から、私の顔を見ると鳴いていました。ところが、昨日は鳴きもせず、ずっとうずくまっていたのです。近づいても、逃げもしません。立ち上がっても、動きが鈍いのです。明らかに、体調が悪くなっています。お腹の辺りは痩せ衰えています。生まれた赤ちゃん猫がこれから生きていくには母猫が必要ではないか。そんな時期です。今朝起きて、近所を探したのですが、見当たりません。家の前の庭は野良ちゃんのトイレでした。特に支障はないので、追い出さずにいました。鬱陶しい猫だと思いつつ、時には癒されていました。おそらく、二度と見ることはないでしょう。

  2023.05.17

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• 便利な都会と不便な田舎

  街から里山に移り住んでから移動手段は車に変わった。かれこれ１２年目である。最初の５年間ほどは癌との共生生活であった。過去、未来を眺めず、今を生きることだけ考えてきた。抗がん剤を投与していた頃は車の移動もできなかった。不便だと感じていたが、外部との接触を断ち、自分の時間を過ごせたことは今となってはありがたいことであった。唯一の公共交通はバスであるが、一日の本数は指で数えられるほどである。都会とは比べようもない。連休には多くの車が街からやってきて、狭い道は渋滞する。普段は感じることのないストレスを感じるのである。極力、外出は控えている。現在の私に便利さはいらない。どんなグルメよりも、美味しい空気と水、そして穏やかで豊かな心を持ちながら、長生きしたいと願っている。

  2023.05.03

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• 温故知新

  昨日、YouTubeチャンネルで松下家のルーツをたどり、医徳寺をアップした。自分の作成した映像を見ながら感傷に浸ってしまった。苔むすぶ200年前の石仏から過去の人々の想いが伝わってくる。人の命は桜の花びらの如く儚い。桜の花の命は短くても、来年の春にはまた花開く。たとえ、花の命は短くても、桜の木の寿命は１００年以上続くのである。人の命も人類の歴史の長さと比べたらあっというまに散るのである。花を咲かせていない時間の方が圧倒的に長い。私に残された命は短いかもしれないが、最期は清く美しい心で散っていきたい。そう願うのである。過去の人々の残してくれた心の足跡。平和に生きることができた私たちは未来に生きる人たちに平和へのメッセージを伝えたい。散る前に。

  2023.04.15

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  つくしんぼう

  我が家の駐車場の脇で見つけたツクシです。土から出てきた筆のように見えるので土筆と漢字では書きます。土筆坊は「つくしんぼう」とか「つくしんぼ」とも呼ばれています。新城市は面積が広く、作手、新城、鳳来地区の３地区があります。つくで、しんしろ、ほうらいの文字を組み合わせると「つくしんぼう」となります。JA愛知東には「つくしんぼうの会」という女性中心で活躍しているグループがあります。「つくし」には「人に尽くす」という意味あいも込められています。もっとも「つくしんぼう」には女性に尽くす男性の行動も意味した時代もあったようです。女性の送り迎えを率先して行う男性を「アッシー」と言った時代もありましたね。明日はお彼岸の中日。暑さ寒さも彼岸まで。私は２０１２年のお彼岸にステージ４の大腸癌を患い、余命１年の告知をされました。あれから１０年が経過してしまいました。まだ、生きていられることに感謝して、一日一日を大切に長生きしたいものです。

  2023.03.20

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  梅の香りに包まれる里山

  まもなく、満開を迎える梅の花たち。近寄れば、梅の香りが春を感じさせてくれます。写真は枝垂れ梅です。梅に囲まれると、梅の香りだけを楽しむことができます。朝はまだ霜が降りるほどの冷え込みですが、昼間は服を一枚脱ぎたいほどです。季節の移り変わりです。ドローンを操縦するようになって半年がすぎ、やっと私の手にも馴染んできました。まだまだ、初心者マークをつけた方が良いのでしょうが。この写真もドローンで撮影したものです。撮影のバリエーションも徐々に増えてきて、今の季節は梅を追っかけております。次は桜、桃と続きそうです。

  2023.03.04

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  シロバナタンポポ

  我が家の庭には２本のシロバナタンポポがさいていましたが、昨年は咲きませんでした。絶えてしまった可能性もあります。今年は苗を２本購入しました。そのうちの一本が開花しました。西日本ではごく普通に見られるのですが、この愛知県の奥三河では珍しいです。憶測ではありますが、このあたりが東の限界と思われます。鉢植えにしてありますが、今後は適当な場所に植え付けて、長く咲いてもらいたいものです。根付いてくれて、増えていってくれると嬉しいです。

  2023.03.02

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  川売の梅の花

  日曜日の雨に誘われ、開花を早めるかも、と期待したけれども、今朝の寒さに縮こまってしまうのではないでしょうか。２３日の祝日から「梅まつり」を開催するようです。現在はまだ２分か３分程度の開花だと思われます。ただ、中には満開に近い木もあります。この後の天気にもよりますが、３月上旬が見頃になるのではないでしょうか。３月１２日の日曜日には、川売に行く途中の海老神社では祈年祭が行われます。どうか、ご参拝もお待ち申し上げております。

  2023.02.21

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• 春の雨

  食べる春雨は春の雨のように細いからであろうか。今日の雨は濡れるには冷たい雨である。太平洋側に雪を降らせる低気圧ではあるが、この奥三河地方では雪になることは稀である。私にとっては嬉しい雨である。様々な植物たちが、この雨で目を覚ますからである。梅の花もこれで一気に開花していくであろう。ミツバチたちも蜜の香りを待ち望んでいるだろう。少し南の暖かいところでは菜の花も見頃を迎える。昨日までたくさん飛び散っていたスギ花粉も今日はお休み。古希を過ぎた私にとって、残りの人生は疾風の如く過ぎていく。あれもこれも放り出し、自分の心の赴くままに突進したい気持ち。最期は軟着陸しなければ。いつ死がやってくるのかわからないところが、人生の醍醐味でもある。

  2023.02.10

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• EV車の乗り心地

  昨年の暮れに三菱の軽EV車がやってきた。私は相変わらずハスラーに乗っているが、我が息子が購入したのである。一年近く待たされた。とにかく、音がしない。室内でもエアコン程度のモーターの音である。今まではガレージの近くまで来れば音が聞こえたが、今はドアの開け閉め、ガレージのシャター音で帰宅がわかる。発進する時、エンジンを吹かさなくてもスムーズである。システムはハイテクである。ハスラーの発売当初はハイテクだと感じたが、EVはハイテクが結集している。ガソリンスタンドまでガソリンを使って購入しているのがアホらしく感じる。我が家は近くてもガソリンスタンドまで片道１０キロである。フル充電しても走行距離は短いが、遠出はもうしたくない。田舎でちょっと乗るだけならEVの方が良い。あと、もうちょっと安くしてほしい。

  2023.01.14

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• 忙しさと虚しさ

  ２０２２年はあっという間に過ぎ去りました。慌ただしさ、忙しさ。時間に追われた日々でした。ふと、何をしたのだろうか。振り返ると、虚しさを感じてしまいました。余命１年を宣告されて、すでに古希を過ぎてしまいました。既に、おまけの人生を堪能させていただきました。昨年は、お役に立てればと思い、あれもこれも引き受けてきて忙殺された年でした。今年からは、残された人生、有意義に過ごさなくては。終活を見据えながら、のんびりとこの里山の自然と歴史を味わいながら、のんびりと過ごしていきたいと思っております。更新が滞った２０２２年でしたが、今年もボチボチと歩んでまいりますのでよろしくお願いします。

  2023.01.13

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• 老人YouTuber

  YouTubeを始めて半年近くになる。８月にドリーンの民間免許を取得し、９月中旬に飛行許可の申請にもO Kが出た。それ以来、ドローンで撮影した動画を配信するようになった。それから、徐々に視聴回数が増え始めた。先週は１万回をこえた。飛行時間も増えてきて、少しずつではあるが操縦技術も高まってきていると実感できるようになった。私がYouTuberを始めた目的はこの地域の自然と歴史を後世に残しておきたい。明治時代に写真が日本でも使用されるようになった。大正から昭和初期にかけて田舎でも写真撮影がされるようになった。戦後はどこの家にもカメラがあるような時代に変わった。そして、現在、カメラはスマホにかわりつつある。スマホは個人の所有であり、SNSや共有機能は発達している。まさにさまざまな映像はこの世に溢れている。著作権、肖像権等々で保管もままならない時代でもある。奥三河の自然と歴史を整理し、どこかに留めておきたい。そんな想いで、日々活動している。チャンネルタイトルは「奥三河の自然と歴史」である。多くの方からの意見をいただけるとありがたいです。

  2022.12.08

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  きいろに染まるイチョウの木

  我が里山のイチョウが色づいてきました。日当たりの具合でまだ緑の木々もありますが、ここ数日が見頃でしょう。名の知れたイチョウの木も多くあるのですが、見物客がいたり、車の往来の激しい場所であったりする場所が多いです。そのような場所ではドローンを飛行させることはできません。ドローンで民家を撮影することも基本的にはできません。写真の民家は空き家となって久しいです。住んでいた方が植えたのか、自然に生えてきたのかは分かりません。新城市内の銀杏並木が数年前に切り倒されたという話題がありました。落ち葉の掃除が大変だからという理由で切り倒されたようです。それなら、最初から植えなければいいのに、と思ったものです。イチョウは西洋では「生きた化石」として知られています。切り倒されない場所を選んで植えてあげればいいと思うのですがね。

  2022.11.10

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  私のBookshelf

  いつの日か、整理しなければと思いつつ、乱雑な私の本棚。数ヶ月前から始めたYouTubeの更新が忙しく、blogの更新がままならない日々。ドローンで撮影しているのですが、なかなか腕が上達しない。さまざまの規制を守らなくてはならない。天気が良ければ、良いで逆光も気にしなくはならない。穏やかな天気でも、気流が安定しない日もある。日当たりが良すぎると画面が見にくくなる。もっとも重要なのはコンテンツである。我が家の庭をとっても文句を言われる筋合いではないが、他人様のものを勝手に撮るのも憚れる。この里山を愛してくれる一人ひとりとコミュニケーションをとりながら、愛好者のネットワークを築きたい。そんなソーシャルネットを望んでいるのですが、なかなか思い通りにいかない。世の常ではありますが、我が道を行く。このまま死んでいくわけには行かないので、本棚は整理しなくては。

  2022.11.05

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  秋明菊

  植木鉢に植えた秋明菊が咲きました。やっと、という感じです。昨年は、母親に咲く寸前に刈り取られてしまいました。今年は、猪に荒らされてしまったので、新たに植木鉢に植えました。時々、水をやり忘れてしまいましたが、嬉しいです。縁側のポットマムも満開です。縁側の菊は日光はよく当たり、虫もやって来ないので綺麗に咲いています。自然のままで花は育てたいのが私のポリシーですが、最近気持ちが揺らいでいます。樹木は鹿に襲われ、草花たちは猪が掘り出し、人間は容赦なく、エンジン付きの草刈機で軒並み刈り取ります。私の生きているうちに共生できる環境をと思っておりましたが、植物の繁殖力に私は太刀打ちできません。悩みは尽きませんね。とりあえず、冬になったら次の作戦を練りましょう。

  2022.10.24

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  金木犀

  我が家の裏庭に植えられている金木犀の香りが漂い始めている。明け方は涼しくなってきたが、洗面所や北側の二階の窓は開けっぱなしである。そのため、あちこちの部屋中に金木犀の香りがしている。満開になると、家の外に出ると良い香りがしてくる。どれだけ、iPhoneのカメラの性能が良くなっても香りをおさめることはできない。我が家の数日間の贅沢である。明日から１０月。来年のカレンダー手帳の購入時期となってしまった。スケジュール管理はスマホ主体ですが、アナログ管理も欠かせない。

  2022.09.30

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• とんでもないお彼岸の中日

  現在の雨の状況は正確にわかる。しかし、数時間後の雨量は誰にも予測できない。明日の天気すら的確に予報することはできない。毎年、お彼岸の中日には多くの人がお墓参りに出かける。私は昨日の雨の合間をぬってお参りしてきた。今日は、雨に濡れながらお墓参りにくる人はほとんどいなかった。明日の天気は予測できない。世の中の動きも明日は予測できない。新型ウイルスの影響は大きくなるであろうことは予想できた。ここまで長引くとは思わなかった。ロシアがウクライナに侵攻することは昨年の今頃は予想できなかった。今後、日本がどうなっていくのか、あるいは、私はどうなっていくのか。誰にも予測はできない。今という時を大切に、穏やかな日々を過ごすことが私の幸せ。

  2022.09.23

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  曼珠沙華

  白の彼岸花も満開ですが、真紅の彼岸花も咲いています。曼珠沙華（まんじゅしゃげ）という呼び名がピッタリではないか、と思っております。最近、我が家の庭には猪が出没しており、山百合の球根を漁っております。彼岸花やリコリスはそのまま放置しています。毒のあることを本能的に察知するのでしょう。人間にも欲しい能力ですよね。昔、田んぼだったところにはたくさんの彼岸花が生育しています。その球根を我が家の庭の周りに植え替える作業を冬の間にしております。いかんせん、一人で行う作業のため、時間がかかります。あの世に行くまでに完了させたいものです。

  2022.09.21

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  彼岸花

  彼岸花が咲き始めました。お彼岸は来週の２３日です。お彼岸の中日には満開になるでしょう。我が家の周りの紅色の彼岸花も咲き始めています。彼岸花は咲く時期を間違えることはありません。とても不思議です。暑さ寒さも彼岸まで。台風の影響でしょうか、緩やかな風が出てきました。秋の足音も徐々に近づいてきたようです。台風の被害がないことを願います。

  2022.09.17

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